HDMI・DVI−D端子搭載 BENQ製 24インチワイド液晶 ディスプレィ FP241W
製品を箱から出して設置する


◆箱を開けてみる
 販売が延期され続けていた為にいつ頃から出始めるのかはわから なかったが、購入を決定した時期が良かったのか2週間弱で製品が 自宅へと届いていた。
 以前も今回購入したメーカーであるBENQ社の19インチ液晶 ディスプレィ( FP93GX−S )を購入したが、その梱包されたダンボールの一回り大きいサイズ で済んでおり、厚さこそ2倍強はあるが液晶ディスプレィのサイズ が24インチとは思えないほどコンパクトに収納されている。
 右図にある様に白いシールが貼り付けられているが、ここには中 国製とあり2006年9月と記載されている為に、ほぼ半月前には 出荷されている様な感じであった。
 箱の一面には左図の様に大きくBENQと記載されている物の、 他にはあまり大きく記載されている文字は見当たらず、何の製品な のかはよくわからず箱の左図上面にかろうじて記載されているだけ である。
 製品は左図の様に箱の上下共につなぎ合わせ部分だけにテーピン グされており、右図の様にカッターを使用して切り取ってもかなり 力を入れない限りは、製品までカッターの刃が到達する事はないだ ろう。
 テーピングされた部分を切り取ると、あとはその部分から2方向 に箱を開けるだけだが、左図の様にフタは互い違いに2重になって おり、それらを全て開けると左図の様に見えてくる。
 この部分からは左上部に以下で説明する付属のケーブル類が収納 されている切り込みがあり、そして中央部分には右図にある様な添 付品が収納され置かれている。
 内容物は保証書とドライバー・取扱説明書関係のCDとクイック スタートガイドであるが、CD内のマニュアルには無かったがこの クイックスタートガイドはFP241WとFP241WZの共用に なっており、パッケージ内容を見てみるとDVI−D用のケーブル はオプションとなっていたが、今回の製品には同梱されていた。
 基本的に取扱説明書は添付されておらず、付属のCD内にあるP DFファイルから日本語用の物を参照するか印刷しておくとよいか も知れない。

◆付属品のケーブル
 クイックスタートやCDの他に、その端の方には左図の様に梱包 用の発砲材に切り込みが入れられ、右図の様なケーブル類が透明な ビニール袋に入れられまとめて入れてある。
 左図の袋を開けてみると、右図の様に更にケーブル毎に袋に入れ られており、ビデオ関係のケーブルについてはコネクター部分のみ ではあるが更に発泡材で巻き付けてある。
 付属のケーブルは電源ケーブルの他に左図の様にPCと接続する 為のケーブルが2本付属しており、左側の青いコネクターが以前か ら使用されているミニD−Sub15ピンのRGBケーブルで、右 側の白いコネクターが最近標準になりつつあるDVI−Dコネクタ ーである。
 この白いコネクターであるDVI−Dケーブルのコネクターには 、保護材の他にビニール製のキャップが取り付けてありピンの保護 はかなり丁寧になっている様である。
 そして今回のモニターには右上図の様なUSBケーブルも付属し てあり、モニター自体に内蔵されているUSB用HUBとの接続に 使用するが、本体上部にはUSBカメラ用のUSBコネクターが付 いている為に、専用品か若しくは同等品を取り付ければモニターの 上にカメラを取り付ける事ができる様になっている。
 更にモニターの左側面にはUSBポートが2つついており、キー ボードやマウスに使用してもよいが、USBメモリー等の接続に使 用しても便利であろう。

◆スタンドの取り出しと設置
 ケーブル類を取り出した後で発泡材を左図の様に取り出して持ち 上げてみると中からスタンドの様な物が見えてくる。
 そのスタンドを右図の様に持ち上げてみると、今度は足となる部 分が発砲材に付けられた切り込み部分と箱との間に挿し込まれる様 な感じになっていた。
 その為にスタンドは真上に持ち上げる様にしないと、発泡材と箱 の間に挟まれたままでひねられる事になり破損しかねない為に注意 して取り出す必要がある。
 スタンドは左図の様に発泡材の様な袋に収納されており、本来は 左右に見える四角い部分まで覆ってある。
 このスタンドを使用してモニターを設置する際には、この梱包材 は邪魔になる為にスタンドを箱から取り出した後はこの袋から出し ておくと良いだろう。
 スタンド自体は左図の様に幅の広い部分を下にするが、この部分 はスチール製のフレームがあるにしろ樹脂カバーが付く部分の為に 、落下等の衝撃を与えて変形や破損が無い様にする。
 液晶ディスプレィも24インチともなると少々スタンドのサイズ も大きくなり組み立てても持ち運べないと言う訳ではないが、液晶 ディスプレィを取り付けてしまうと重量がかなりかさむだろう。
 その為にも左右の図の様に実際に設置する部分に液晶ディスプレ ィを設置できるだけのスペースを空けておき、そしてその場所でス タンドと液晶ディスプレィを組み立てた方が良いだろう。

◆液晶表示部の取り出し
 そしてスタンドを取り出した部分にある発泡材を左図の様に更に 持ち上げると、ようやく下から液晶表示器部分が見えてくる。
 こちらも発泡材を使用した袋で液晶表示器全体が覆われており、 右図の様に袋の口から覗いてみると表示器は下側を向いている事が 確認できるだろう。
 その為にこの状態でも表示面自体に物を落下させて破損する危険 性は低いが、スタンド等を落下させてしまうとケース背面が破損し てしまう恐れがある為に、この部分の発泡材を取り出すのは表示器 自体を取り出す直前まで覆い被せておいた方が良いだろう。
 液晶表示器の枠が薄い為に取り出す際にはよほど気を付けないと 表示部分を持ち上げてしまう事になるだろう。
 この重量を持ち上げる為に表示部分を持ち上げてしまうと、表示 器が破損してしまう可能性が大きい為に、表示器を持ち上げる際に は枠の両端をしっかり持って持ち上げる様にし、絶対に表示面に指 があたらない様に注意する必要があるだろう。
 そして表示器を箱から出したならば今度は平らな面に置く様にす るが、左右の様に取り出した空箱を閉じた上に置くのも良いだろう 。
 表示器を取り出した後に置く場所も問題で、ケーブル類等の上に 表示面を載せてしまうと、手で持ち上げる際よりも破損する可能性 が大きく、下手をすると表示面が割れてしまうだろう。
 その為に、表示面に関しては特に気をつけて取り扱う様にする。

◆液晶表示部のスタンドへの取付
 取り出した液晶ディスプレィは先に取り出しておいたスタンドに セットするだけである。
 取り付けにはまず液晶表示器の背面にある右図の様な四角いくぼ みを確認し、USBカメラを取り付ける上部方向に3個所の切り込 みがあるのを確認しておく。
 この3個所のくぼみには左図にあるスタンドの上部にある四角い 部分の更に上部に3つの突起があるのがわかるだろう。
 その為に、スタンドへの液晶表示器の取り付けにはこの3個所の 突起を挿し込むだけである。
 更に上部を挿し込み終わったならば、今度は下部の方を確認する と2箇所の突起が確認できるだろう。
 その為に上部3個所の突起を挿し込む場合には下部を若干浮かし た状態にして挿し込み、そして下部を押し込むと突起部分が固定さ れ組み立て完了となる。
 組み立て後に万が一取り外したい場合には、右図にある丸い小さ な突起部分を押しながら、液晶表示器下部をスタンドから引き離す 様にする事で固定が解除され、その状態を保ちながら液晶表示器自 体を持ち上げれば簡単に取り外す事ができるだろう。
 液晶表示器をスタンドに取り付けたならば、挿し込み部分をよく 確認して外れないかどうか確認する様にする。
 その際には液晶表示器の下部を軽く正面側に引っ張ってみるとよ く、万が一固定されていないとスタンドとの間に隙間があいてくる 様になるだろう。

◆ディスプレィの高さについて

 左側はスタンドを最大に引き伸ばした状態で、右図が一番低くし た様子であるが、今回はソファー前のテーブルに設置した事もあり 、圧迫感が無い様に右図にある様に一番低くした状態で使用してい るが、今回の様な設置であれば完全に液晶表示器の下枠がテーブル に付く位まで下げられれば良かった気がする。
 以前設置していた物がシルバーパネルだったが、今回の製品では ブラックパネルだけとなっていたが、画面サイズが大きくなれば大 きくなるほど圧迫感を感じてしまう様になる為に、今回の製品の様 に全てブラック使用の方が良いのかも知れない。


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