Canon製 Color Laser Printer satera LBP7200CN
製品を箱から出して設置する


◆プリンタが届く
 プリンターは左下図の様に製品が梱包されている箱でそのまま 送られてきたが、もう少し軽いと思っていたが30kgと意外と 重く、箱も大きい為に29インチのブラウン管テレビを持つ思い 位の感覚があり、2階に運ぶにも結構大変であった。
 さすがに設置説明書には2人でと記載されていたが、一人で一 気に2階まで運んでしまった後に重量を知った為に、せめて箱か ら出して運んだ方が楽であろう。
 運ぶ前から右上図の様に丁度30kgと記載されていた部分に は引っかき傷が付いていたが、箱の中までは達していなかった事 とから、製品には何ら問題が無く助かった。
 箱を持ち上げる際には左上図の様に、Canonの書かれた赤 い面の両端に手持ち用の穴が開いている為に、この部分を持って 持ち運ぶ様にする。
 箱の上部周辺はそれほど丈夫なテーピングはされておらず、箱 の開く部分と上図の様にフタの両端は半分だけがテーピングされ ており、その片方には右上図の様にフタの内側よりメーカーの保 証書とショップの販売証明書が出てきた。

◆箱を開ける
 実際に箱の上部を開けてみると左下図の様に更に同じ様なダン ボールでフタがされており、そのフタを開けてみると右下図の様 に今度は別方向からダンボールが折り返されていた。
 このダンボールの構造は後の説明をこるとわかると思うが、右 上図一番下にあるダンボールが外周のダンボールで、箱の取っ手 を持ち上げた際にプリンタ自体が抜け落ちない様に、左上図の様 にプリンターを底から吊り下げる為のダンボールを引っ掛けて3 0kg分を持ち上げられる様にしている構造になっている様であ る。
 とりあえずは左上図の様に三重に折り返してある上部のダンボ ールを全て開けておき、右上図の様にプリンタ上部にある取扱説 明書や付属品を取り出しておく様にする。

◆付属品
 付属品は左下図の様にビニール袋に入れてあり、プリンターの 真上には直接当たらない様に、右下図の様にダンボールが敷かれ ている上に説明書類が乗せてあった。
 その説明書が乗っていたダンボールの端をよく見ると、右上図 の様にケーブルが別のビニール袋に入れられて置いてあり、それ を取り出してみると左下図の様にAC電源ケーブルであった。
 付属品の袋を開けてみると右上図の様な物が入っており、取扱 説明書と設置説明書が別になっており、更にメンテナンス契約の 内容書や注意書きにドライバCDや故障修理の際の連絡先が記載 されたシールや、LANケーブル用のフェライトにAC電源ケー ブルが付属している。

◆外箱の取り外し
 そしていよいよプリンタ本体を取り出すが、重量物は製品を持 ち上げるのではなく、ダンボール自体が取り外せる様になってい る場合が多く、今回の場合にもダンボールの外周だけが外せる構 造になっており、取り外し方もダンボールの上部に記載されてい る。
 とりあえずは左上図の様に説明書が置いてあったダンボールを 取り外し、ダンボールの外周を持ち上げて取り外すが、実際には 右上図で丸い穴が開いた前後に見えるダンボールがプリンタの底 にあり、この丸い穴の部分を両端持ち上げればプリンタが持ち上 がるが、30kgと重い為にダンボールの外周を取り外した方が はるかに簡単に取り外せる。
 その為に、左上図の様にダンボールに長穴の開いた部分の両方 を持ち上げれば、左上図の様にダンボールの底を残して持ち上が り、結果的に右上図の様にダンボールの外周だけが取り外れる構 造となっている。

◆プリンタの取り出し
 ダンボールの外周を取り外すと、左下図の様にプリンタの底か ら巻く様にしてあったダンボールが開き、発砲スチールで囲まれ たプリンタ本体が出てくる様になる。
 プリンタ上部にある発砲スチールは右上図の様にただ乗ってい るだけの為に簡単に取り外せ、左下図の様に両端に取り付けてあ る発砲スチールを取り外しておく様にする。
 プリンタ本体を包んでいるビニール袋は左上図の様に真上にオ レンジ色のテープで固定されており、よく見ると右上図の様に取 り外す側のテープが折り返してあり取り外し易くなっている。
 このテープを左上図の様に取り外す事により、右上図の様にビ ニール袋を開く事ができるが、ここからプリンタだけを取り出す のも困難な為に、一度左下図の様にプリンタの下部にある発砲ス チールからビニール袋ごと持ち上げて、左下図の様に平らな部分 に置く様にする。
 そして左上図の様にビニール袋をプリンタの下へと全体的に下 ろして行き、最後までビニール袋を下ろし切ったら右上図の様に プリンタだけ取り出して台等に設置する様にする。

◆テーピングの取り外し
 ここからはプリンタが輸送用に固定してあるテーピングを取り 外す作業であるが、正面にあるテーピングよりも後に説明するト ナーの保護テープを外さないと全く印刷できない為に注意する。
 正面にあるテーピングは左右に2ヶ所あり、下図では左側のテ ーピングを取り外しているが、ここの幅広いテープ先端も取り外 し易い様に折り返してある。
 そして上図が右側を固定してあるテープであるが、正面にはこ れらの2ヶ所だけである。

◆背面の保護材取り外し
 ここからは背面にあるテーピングを取り外す。
 背面のテーピングは正面とは異なり、左上図の様に両面印刷ユ ニットの中から出てきているバンドを、プリンタの側面に固定し てある為に、このバンド部分を引っぱって右上図の様に固定して あるテープ部分を取り外しておく様にする。
 しかし、右上図の様になっても絶対にバンドは引っ張らない様 にする必要があり、無理に引っ張ると故障の原因ななる為に注意 する必要がある。
 同様に背面にはもう一方にも左上図の様にバンドをテープで固 定してあるが、こちらはバンドが1本ではなく2本ある為に、右 上図の様にバントを引っ張りテープを剥がしておく様にする。
 こちらのバンドも絶対に引っ張らない様にする必要がある。
 そして背面にある両面印刷ユニットの上部を見ると左下図の様 に上部中央部分にくぼみが付いている為に、この部分に指を入れ て右上図の様に背面に倒す様にして開いておく。
 まずはバンドが2本あった方の1本は、左上図の様に保護用の 透明なシートに取り付けられている為に、まずは先にこの透明シ ートと一緒にバンドも取り外しておく様にする。
 もう1本のバンドは左上図の様に両面印刷用の樹脂部分に食い 込んでいる為に、そのまま引っ張ると右上図の様に食い込んでい たプラスチックが外れてきてバンドが外れる様になる。
 バンドが1本だけの方も両面印刷ユニットの樹脂部分に食い込 んでいるタイプの為に、バンドを引っ張れば左上図の様にバンド の先端に取り付けてあるプラスチックが抜け出てくる。
 これら3本のバンドとその1本に付いていた透明な保護シート を取り外したならば、右上図の様に両面印刷ユニットをゆっくり と起こして閉じておく様にする。

◆トナートレイの引き出し
 上記までのテーピングの取り外しでは、外周から見る分では全 て取り外した様に見えるが、内部のトナーカートリッジの部分に テーピンクが施してある為に必ず取り外す様にする。
 トナーカートリッジは左上図の様なプリンタ正面から取り出す が、右上図の様に手前にある取っ手部分からフタを開けてしまう と、手挿し用紙用のガイドが開いてしまう。
 その為に左上図の様にプリンタ正面の真上にある取っ手部分に 手をかけて、手前に倒す様にして開く事により右上図の様にフロ ントパネル部分が全て開く様になる。
 後は右上図の黒い部分の上に見える青いレバーを若干下に下ろ しながら手前に引く事により、左下図の様に4色分のトナーカー トリッジが入ったトレイ毎引き出せる様になる。
 トナーカートリッジは右図の様に4色分が入っているが、取り 外しの際には色の場所を間違わない様に入れる必要があり、必ず 以下で説明するトナーカートリッジに取り付けてある保護フィル ムを取り外してから電源を入れる様にする。

◆トナー保護フィルムの取り外し
 トナーカートリッジを取り外す場合には左下図の様にトナーカ ートリッジの中央部分を持ち上げて取り外す様にするが、真下側 には右下図の様に転写ドラムが付いている為に、この部分に傷を 付けてしまうと印字にムラができてしまう他、最悪の場合には印 字ができなくなってしまう為に、取り扱いには十分に注意する様 にする。
 取扱説明書ではおそらく右上図の転写ドラムに傷を付けない為 にも左下図の様にトナーカートリッジをトレイに入れたままで保 護フィルムを取り外す説明となっている様である。
 しかし、トナー自体が固まっている可能性もある為に、各色共 に1本ずつ取り出して、一旦前後左右にゆっくりと傾けてから保 護フィルムを取り外す様にする。
 そのトナーカートリッジに取り付けられている保護フィルムは 、左下図の様に正面から見てトナーカートリッジの左側に見える オレンジ色の輪を右上図の様に輪の部分を持ち上げる様にする。
 保護フィルムの先端には左上図の様なオレンジ色の輪が取り付 けてある為に、トナーカートリッジをしっかりと押えながら右上 図の様に保護フィルムをゆっくりと引き出す様にする。
 この際にはある程度の力を入れる必要があり、保護フィルムが トナーカートリッジから外れる際には、トナー自体を強く押して しまいがちな為に十分注意して取り外す様にする。
 その為に取扱説明書とは異なるが、トナーカートリッジは取り 外した状態で、転写ドラムに傷を付けない為にも空中で保護フィ ルムを取り外す様にした方が良いだろう。

◆トナートレイの収納
 今回のトナーカートリッジには左下図の様にインクジェットプ リンターのインクと同様なメモリーチップが搭載されており、お そらく印刷した際のトナーの消費量を記録していると思われる。
 4本全ての保護フィルムを取り外したならば、トレイにトナー カートリッジがしっかりと装着されている事を確認し、後は右上 図の様に手前に見える青いレバー部分を押して、プリンタ本体に しっかりとトナーカートリッジの入ったトレイをセットする様に する。
 左上図の様にトナーカートリッジが入ったトレイをしっかりと 押し込んだならば、あとは左上図の手前に見えるカバーを持ち上 げ、右上図の様にフタを閉めておく様にする。

◆A4用紙のセット
 プリンター本体の正面下部には用紙トレイが付いており、左下 図の様にプリンター正面下部を引き出す事により、左上図の様に 用紙トレイが引き出せる様になる。
 用紙トレイには色々な用紙がセットできる様になっており、右 上図の様に用紙の左右と前後の幅を決める移動式の用紙ガイドが 付いている為に使用する用紙のサイズに移動しておく。
 右上図の右側に見える用紙の長手方向を決めるガイドは、青い レバーとグレーのレバーをはさみながら移動し、右下図の様に用 紙トレイの正面近くまで移動し、A4と書かれた部分に用紙ガイ ドに見える三角の部分を合わせる様にする。
 更に左上図の様に用紙の両サイドをガイドするガイドで、左側 のガイドに付いている青いレバーとグレーのレバーをはさみつつ 、左上図の様にほとんど全開にして右上図と同様にA4サイズと 書かれた部分に用紙ガイドの三角部分を合わせる様にする。
 用紙トレイの四方にある用紙ガイドの位置を決めたならば、後 は左上図の様に用紙トレイに用紙をセットするが、用紙は一束5 00枚と言う事が多いが、用紙トレイは250枚の為に半分ずつ 供給する様にするが、多く入れ過ぎても紙送りのトラブルになる 為に入れ過ぎない様にする。
 用紙をセットしたならば右上図の様に用紙トレイをプリンター 本体に押し込み収納する。

◆ケーブルの接続
 付属の電源ケーブルは左下図の様、PC本体やディスプレィ等 に使用されている一般的な3Pタイプで、コネクターはしっかり と挿し込んでおく様にする。
 また右上図の様にフェライトも付属しているが、本来は右下図 にあるLANケーブルに通しておき、1ターン回しておく様であ るが、邪魔になるだけの為に今回は右上図の様にACケーブルの 根元に挟み込んでおく様にした。
 今回のプリンターには2つのモデルがあり、型式の末尾にNが 付くとネットワーク対応の為に左上図の様に標準搭載のUSBイ ンターフェイスの他にLANも搭載されている。
 複数のPCから印刷するのであれば、USB用のプリントサー バを購入するよりも、同じ価格差ぐらいの為にネットワークを内 臓したモデルを購入した方が良いだろう。


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