東芝製 Dynabook Satellite J11 220P/5X
赤外線通信ドライバー


◆インストール
 LANドライバの説明にも記載してあるが、左下図のデバイス マネージャ画面内のその他のデバイスにあるネットワークコント ローラは無線LANカードを増設してしまってからの表示を撮影 した為に、ここの説明ではこのネットワークコントローラが表示 されていない事とする。
 そしてその下にある不明なデバイスと言う物があるが、通常は ドライバだけが無い場合にはプラグアンドプレイ対応の周辺デバ イスがほとんどの為にこの様な【不明なデバイス】となって現れ る事はなく、何らかのデバイスとして認識されメッセージを表示 するはずである。
 しかしここではこの様に【不明なデバイス】として表示される ものがあるのは事実で、装備されているデバイスを一つずつ照合 しドライバとしてインストールされているかどうかを確認する必 要があるが、今回の場合には東芝のサイトにあるドライバーダウ ンロードのページにより赤外線通信のデバイスである事が判明し た。
 この赤外線通信ドライバーもLANドライバーと同様に東芝の サイトからダウンロードしたファイルの中にはSetup.ex eは無い為に、本来のWindowsからのドライバーインスト ール手順で組み込む事になる。
 このSetup.exeの無い一般的なドライバーのインスト ールは、左下図の様にデバイスマネージャ内にある不明なデバイ スのプロパティを開いておく。
 また、不明なデバイスを削除してWindowsを再起動する と、下図の一つ下にある削除したデバイスのドライバーインスト ール要求としてハードウェアの更新ウィザードが開く為に、この どちらからインストールしても構わないだろう。
 デバイスが必要とするドライバーが正常にインストールされて いない場合には左上図の様にデバイスの状態内にあるメッセージ でわかるが、デバイスマネージャ内でその他のデバイスに入って いる場合には左上図にある左上のアイコンも正常な絵柄を表示さ れない。
 そして左上図のメッセージの下にはドライバーの再インストー ルボタンがあるが、これも正常なドライバーがインストールされ ていない場合のみのボタンで、通常はトラブルシューティングの ボタンとなっている。
 おそらくこのドライバーの再インストールから処理を行っても 問題ないと思うが、通常は左上図の上側にあるドライバーのタブ をマウスでクリックする事により右上図の様な画面が表示され、 ここにあるドライバの更新ボタンから処理を行うが、これらの違 いは不明な為にドライバーのインストール手順が指示してある場 合にはそちらに従った方が良いだろう。
 ドライバーの更新ボタンを選択すると左上図の様な画面が表示 されるが、その中にある3つのラジオボタンの中から一番下にあ る【いいえ、今回は接続しません】を選択するが、通常の場合に は予め必要なドライバーを各サイトからダウンロードして揃えて おき、インストールしようとするPCのハードディスクやCDや USBメモリー等のメディアに保存しておく様にする為に、ほぼ 全てにおいて左上図の様な【いいえ】を選択する。
 そして【次へ】のボタンを選択する事で次の画面に進むと右上 図の様な画面が表示され、ここでも予めインストールするドライ バーを用意してある場合には、2つあるラジオボタンのうち下側 のラジオボタンである【一覧または特定の場所からインストール する】を選択して次の画面へと進む。
 まず左上図の画面を見ると上下2つの項目をラジオボタンで選 択できる様になっているが、下側の【検索しないで、インストー ルするドライバを選択する】があるが、こちらは実際のデバイス とドライバーの適合性を確認しないでインストールする項目の為 に、実際とは違うドライバーでもインストールできてしまう事か ら、ドライバーのインストール方法で指示されている時以外には 絶対に使用しない方が安全だろう。
 その為に通常は上側の項目である【次の場所で最新のドライバ を検索する】を選択して、更にその下にあるチェックボックスを 選択してドライバの保存先を指定する。
 メーカから提供されているCDの場合には上側のチェックボッ クスである【リムーバブルメディア(フロッピー、CD−ROM など)を検索】を設定すれば、ドライバがある詳細なフォルダま で指定しなくとも探してくれるだろう。
 しかし、今回の様にホームページ上からダウンロードしてハー ドディスク上に保存している場合には、その下にある【次の場所 を含める】のみにチェックを付けて選択し、更にその下にある部 分にドライバの保存先を指定するが、直接キーボードから入力す るよりも右側にある【参照】ボタンを押して探した方が楽だろう 。
 その指定方法が右上図の様なフォルダの参照画面となり、右側 にあるスクロールバーを上下して必要なドライバー内のフォルダ ーを開き、実際にドライバが保存されている真上のフォルダを指 定するが、ドライバーインストール用の参照ファイルである拡張 子がinfと言うファイルが無いと【OK】ボタンが薄い色で有 効とならない為にこれを確認しながらフォルダを選択する。
 そしてドライバが保存してあるフォルダを選択したならば、あ とは【OK】ボタンを押せば左上図のようにその場所が取り込ま れる為に、これを確認したならば【次へ】のボタンを押す事でド ライバのインストールが開始される。
 ドライバのインストールが始まると右上図の様にファイルのコ ピーとインストールが開始され、その進行状況は画面下にあるバ ーグラフによって確認できる様になっている。
 インストールが完了すると左上図の様に完了画面が表示される が、ここで再起動要求が来る場合と来ない場合があり、今回の赤 外線通信ドライバーでは再起動要求が来なかった。
 この状態で左上図の完了画面にある【完了】ボタンを押してデ バイスのプロパティを見てみると、右上図の様に正式なデバイス 名が表示されているものの、そのアイコンはまだ不明なデバイス の時と同じ?マークであるのがわかるだろう。
 この様にドライバやアプリケーションをインストールした直後 ではまだWindows自体が正式に認識した状態とは言えず、 たとえ動作している様な感じであっても必ず再起動してしっかり とWindowsに再認識させる必要がある。
 これを怠ると何れ動作の不安定や不具合を発生するシステムと なってしまう可能性がある為に、インストール/削除等を行った 際には必ず再起動を心がける様にする。

◆ドライバー
 赤外線通信ドライバがインストールされると下図の様に赤外線 デバイスの項目が追加され、その下に今回のNotePCで使用 されていたSMC IrCCと言うデバイス名が表示される。
 そしてその他のデバイスからは最後の不明なデバイスが消え、 不明なデバイス自体が無くなっているのがわかるが、この赤外線 通信ドライバが不明なデバイスに残らず正常にインストールされ た事が確認できるだろう。
 上記でも説明した様に、Setup.exeが用意されている ドライバーのインストール方法とは違い、手順によっては全く違 うドライバーでもインストールできる為に、このデバイスマネー ジャの表示により確実にインストールされたかどうかの確認が必 要である。
 もしも赤外線通信を使用する予定が無ければこのドライバをイ ンストールする必要は無いが、それでも不明なデバイスに残って いるのは不自然で、できればドライバーをインストールした上で 未使用状態にしておく方が良いだろう。
 この赤外通信機能自体が付いていないNotePCも少なくな く、もしもお互いに赤外線通信機能が付いているPCであれば、 LAN等の設定を必要とせず、LANと同じ様な感じでファイル の共有等ができるようになる為に、簡易的な通信としては手軽で あろう。
 しかし、赤外線通信機能を持ったPCが近くにあると勝手に反 応して接続メッセージが表示される為に、安易な設定では共有し たファイル等が外部から参照される可能性もある為に注意が必要 である。
 また、この赤外通信は携帯電話の光通信にも反応し、こちらは 携帯電話から送信しないと反応しないが、同様にデータの送受信 が可能な為に注意が必要である。
 最も、携帯電話の場合にはそのまま通信しても直ぐに目で見れ るファイル形式ではない。


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