LANドライバー ◆インストール 現在ではADSLや光と自宅でもLANを使用する機会が多く なっていると思われるが、おそらくほとんどの場合には必要不可 欠な物となっているだろう。 こちらは以前からあるチップが使用されていればWindow sで自動的に認識されドライバーがインストールされるケースも 見受けられるが、今回のNotePCではその他のデバイスとな っている事から、東芝のサイトで用意してあるドライバーをその まま使用する事にする。 今回東芝のサイトからドライバー類をダウンロードしてみると 、左下図の様にほとんどの物が2003年製となっている中でL ANドライバーだけは2006年と比較的新しくなっている。 そしてそのドライバーバージョンが8.0.43.0となって いる。 また、右上図の様にイーサネットコントローラとネットワーク コントローラの様にLANに関してどちらかわからない物が存在 する場合があるが、この場合にはどちらか先にドライバーのイン ストールを行ってみて、実際の用意したドライバーファイルを参 照させてみると何のデバイスなのかは自ずとわかってくるだろう 。 もしも周辺機器等でドライバーをインストールする必要のある 製品を拡張している場合には、同じ様な名称の不明デバイスが発 生する為に、予め拡張したものは取り外しておくのも良いだろう 。 その為にも最初に不明なデバイスが何個存在するか調べておき 、どのデバイスが認識されていないかを右上図のデバイスマネー ジャから見つけ出して、認識されていないデバイスのドライバー ファイルを全て用意しておく様にする。 このSetup.exeの無い一般的なドライバーのインスト ールは、右上図の様にデバイスマネージャ内にある不明なデバイ スのプロパティを開いておく。 また、不明なデバイスを削除してWindowsを再起動する と、下図の一つ下にある削除したデバイスのドライバーインスト ール要求としてハードウェアの更新ウィザードが開く為に、この どちらからインストールしても構わないだろう。 デバイスが必要とするドライバーが正常にインストールされて いない場合には左上図の様にデバイスの状態内にあるメッセージ でわかるが、デバイスマネージャ内でその他のデバイスに入って いる場合には左上図にある左上のアイコンも正常な絵柄を表示さ れない。 そして左上図のメッセージの下にはドライバーの再インストー ルボタンがあるが、これも正常なドライバーがインストールされ ていない場合のみのボタンで、通常はトラブルシューティングの ボタンとなっている。 おそらくこのドライバーの再インストールから処理を行っても 問題ないと思うが、通常は左上図の上側にあるドライバーのタブ をマウスでクリックする事により右上図の様な画面が表示され、 ここにあるドライバの更新ボタンから処理を行うが、これらの違 いは不明な為にドライバーのインストール手順が指示してある場 合にはそちらに従った方が良いだろう。 これはドライバーファイルの作られ方等の違いやWindow sのタイプやバージョンによっても異なるおそれがあり、新たに 追加されてしまうか現在の物と交換するかの違いがあるおそれが あり、物によってはその他のデバイスが消えずに新たに追加され てしまう可能性もある為に注意が必要である。 また、ドライバーのインストールを間違えてしまったり失敗し てしまった場合には、削除してからもう一度インストールを行っ たりするケースもあるかも知れないが、一度インストールされた ファイルは通常のドライバーファイルの削除では消えず、見かけ 上のドライバー設定上からは消えている様に見えるが実際には残 っており、最悪の場合にはお互いが影響し合い誤動作や動作の安 定性に欠けるシステムとなってしまう場合がある。 まれには様々なドライバーをインストールする順番でも違う場 合があるが、これは似た様なデバイスを複数使用している場合に 限った話しな為にあまり発生しないと思われるが、物によっては アップデートを頻繁に繰り返すと同様な原因となってしまうおそ れがある為に注意が必要である。 そして【次へ】のボタンを選択する事で次の画面に進むと右上 図の様な画面が表示され、ここでも予めインストールするドライ バーを用意してある場合には、2つあるラジオボタンのうち下側 のラジオボタンである【一覧または特定の場所からインストール する】を選択して次の画面へと進む。 その為に通常は上側の項目である【次の場所で最新のドライバ を検索する】を選択して、更にその下にあるチェックボックスを 選択してドライバの保存先を指定する。 メーカから提供されているCDの場合には上側のチェックボッ クスである【リムーバブルメディア(フロッピー、CD−ROM など)を検索】を設定すれば、ドライバがある詳細なフォルダま で指定しなくとも探してくれるだろう。 しかし、今回の様にホームページ上からダウンロードしてハー ドディスク上に保存している場合には、その下にある【次の場所 を含める】のみにチェックを付けて選択し、更にその下にある部 分にドライバの保存先を指定するが、直接キーボードから入力す るよりも右側にある【参照】ボタンを押して探した方が楽だろう 。 その指定方法が右上図の様なフォルダの参照画面となり、右側 にあるスクロールバーを上下して必要なドライバー内のフォルダ ーを開き、実際にドライバが保存されている真上のフォルダを指 定するが、ドライバーインストール用の参照ファイルである拡張 子がinfと言うファイルが無いと【OK】ボタンが薄い色で有 効とならない為にこれを確認しながらフォルダを選択する。 ドライバのインストールが始まると右上図の様にファイルのコ ピーとインストールが開始され、その進行状況は画面下にあるバ ーグラフによって確認できる様になっている。 この状態で左上図の完了画面にある【完了】ボタンを押してデ バイスのプロパティを見てみると、右上図の様に正式なデバイス 名が表示されているものの、そのアイコンはまだ不明なデバイス の時と同じ?マークであるのがわかるだろう。 この様にドライバやアプリケーションをインストールした直後 ではまだWindows自体が正式に認識した状態とは言えず、 たとえ動作している様な感じであっても必ず再起動してしっかり とWindowsに再認識させる必要がある。 これを怠ると何れ動作の不安定や不具合を発生するシステムと なってしまう可能性がある為に、インストール/削除等を行った 際には必ず再起動を心がける様にする。 また余談になるが、ソフトウェア関係の場合は再起動だけでも 構わないが、何らかのハードウェアの追加やハードウェアを直接 制御している様なソフトの場合には再起動のみではダメで、この 場合にはシャットダウンで電源を切る動作まで必要な場合がある 為に注意する。 ◆ドライバー LANドライバがインストールされると下図の様にネットワー クアダプタの項目が追加され、その下に今回のNotePCで使 用されていたInte PRO/100 VEと言うデバイス名 が表示される。 そしてその他のデバイスからはイーサネットコントローラが消 え、不明なデバイスに残らず正常にインストールされた事が確認 できるだろう。 上記でも説明した様に、Setup.exeが用意されている ドライバーのインストール方法とは違い、手順によっては全く違 うドライバーでもインストールできる為に、このデバイスマネー ジャの表示により確実にインストールされたかどうかの確認が必 要である。 しかし上図にこれが無いのは新しく購入したハードディスクに 本来のインストールを行った際には無線LANカードを抜いた為 であり、ここで説明したLANドライバーを入れた為にその為の デバイスから消えたのではない事に注意する。 メインに戻る ⇒ コンピュータ ⇒ 拡張メニュー ⇒ Satellite ⇒ ドライバーインストールメニュー |