東芝製 Dynabook Satellite J11 220P/5X
WindowsXPのインストール


◆BIOSの設定
 今回は新しいハードディスクと交換している為にHDDから起 動する事は無いのだが、再インストールや別のPCで使用してい たハードディスクを使用すると、WindowsのCDからは起 動せずにHDDから起動してしまう場合があるだろう。
 これはBIOSの設定がHDD優先になっている為で、必ずこ の起動する優先順序を変更しておく必要があり、今回の様に新品 で未使用のハードディスクをセットした場合でも機種によっては HDDから起動しない様に、予めBIOSの設定を変更しておく 必要がある。
 今回の東芝製Satellite J11では上図の様にES Cキーを押したままで電源を入れると左下図の様なBIOS画面 が表示される。
 このBIOS表示画面の右上を拡大したものが右下図で、ここ でドライブの起動順序を変更するが、右下図ではCD−ROM⇒ LAN⇒FDD⇒HDDとブートプライオリティに表示してある が、この機種ではこの順序が数パターン登録してありこの中から 選択できるタイプの様である。
 その為にここではWindowsのCDから起動する必要があ る為に、CD−ROMが一番先頭に来る右下図の様な組み合わせ を選択する必要がある。
 そしてもう一つはその下にある項目のHDDプライオリティで 、HDDとして起動する順番の指定もある為に内臓HDDを選択 しておく必要があるが、通常はPCカードやUSB機器等は全て 取り外してからOSをインストールする様にする。
 BIOSの設定変更が完了したならば、再起動する前にWin dowsのインストールCDをセットするが、BIOSの設定を 保存して終了してしまうとすぐに再起動してしまう為に、先に起 動させたいCDを入れておいた方が良いだろう。
 しかし再起動してしまってからCDをセットしても再び再起動 させればよいだけの為に、別段どちらから行っても問題ない為に 気にする必要は無いだろう。
 下図ではOEM版のWindowsを用意したが、PCに付属 しているリカバリーCDから再インストールする場合にはここで そのリカバリーCDの1枚目をセットする様にする。
 また別のページでも説明したが、今回のPCの様にビジネスモ デルでアプリケーション等がインストールされていないタイプで はそれほど問題にならないが、一般市販モデルの様に数多くのア プリケーションやツール等がインストールされているとハードデ ィスクの容量が少なくなるだけでなく、常駐物が多い為か極端に 処理が遅く10年以上前のPCよりも遅い場合がある。
 その為に、最低限必要なアプリケーションを所有しており、更 にそのPC専用のツールやドライバー等が用意できれば一般市販 のWindowsを入れた方が確実に快適になる様である。
 あとは起動順序を変更したBIOSの内容を保存する必要があ る為に、左下図の様にSave changes and Ex itと言う設定を保存して終了する項目を選択する。
 ここではEndキーを押す事により設定を保存して終了するが 、更に右下図の様にAre you sure ? (Y/N) と聞いて来る為に、必ずYesのYキーを押す様にする。
 BIOSの設定を保存して終了すると直後に再起動を行い、左 下図の様に通常電源を入れた状態から起動するが、もしもWin dows等の起動CDを入れ忘れたりすると左下図の様な『シス テムディスクを入れろ』と言うメッセージを表示する。
 また、既にハードディスクにWindowsが入っていると、 起動CDを入れ忘れるとハードディスクから起動してしまう為に 注意する。
 無事WindowsのインストールCDから起動すると、次に 説明するインストール画面が表示されるが、ハードディスクを変 更したりハード関係の変更を行った直後には、右上図の様にハー ドウェアの再認識と設定が行われるメッセージが表示されるが、 ここでは何も行う必要が無くしばらく待てば自動的に処理が完了 する。

◆HDDのパーティション
 そしてWondowsのインストールを手順にしたがって進め るが、ここからはWindowsのインストール手順でポイント となる部分だけを説明する様にする。
 ここでは内臓ハードディスクを何分割かする際の注意点を記載 するが、もしも分割せず1パーティションのままで使用する場合 には必要のない項目である。
 以前のNotePCではハードディスクの容量が小さかった事 もある為か1パーティションでインストールされている製品が多 かったが、ここ数年では容量は小さいながらも2パーティション になっている製品も多くなった様に思える。
 その為かアプリケーション等のデータをWindowsがある Cドライブに保存する人が多く、ディスクトップやマイドキュメ ントに多くのファイルを保存しているケースが多い様である。
 また、アプリケーションによっては初期値の保存場所にファイ ル名だけを付けて保存してしまうとCドライブの中に作成してあ るフォルダに保存されるタイプもあり、ハードディスクの交換時 等にはWindowsの再インストールよりもこれらのデータを 探す手間の方が圧倒的に時間がかかるケースが多い。
 元々、過酷な動作を強いられるハードディスクはもはや消耗品 と考えてもらった方が良く、特に搭載メモリー容量が少ないPC では全てハードディスク側へとメモリーの代替領域を取る事から も、益々過酷な条件を強いられる為に壊れ易くなる。
 更に、物理的に壊れる以外にも何らかの原因で磁気的に壊れる 事や、何故かいつの間にか処理が重くて使い物にならなくなるケ ースもあり、この場合には元々アプリケーションが悪い場合や常 駐物等が邪魔してインストール状態が悪かったりと様々な原因が 考えられるが、もはや修正ができる状態には無い為にWindo wsを再インストールする事になる。
 特にこの場合にはアプリケーション等のユーザーデータがWi ndowsのあるCドライブではなく、全て別のドライブに保存 してあれば悪くともメールの送受信やアカウントデータ位のコピ ーで直ぐにCドライブを消せる為に再インストールがし易いだろ う。
 その為にも、ハードディスクは必ず2パーティション以上とし ユーザーデータは全てWindowsがインストールされている ドライブでない部分に保存しておく様にする。
 長くなったが、未使用のハードディスクの場合には左上図の様 にディスクのドライブ容量と同じ未使用領域が表示されるが、既 に使用されていたハードディスクの場合には下図の様にパーティ ションが設定されているだろう。
 もしも全てのパーティションにあるデータを消しても良い場合 には全てパーティションを削除してから確保しなおせば良いが、 データを消しては困るパーティションは絶対に領域を削除して開 放しない様にし、万が一開放してしまった場合にはハードディス ク関連のツールでよく見かける削除データの復帰ツールを使用し て復旧させるしか手が無くなる為に、データを残したままでの作 業には十分注意して作業する必要がある。
 左上図では全て未使用領域から右上図の様にWindowsで 使用するCドライブを切り出しているが、更にその未使用領域を 下図の様にもう一つのドライブとして確保している。
 ここで注意して頂きたいのが下図の様にドライブが連続して割 り当てられない事で、通常は1つ目のCドライブの後に領域を確 保している為にDドライブとなるはずなのであるが、何故か下図 の様にひとつ飛んだEドライブとなってしまっているのがわかる だろう。
 これはいつ頃からこの様になってしまったのかは不明で、おそ らく1つのドライブの領域を分割しているだけの為にBIOSに とっては1つのドライブなのだろう。
 しかし以前のマザーボードである440BXチップセットや8 15チップセットではその様な事は無かったと思うが、いつ頃か らかCドライブの直後にはCDやDVDドライブが割り込んでく る様であり、更にUSBにメモリーカードリーダー等が接続して あると更にドライブがズレてしまう。
 このままインストールを続けてもWindows2000やW indowsXPではドライブ名を変更できる為に問題ないのか も知れないが、やはりここはBIOSレベルからドライブを正し く連続したドライブ名で認識させておきたいところである。
 その為に上図の下部にもある様に、必要なパーティションを作 成し終えて上図の様にドライブ名が連続していない場合には、フ ァンクションキーのF3を押しその後に表示されるメッセージに したがってWindowsのインストール作業を一旦中断する様 にする。
 そして再び再起動を行いWindowsのインストール作業を 進め、ハードディスクのパーティション関係の画面までたどり着 けば、下図の様にドライブ名が連続して並んでいるだろう。
 これはおそらくUSB等他のドライブからもブートできる様に ブート可能なドライブが優先的に並ぶ様になっているのかも知れ ないが、全てのメーカーは試していないがASUS製やASRo ck製等の945チップセットマザーは上記の様な現象を確認し ているが、同じ945チップセットを使用したマザーボードでも ECS製のマザーボードではパーティションを確保した時点でド ライブ名が順序良く並んでくれる様である。

◆WindowsXPのインストール
 Windowsのインストールはほとんどそのまま進めば何も 入力するものは無く進み、ネットワークの設定をそのまま次へで 進むと時計等の設定の他は左下図のユーザー情報の入力と、あと は右下図のコンピュータ名とアドミニストレータのパスワードを 入力する位だろう。
 この右上図にあるアドミニストレータのパスワードもそうだが 、パスワードを何も付けないで使用しているユーザーが多い様に 思える。
 最近ではWindows98も無くなってきている為にWin dows2000やWindowsXP間であれば共有の問題も 発生しなくなったのかは不明だが、パスワード管理されていない PCでは共有も許可しないと言う場合があった為に、セキュリテ ィ的な面で付けると言うのではなくPC間の管理上の問題でパス ワードは付けておいた方が良い。
 複数ユーザーでログインする場合には右下図の様な画面でユー ザーを作ってしまうが、ここも作らずアドミニストレータのまま でパスワード無しと言う使い方が多い様に思える。
 できればシングルユーザーで使用のPCでもアドミニストレー タとユーザーは別々に用意し、パスワードもしっかり付けておい た方が良く、下手をすると他人から勝手にパスワードを付けられ てしまうと肝心なユーザーが使えないPCとなってしまう。
 ログイン画面でのパスワード入力が面倒だと言う人が多い様だ が、こちらもこのページの下の方で説明する『特定ユーザーで自 動ログイン』にある様に、一人限定ではあるがパスワードを付け てもログイン画面無しで直接Windowsを起動させる事も可 能になる。
 インストール終盤の前には左上図の様な自動更新の設定がある が、そのまま次へ進むと自動更新が有効となる設定がされる事に なる。
 左上図の画面にあるタイトルには『コンピュータを保護してく ださい』とあるが、自動更新が良いかどうかはそのユーザの判断 にまかせるが、最新版を入れれば安全なのか古いままでは危険な のかと言う事を考える必要があるだろう。
 以前、WindowsXPのSP2問題が大きな話題となり、 当方でも問い合わせで困った事がありまさかWindowsXP 自体の問題とは知らず話題となるまで対処できない事があった。
 私はWindows95の頃から新しいアップデータをかけて 良くなる事は無くとも悪くなってしまう事が多かった為に、最新 版は問題が発生してどうしても必要となったとき以外には結構見 送ってからでないと入れない様にし、自動更新タイプになってか らは必ず更新しない設定にしている為にこれまで全く問題なく使 用してきた。
 その為にWindowsXPのSP2もOEM版で販売される 様になってから使い始めた事もあり、他の人が発生した様なトラ ブルは全く経験しないままでいる。
 ある程度対処できる経験があったりWindowsを再インス トールできる人であれば良いのだが、自動更新でトラブった人の 多くはアプリケーションを使用するだけの人が多い為に、この様 な事もあり何故自動更新が初期値になっているのかは疑問である 。
 これらの事からは私個人としてはどんなユーザーに関わらず自 動更新は無効にしておく事をお薦めするが、左上図ではあくまで も自動更新は有効にできても無効にはできず、後で設定するを選 択しておき、次で説明している様にコントロールパネルにある自 動更新設定画面で無効とする必要がある。

◆WindowsXPのシステム設定
 WindowsXPのインストールが完了すると左下図の様な 画面が表示されるが、画面解像度はインストール時にグラフィッ クスチップがWindowsに適合するドライバーがあり、ディ スプレィの解像度が認識できれば本来の解像度で表示されるが、 おそらくほとんどの場合は640×480か800×600等の 低解像度で表示されるだろう。
 その為に2003〜4年頃前後から以前のグラフックスカード やマザーボードのチップセットでもないと、WindowsXP もその頃のドライバーまでの対応となっている為に、おそらくか なり古いPCでないとWindowsXPインストール直後に本 来の解像度で表示される事は無いだろう。
 そして画面右下にあるタスクトレイ内にある物を先に処理して しまうが、右上図にある様なWindowsXPのツアーを真っ 先にキャンセルしてしまうが、これはタスクトレイにあるアイコ ンから開いてくれと言わんばかりに『XPツアー』と吹き出し文 字が出て来る為にこれをマウスでクリックする。
 こうする事で右上図の様なツアー画面が表示されるが、次への ボタンを押して一通り見ても良いが、必要なければ右上図の画面 右下にあるキャンセルを押す事で2度と表示されなくなる。
 更にツアーのアイコンの隣にあるのがセキュリティセンターの 設定アイコンで、このアイコンもマウスでクリックする事で左上 図の様な画面が開く。
 そして左側にある5項目の中から一番下にある『セキュリティ センターからの警告の表示を変更する』をマウスでクリックする 事により、右図の様な3項目の警告表示の選択画面が表示される 。
 こちらは初期値では全て警告が発生する設定となっているが、 全て警告が発生しても問題ない為にこの設定に関してもユーザー の判断で使用する。
 ただ、警告が度々出て何ら対処する必要が対場合もある為に、 私個人としては全てチェックを外して3項目とも未使用にし警告 を出さない様にしている。
 当方が設定するPCに関しても現在までは全てOFFにしてい るが、これで問題になった事が無くウィルス関係の感染も無い様 である事から、逆に警告を出す設定にしておく事で何の警告なの かウィルスにでも感染したのかと気にする人が多い為に、特に警 告の表示は無くても良く、これらを解除してもブラウザーやメー ラ関係のセキュリティ面の警告は解除されずにそのまま生かされ ている事もあり、3項目の警告とも解除しても全く問題ないと思 われる。
 そしてこのページの上の方でも若干説明したが、自動更新によ る不具合が発生しないようにと自動更新を解除する様にするが、 先にも記載した様に常に最新の状態にしたい場合には解除せずに そのままにするが、上記のインストール最後で自動更新を後で設 定するにした場合には、以下で説明する画面より自動更新をする 設定に戻す様にする。
 このWindowsXPの自動更新を設定・変更する場合には 、スタートメニュー内にある左上図の様なコントロールパネル内 のメニューから最後の方にある『自動更新』をマウスでクリック する事により、右上図の様な自動更新設定画面が表示される。
 自動更新を有効にする為にはこの画面の一番上にある項目で『 有効』を選択するが、自動更新をしない場合には一番下の『無効 』を選択する様にする。
 設定を変更した場合には必ず【適用】又は【OK】をマウスで クリックしないと以前の設定に戻ってしまう為に注意が必要であ る。

◆自動再生機能をオフにする設定
 自動更新の不具合よりも重要な設定が以下で説明する自動再生 機能の解除であるが、これはよくCD等をセットすると自動的に アプリケーションのインストール等が実行されるもので、確かに 初心者にはどこから起動したら良いか等の面倒さが無くて便利な 機能である。
 しかしこの便利さの為に不要な物がインストールされたりする 事によりセキュリティ面と言うよりはWindowsの安定性を 脅かす事も少なくないだろう。
 その一つが音楽CDでコピーができない様にしたと言われるC CCDが入れられたCDで、通常自動起動されたPCには専用の プレーヤがインストールされてしまうが、このプレーヤにウィル スが入っていたと言う事があった様である。
 余談ではあるが、このCCCDはこの問題を起こしただけでな く、CD−R/RW等の対応ドライブでは再生できない場合があ ると言う事で、従来からせっかく購入していた人が突然CCCD となってしまった事で自宅や車で再生できなくなり、一旦リッピ ングしてコピーしないと利用できないと言う事が多々発生し、お そらくコピーする事すら知らなかった人もリッピングの必要性に 迫られ余計に購入せずレンタルや違法コピーを増やしてしまった 様に思える。
 これは世の中が全てPCが中心になっていると言う事を考えな かった事が原因で、オーディオ/ビデオ機器等は徐々にMP3や WMA等に対応し、録音できるCD等の登場でもはやCD−R/ RW対応でない機器を探す方が難しく、車載用でも後付オーディ オはもちろんだが、自動車メーカ純正で標準装備のオーディオで すらCD−R/RWと言うのが多くなってきている為に余計困っ た人が増えたと思われる。
 また雑誌に付属のCD等でも自動的に検索ツールがインストー ルされたりする事がある為に、適正な開発環境で作成されたプロ グラムでないと確実にWindowsが不安定になる他に、どん なウィルスが入ったプログラムなのかもわからない。
 自動起動を解除してもそれらを指定して起動してしまえば同じ 事になるのだが、内容を参照しようとするにもCDを入れただけ で実行してしまうのでは参照のしようも無い。
 起動可能なCDやDVD入れる前にシフトキーを押したままで メディアをセットすれば起動はしないのだが、ドライブによって はメディア認識の時間がまちまちで、シフトキーを離すタイミン グが早すぎて起動してしまう場合が多いだろう。
 そんな事が無い様にも自動起動機能は解除しておいた方が良い だろう。
 前置きが長くなったが、CDやDVDドライブからの自動起動 を解除する為には上図の様にスタートメニュー内にあるファイル 名を指定して実行より、GPEDIT.MSCと入力してグルー プポリシーエディターを起動する事により、下図の様なグループ ポリシー関係の設定画面が表示される。
 この中から【コンピュータの構成】を開いた中から一番下にあ る【管理用テンプレート】を開き、更にその中にある【システム 】の部分をマウスでクリックして選択する。
 すると上図の右側にある様な内容が表示されるが、この中の下 から6番目にある【自動再生機能をオフにする】をマウスでダブ ルクリックする事により下図の様な設定画面が表示される。
 この上図にある3つの設定項目の中から【有効】を選択する事 により自動再生機能を解除できる様になるが、設定を変更後には 確実に上図の下部にある【適用】か【OK】ボタンをマウスでク リックし、設定の変更を確定しておく必要がある。
 また、上記設定では【有効】を設定している為に自動起動が有 効になってしまう様に思われがちだが、設定項目のタイトルが『 自動再生機能をオフにする』とある為に、オフにする機能を有効 にすると言う事に注意して頂きたい。
 また、同じ様に『ユーザーの構成』側にも設定があり、おそら くPC全体に設定するかユーザー毎にするかと言う事であると思 われるが、全てにおいて自動起動機能を無効にしないと意味が無 い為に、念には念を入れてどちらにも同じ様な設定がある為に両 方ともに自動再生機能を無効にしておく方が確実だろう。
 この設定を行った後はWindowsを再起動しなくとも有効 となっており、この時点で既に起動CD等をセットしても自動起 動される事はなくなっているだろう。

◆ユーザーにパスワードを付ける
 上記で説明した様に、アドミニストレータにはパスワードを設 定する事はもちろんだが、通常使用するユーザーも設定してこれ にもパスワードを付けておく様にする。
 ユーザーパスワードの作成や変更は下図の様なコントロールパ ネル内で、自動更新の上の方にある『ユーザーアカウント』をダ ブルクリックする事でその設定画面が開く。
 ユーザーアカウントの画面には下図の様に作成した分のアカウ ントアイコンが表示されるが、下図では『合理化』のユーザーを 1つ作成しただけであ。
 また、ゲストユーザーアイコンについては必ず自動的に作成さ れる様である。
 このユーザーアイコンの中からパスワードを作成・変更したい アイコンをマウスでクリックすると下図の様な表示画面に切り換 り、この中から上から2番目の『パスワードを作成する』をマウ スでクリックする様にする。
 ここではまだこのユーザーにパスワードを設定していない為に パスワードの作成となっているが、一度パスワードを設定すると 今度はパスワードの変更の項目となる。
 そして下図がパスワードの作成画面であるが、パスワードを確 認の為に同じ物を2つ入力するだけで完了するが、下図の様に入 力した物が非表示となる事から、大文字・小文字等の入力ミスに よるパスワードの不明とならない様に注意する。
 パスワード入力の下にはヒントの入力があるが、この部分は誰 でも見る事ができる為に、他人に開いて欲しくない場合には直接 的にわかってしまうヒントは入力しない方がよいだろう。
 パスワードを作成し終えると次に下図の様な指定画面が表示さ れる。
 これは同じPCからの制限付きユーザーが見れないファイルや フォルダを作れる様にする設定で、これは必要に応じて設定する と良いだろう。
 特に制限を付けない場合には『いいえ』を選択しておいても構 わないだろう。
 パスワードを作成する全ての処理が完了すると、下図の様な元 のユーザーアカウント画面に戻る為に、あとはこの画面を閉じて 完了となる。
 これ以降はPCを再起動すると必ずユーザーの選択画面が表示 され、ユーザーを選択するとパスワードの入力を求められる様に なる。
 このパスワード入力のままで問題なければよいが、これまでパ スワードを設定せずにユーザーも指定する事無く直接Windo wsが立ち上がる設定で使用していた人にとっては面倒になる。
 もしもその様な場合には以下で説明する特定ユーザーを指定し た起動を指定しておけば、これまでと同じ様に電源を入れただけ でWindowsが直接起動できる様になる。

◆特定ユーザーで自動ログイン
 特定のユーザーで自動的にWindowsが立ち上がる様にす る為には、スタートメニュー内にあるファイル名を指定して実行 に下図の様に『control userpasswords2 』と入力して実行する事により設定画面が表示される。
 その設定画面は下図の様な物であるが、従来のWindows 2000では上記で説明したユーザーアカウントの画面で設定で きていたと思われるが、WindowsXPとなってからはどこ からもこの設定画面を起動する事が出来なくなった様である。
 単に起動場所が変わっただけなのかどうかは不明であるが、現 在は上記の方法で下図の様なユーザーアカウント画面を起動して 設定している。
 現在は上図の上の方にある様に『ユーザーがこのコンピュータ を使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要』とあるチェ ックボックスにチェックが入っている為に、Windows起動 直後には必ずユーザー指定とパスワードの入力が必要となってい る。
 その為に下図の様にこのチェックボックスを外してから【OK 】ボタンをマウスでクリックする。
 すると次には下図の様な画面が表示されるが、ここではWin dowsを起動した際に自動的にログインするユーザーとパスワ ードを指定する。
 ここに入力する物はWindowsを起動した際に表示される ユーザーアカウントのユーザー名と、次に入力するパスワードと 全く同じ物を入力する為に、事前に指定するユーザーがログイン できるかどうかを確認しておく様にする。
 何も指定していない最初の場合には上図の様にアドミニストレ ータのユーザー名が表示されるが、これを以下の様に起動させた いユーザー名とパスワードを入力し直す様にする。
 入力が完了したならば【OK】ボタンをマウスでクリックする 事により設定が完了する。
 あとはWindowsを再起動してみて自動的に立ち上がるか どうかを確認しておく様にする。

◆ブート順序の修正
 最後に設定を忘れてはいけない物がBIOS側の起動順序指定 で、Windowsをインストール前にはCDからブートする様 にBIOSの起動順序でCDドライブを最優先に指定した。
 しかしこのままで使用すると起動可能なCDを入れたままでP Cを起動するとCDから立ち上がってしまう、その為にWind owsのインストールが完了したならば、BIOSの設定をHD Dが最優先に変更しておく必要がある。



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