Dynabook Satellite J11 220P/5X
車載時のDC電源ケーブル


◆DCケーブルを自作する
 全てはそうでないかも知れないが、今まで見てきたノート型P CではACアダプタがDC14〜19V仕様がほとんどで、今回 入手したPCでもDC15Vが使用されていた。
 ACアダプタ自体にはDC15Vの4Aと記載されている事か ら、自動車のシガーライターから取る電流には十分で、車も走行 時には14Vを超える電圧の為に利用できるかも知れない。
 通常はDC−ACインバータ等を使用してAC100Vを作っ てしまうのが普通かも知れないが、バッテリー電圧でそのまま動 作すれば格安でケーブルが作れる為に、今回は左上図の様な車載 用DCケーブルを自作して接続してみる事にした。
 用意する物はPC本体側にある右上図の様なACアダプタ用の DCプラグコネクターで、中心のピンが入る為の内径と外形とが 同じ径の物を用意する必要がある。
 そして左上図のコネクターが車のシガーライターに接続するコ ネクターであるが、これはカーショップかホームセンターの自動 車用品コーナーで入手可能である。
 しかし今回は、レーダ探知機等を全て直に接続して余っている 物が多かった為に、それらを再利用して使用する事にしたが、D oCoMo製の車載アダプタ等の様に、シガーライタープラグの 中にヒューズが入る物もある為に、もしもそれらがあるのであれ ばヒューズを後付する事が無くなる為に便利であろう。
 更にケーブルの途中には右上図の様なヒューズも取り付けたが 、これもカーショップかホームセンターの自動車用品コーナーに 置いてある物で、赤いヒューズ自体はここ数年前から自動車に使 用されている平型ヒューズであり、その下にある青い物がヒュー ズホルダーである。
 このヒューズホルダーは線材の被覆を剥かずに圧着するだけで 接続できる製品で、線材にはACコンセント等によく使用される 平型の1.25゜を使用した為に、ヒューズは10Aを用意した 。
 この自作ケーブルを接続した状態が右上図で、Satelli teJ11に標準のACアダプタを接続した状態が左上図になる が、コネクターの形状が若干違うだけで接続には何の問題も無い 。
 右上図の自作したケーブルが平型の1.25゜だった為に、若 干DCプラグ側の線材引き出し穴が小さかった為に、リーマを使 用して広げてあるが、ACアダプタが4Aと言う事からも0.7 5゜か0.5゜でも十分間に合うと思われるが、その際にはヒュ ーズも線材にあわせて7.5Aや5Aへと変えておく必要がある だろう。
 心配されたバッテリー電圧での動作だが、今回のSatell iteJ11ではエンジンをかけずともアクセサリー位置で動作 して、レンタルの駐車場で1時間ほどCDやDVDのリッピング を行ってみたが、本体のバッテリー警告等は全く発生する事無く 使用する事ができた。
 しかし、あまり長時間使用するとバッテリーが消耗する可能性 がある為に、走行中に使用する分には全く問題ないと思われるが 、停車中に長時間使用する場合にはエンジンをアイドリングした 状態で使用する事をお薦めする。

◆PCバッグへの収納
 当初はACアダプタとマウスだけだったキャリーバックの中に も、今ではカードリーダやGPSアンテナに今回のDC電源ケー ブル収納する物が多くなり多少配置換えしてみた。
 ACアダプタのAC側ケーブルは何とかPC本体の横に入れた ACアダプタ部分に収納する様にして、その空いた部分には左上 図の様にGPSアンテナとDC電源ケーブルを収納した。
 また右図の様に右側のネットポケットには、カードリーダーと そのUSBケーブルをマウスの底に入れる事により、マウスが半 分飛び出した状態を保てる為に丁度良い具合になった。
 外側のポケットには、左上図の様に左側のポケットにはGPS アンテナを延長する為のUSB延長ケーブルを入れておき、右側 のポケットには右上図の様に旧タイプ日産車用のエンジンコント ロールコンピュータとの通信ケーブルを収納しておいた。
 今回のSatelliteJ11ではRS−232Cコネクタ ーの他にもUSBが4ポートと多い為に、これらの収納してある 物を全て同時に接続してもUSB1ポートが空く。


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