Dynabook Satellite J11 220P/5X
ユーティリティを使用する


◆GPSアンテナの認識
 GPSアンテナの接続は必ずUSBドライバ(仮想COMポー トドライバ)のインストール後に接続する様に指示してある為に 、誤動作防止の為にもドライバーは先に入れておく様にする。
 USBドライバをインストール後は再起動してから、左上図の 様にGPSアンテナから出ているUSBコネクターをPCへと接 続する事により、右上図の様にGPSアンテナが検出される。
 但し、右上図のメッセージの前には新しいデバイスを検出した メッセージが表示され、更に右上図の表示の後には新しいデバイ スが使用できる事となったメッセージが表示される為に、最後ま でメッセージが全て表示されるまでは使用せずにそのまま待つ様 にする。
 そして上図がCOMポートとして認識されたGPSアンテナの 様子であるが、左図はディスクトップPCに接続した際の物であ るが、COM4として認識されているのがわかるだろう。
 更に右上図が今回メインで使用する東芝製のSatellit eJ11の認識であるが、右上図ではCOM3として認識してい るものの、これは接続するUSBのコネクタによってCOM番号 が異なる為に、アプリケーションによってはCOM3やCOM4 までしか認識しない物もある事からも、希望するCOMポート番 号にならない場合には挿し込むUSBのコネクタを変えてみると よいだろう。

◆GPS受信確認
 GPSの受信状況は先にインストールした付属の『GPSビュ ーア』にて確認するが、このGPSビューアは下図の様にディス クトップにインストール時に出てきたアイコンにより起動できる 。
 GPSビューアを起動すると下図の様な画面が表示されるが、 下図の左上にあるGPSアンテナが接続されているCOMポート 番号と転送速度を設定する事により、右側にある部分に受信した 衛星とその受信レベル等を表示してくれる。
 接続したCOMポート番号が不明な場合には、上図の左上にあ る【Scan...】と言うボタンを押す事により、下図の様に COM1からCOM10までのポートを自動的に確認する。
 左上図ではCOM5としてGPSアンテナが見つかり、右上図 ではCOM3としてGPSアンテナが見つかったが、この様に接 続するPCや同じPCでも接続するコネクタにより異なる。
 COMポートをスキャン後にGPSアンテナが見つかり、その 画面の【OK】ボタンを押す事により、上図の様に自動的にGP Sアンテナのポートが割りふられる様になる。
 COMポートを指定したならば、後は上図の左上にある【Op en GPS】のボタンを押す事により、下図の様にGPSとの 受信を開始してその受信状況を表示する。
 受信開始後は一旦現在受信している衛星を表示した後、数秒後 には1秒間隔で衛星の受信状況を表示するが、その通信状況が上 図の左下図にあるテキスト形式の通信情報が表示される。
 ずっと受信状況を見ていると少しずつ衛星の受信状況は変わる が、一つ前の受信状況と見比べてもわかる様に表示される衛星の 位置やそのレベル等が変わっているのがわかるだろう。
 そしてこのGPSビューアを停止する場合には、上図の左上に ある【Close GPS】ボタンを押す事により、ビューアが 停止してボタンが【Open GPS】に変わる。

◆部屋の中から
 上記で説明しているGPSビューアの表示は、2階から1階の 屋根の上にGPSアンテナを置いて受信した状況で説明したが、 部屋の中からではどれだけ受信する物かを試してみた。
 今回試したのは上図の様に2階のベランダの内側にある窓際で 、画面中央下部にあるGPSアンテナから奥にあるベランダの先 にある窓までは1mはあり、更に窓の上には軒がある為に受信状 況としては最悪の状態だと思われる。
 そんな中でも上図の様に4個以上の衛星を受信しある程度の受 信レベルな為に、これであれば地図による位置の測位も可能では ないかと思われる。
 しかし、ずっと観察していると衛星が出たり消えたりする物や レベルの変動が大きい物もある為に、やはり360゜見える所と いうよりもせめて180゜は捕らえられる部分に設置したい。
 本来はこの様な設置方法は取らないと思われるが、これだけで もある程度は受信できる為に、車でもリアトレイやダッシュボー ド等に置いておけば十分な測位が可能だろう。


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