AREA red division SD-IS250SU-BK/RD
製品概要


◆USB外付けHDDケース
 今回ここで使用した2.5インチHDD用USB接続による外付 けケースは、別ページで紹介している 東芝製Dynabook Satellite や、その後にも行った NEC製LaVie の再セットアップ時に従来のデータ等のコピー用に使用してみた。
 当初はHDDが壊れた3.5インチのUSB外付けドライブのケ ースだけを使用し、以前使用していた別ページにある 2.5インチリムーバブルケース を使用して再セットアップ後のNotePCに接続する予定であっ た。
 しかし、この壊れたUSB外付けドライブに内蔵されたインター フェイスが、接続するHDDを一旦専用フォーマッタを使用してフ ォーマットを行わないと使用できない物であった。
 HDDをフォーマットしてしまったのでは読み出したいデータが 全て消えてしまう事になる為に、今回再セットアップ時にHDDの 容量アップも同時に行う為に、余ったHDDを後から外付けとして 利用できる利点もあった為に、2.5インチHDDのUSB接続用 外付けケースを探してみた。

◆箱をあける
 以前は2.5インチHDD用の外付けケースでも1万円近くして いたと思うのだが、いつ頃からか急に安くなってきており今回購入 した物も2千円弱とかなり安価である。
 あまりの安さに大丈夫なのかと言う不安の方が先に立つが、今回 HDDを購入したショップではかなり多くの製品の中にも2〜3社 の2千円以下のドライブケースがあったが、付属品の多さやデザイ ンのシンプル性等から今回は下図にある製品を選んでみた。
 製品が届いてみると安いわりには意外と綺麗な外装箱で、価格か らダンボールカラーのイメージがあったが、左上図の様に箱の中央 部分が透明な窓になっており、この部分には薄いプラスチック風の 保護がされており、ここで実際の製品色が確認できる様になってい る。
 製品は箱の左右を右上図の様に普通の箱を開閉する方法と同じ様 に開く事ができ、この状態で中から製品を引き出すか箱自体を傾け ると左下図の様に中箱が出てくる様になる。
 中箱を引き出すとその中央部分に沈む様にHDDケースが収納さ れており、右上図の様に取り出し易い様に中箱の長手方向の上下に はケースに指をかけ易い様に切り込みが付いている。
 更にHDDケース自体は薄いビニール袋に入れられて収納されて いる。
 そのHDDケースが収納されていた部分は、左上図の様に長手方 向の片側から開く事ができる様になっており、そして箱を開く様に 持ち上げてみると右上図の様に付属品類が見えてくる。

◆ケースについて
 ケースの外側は結構艶のある処理がされている為か、傷付き防止 からか左下図の様に薄いビニールに入れられており、図からもわか ると思うがこのビニール袋はCDケース等を入れるフタ部分にテー プが貼り付けられている物と全く同じ感じである。
 ケース自体はアルミ製と言う事であるが、本体は四角い筒状にな っており、その両端が右上図や左下図の様に透明なプラスチックの フタをネジ止めした構造となっている。
 今回の製品ではIDEタイプのHDDだけでなくS−ATAのH DDも取り付けが可能となっており、更にS−ATAのHDDを使 用した場合には右上図にあるSATA端子により接続できる様であ る。
 現段階ではまだディスクトップ用のマザーボードに採用されてい るだけである為に利用する事は無いと思われるが、今後S−ATA が標準となった今ではディスクトップPCだけでなくNotePC にもS−ATA外部接続端子が標準装備される様になるだろう。
 コネクター類が取り付けられた反対面のカバーは左上図の様にな っており、直接内部が見えない様に凹凸上の処理が内側から施され ており、この部分の両端には電源表示兼HDDアクセス用LEDが 見える様になっている。
 製品の付属品には右上図の様な持ち運び用の袋も付属しているが 、実際に入れてみるとUSBケーブルまで入れるスペースは無く、 一緒に入れてしまうとケースに傷が付きそうである。
 その為に、持ち運び用の袋と言うよりもケース外装に傷を付けな い為の保護具として考え、実際に持ち歩く際には別のケースを用意 してこの袋に入れたままでHDDをケースに入れ、USBケーブル 等も一緒に入れられるタイプを用意した方が良いだろう。

◆付属品について
 今回用意した製品では左下図の様に付属品が多く、とても2千円 弱の製品とは思えない点数であり、説明書を除いてもケーブルや工 具等が6点も付属している。
 その中で必ず使用するものが右下図にあるUSB接続ケーブルで 、これはデジカメ等によく付属している片側がミニUSBのBタイ プコネクターとなっている物である。
 更にこのUSBケーブルのPC側であるUSBのAタイプコネク ターは2つ付いており、一見USBコネクターを塞いでしまわない 様に送り用のコネクターと思われたが、よくみると2つ共同じAタ イプのコネクターであり、どうやらこれは電源だけを2つのUSB 端子から引き込む事により電源不足を補おうと言う物の様である。
 しかしPC側では隣接したUSBコネクターではプリント基板の 同じ引き込みパターンから供給される為にどうしても不足気味にな る為に、もしも同じPCから2つの電源を供給する場合には離れた 場所にあるUSB端子への接続が望ましいだろう。
 更に電源対策として左下図の様にACアダプター式のコネクター が付いた電源ケーブルも付属しており、こちらを使用すれば同じP Cの違うUSBポートから電源を供給する際に、離れていても元の USBケーブルとは別に長さもある為に届かないと言う事はなくな るだろう。
 また、このケーブルを使用して別電源を用意したり別PCから電 源を供給する事も考えられるのだが、これらに関した事は取扱説明 書には記載されていない様である。
 その為に、どうしても別電源や別PCからも電源を供給したい場 合にはこのHDDケースメーカーに問い合わせるか、別電源供給タ イプのUSB HUBを使用する方が良いだろう。
 そして左下図の赤いケーブルがS−ATA接続用のケーブルで、 実際に3.5インチHDD使用されているS−ATAケーブルとは 異なりeSATAケーブルコネクターとなっている為に、通常の内 部にあるS−ATAコネクターのみのPCには接続できない事に注 意する。
 付属品にはHDDを取り付ける為の工具やネジ類も全て付いてお り、左下図の様にプラスの小型ドライバーとビス4本が付属してい る。
 しかしこのドライバーはHDDケースのフタを取り外す際に取り 外すビス用で、HDDを取り付ける為のビスに使用するにはサイズ が小さ過ぎて使用できないだろう。
 その為に通常良く使用しているサイズのプラスドライバーも必要 となる為に予め用意しておく。
 また右下図の様にUSBのセットアップドライバーCDが付属し ているのだが、この内容に関しては取扱説明書には一切記載されて おらず、内容を見るとWindowsVistaらしき名称がある のだが、何一つ説明書きが無い為に何に使用するのかは不明である 。
 外箱には対応OSとしてMe/2000/XP/Vistaとあ る為に、95/98/98SEには対応しておらず、このドライバ ーCDにより使用できる様になるのかは不明で、既にMe以前のO Sを使用する事も無く現在のところはXPで何の問題も無く利用で きる事から全く必要ないだろう。
 取扱説明書は左下図の様に全て日本語で記載されており、右図の 様に保証書も添付されているのだが、登録番号が記載されておらず 左上図のドライバーの下にある様な登録番号が印刷されたシールが 1枚だけ添付されている。
 その為に紛失しないうちに貼り付けておく必要があるが、1だけ の為におそらく製品自体に貼り付けておき、保証書には手書きで記 載しておくのだろう。
 また、右下図の様に保証書には販売店の記入が必要である事から 、購入した際の伝票やレシートは紛失しない様に保証書と一緒に保 管しておくとよいだろう。
 そして最初の方でも説明したHDDケースを入れる袋が左下図の 様な物で、黒いビロード調の袋で入り口には紐が通してあり、この 紐の両端を引っぱると袋の口が絞られる様になる。
 最初に購入したケースは黒色を選択した為に付属している袋も黒 色だと思っていたが、その後赤色のケースも入手してみたがHDD を入れる袋は黒であった。
 最初に1台使用してみて使い勝手も良かった為に、東芝製のSa telliteだけでなく後にNEC製のLaVieのHDD交換 と再セットアップを頼まれた事もあり、2台HDDが空く事もあり 更に2台のケースを追加購入した。
 その際に色々なショップを探してみたところ、最初に1,980 円で購入した同じ物が1,580円で販売していたショップがあっ た為に2台で800円も安い事になる。
 HDDの外付けドライブとしては3.5インチHDDが使用され た物が多いが、特に持ち運ぶのであればNotePC用に作られて いる2.5インチHDDの方が確実に丈夫な事もあり、この様な安 価なケースに安価なバルクHDD等と組み合わせるのも良いだろう 。
 しかし3.5インチドライブの様な大容量の物は2.5インチド ライブにはまだ無く、更に同容量でも確実に2.5インチドライブ の方が高価な為に、用途により分けてどちらを選ぶかを考えた方が よいだろう。


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