NEC製 LaVie LL770/6 [PC-LL7706DT]
ディスプレィドライバー


◆インストール
 今回のNotePCでもALiのチップセットはプリインスト ール状態の様にWindowsXPのSP2をインストールした 時点で認識されていた為に、まずは本来の解像度を得る為と今回 使用されているATI製RADEON IGP340はチップセ ットとして使用されているその一部の内蔵機能としてディスプレ ィとして使用されている事から、他のドライバーをインストール する前に必ず最初にこのATIのドライバーをインストールして おく必要がある。
 使用するドライバーはNECのサイトにあった『3413−A TI社製 RADEON(TM)IGP 340M ディスプレ イドライバ』をダウンロードして使用する。
 ダウンロードしたファイルはあまり階層の深いフォルダーの下 やフォルダー名が長過ぎる場所に置くと実行できずエラーとなっ てしまう為に注意が必要である。
 ファイルは自己解凍型となっておりファイル名『ri340m 02.exe』を実行するとその下に同名のフォルダが作成され る為に、今度はその中にあるファイル名『Setup.exe』 を実行すればドライバーのインストールが開始される。
 インストールの詳細はri340m02フォルダの中にあるS etup.txtを参照して頂きたいが、順次進むと上図の様な 画面が表示される為に、通常は【標準】を選択する様に指示して あるが、ディスプレィドライバーのみをインストールしたい場合 には【カスタム】を選択する事により下図の様な画面を表示させ 、ディスプレィドライバの上下にあるチェックボックスを外す事 によりディスプレィドライバ単体のみのインストールとする事も できる。
 下図では【標準】を選択した際にインストールされた状態で、 ディスプレィドライバーの他にコントロールパネルとアンインス トールユーティリティがインストールされているのがわかる。
 インストールされても常駐物でなければ重荷にはならない為に 、今回の場合には【標準】でインストールしても問題ないだろう と判断し標準のままで使用する事にした。

◆デバイスの状態
 このATI製のディスプレィドライバをインストールする事に より、左下図の様にその他のデバイスからは『ビデオコントロー ラ(VGA互換)』が消え、代わりに右下図の様に新たに『ディ スプレィアダプタ』のデバイスが追加になり、その中には今回イ ンストールした『RADEON IGP 340M』がプリイン ストールの状態と同じ様にインストールされている。
 更に右上図の一番下には『モニタ』のデバイスも新たに追加さ れ『既存のモニタ』が3つ表示されるているが、これもプリイン ストール状態と全く同じな為に問題は無いのだろうが、何故3つ のモニタが表示されるのかは不明である。
 NotePCの液晶モニタと外部ディスプレィで2つになるの であればわかるのだが、何かもう1出力分の構成であるチップな のかどうかは不明である。
 そしてATIのチップは上図の様にシステムデバイスにも影響 があり、右上図の様にALiとDMAコントローラの間に『AT I RS200/RS200M Accelerated Co ntroller』が追加され、更に左上図のPCIバスの下に あった『PCI標準 PCI−to−PCIブリッジ』が右上図 では無くなっているのがわかり、こちらも全て右上図ではプリイ ンストール状態と同じになっている。

◆設定関係
 ドライバのインストールが完了したならば、下図の様な画面の プロパティから『画面の解像度』と『画面の色』を設定する。
 今回のNotePCでは解像度が1024×768の為にこれ に合わせるが、特に液晶ディスプレィの場合には本来表示できる 解像度にしないとボケた画面になってしまう為に注意が必要であ る。
 そして色の設定は右上図では『中(16ビット)』となってい るが、今回のドライバではここまでの設定だったかどうかは不明 であるが、本来は『最高(32ビット)』にしておいた方が良い だろう。
 これは昔の様にディスプレィチップやDACの処理が遅い頃に は色数を落とし高速化を図る場合も合ったが、それ以降では処理 が高速なチップが使用されており色数を落とす事で逆に減色する 処理に時間がかかってしまい表示速度が遅くなる場合がある事か ら、色数はできるたけ最高の32ビットやフルカラーの指定を選 択した方がよいだろう。
 尚、上図内の右下にある【詳細設定】ボタンを押すと下図の様 な画面が表示される。
 通常のWindowsでは上図の上にあるタブで【全般】から 【色の管理】までの表示のみだが、他のATIのアイコンが付い ているタブはディスプレィドライバをインストール際に選択され ていた『ATIコントロールパネル』で追加されたものと思われ る。


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