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ISDNターミナルアダプターカード(PCI) ![]() ◆AtermIB55PROの取り付け ![]() しかしあくまでも非同期→同期の変換を行っている為に、本来のISDNとして 直接つなぐには必要なカードである。 また、DSU本体はPCとは離れた部分にある場合などではTAを増設してその 増設したTAのデーターポートから非同期→同期変換通信を行うか右図のTAカードを 使用するかのどちらかである。 このカードはPCIカードで付属のドライバーにはPC98とAT互換機で動作させる 物が添付しており、どちらでの動作確認も大丈夫であった。 ![]() ここへAtermITシリーズのS点ユニットと接続する事で利用できる。 左側に有るのがRJ−11のコネクターで増設用アナログポートとなっている。 ここへ普通の電話機を接続する事によりISDNは2回線利用できる為に、他で電話を 使用していない時に限りインターネットをしながら電話が出来るわけである。 その為にPCの調子がおかしい時の問い合わせなどは近くに電話を設置でき、インター ネットでの買い物で詳細が分からない時はページを見ながら電話で問い合わせ等と 色々と使える。 またISDNをサポートしていないパソコン通信等を行う場合には、このポートへ アナログモデムを接続しておけば良く、この場合も他で電話を使用していなければ インターネットとパソコン通信が両方できるというメリットも有る。 ![]() この設定は利用状況で異なる為に、このISDNカードであるAtermIB55Proの取説と AtermITシリーズ本体の取説の他にS点ユニットの取説も十分に検討し正しい 設定が必要である。 間違ってターミネータを設定しても動作してしまう為に、動作不安定になる事の無い 様に説明書に従って正しい設定をしておいた方が良いであろう。 ![]() 取り付ける前に説明書に従うと、このISDNカードを入れないうちにドライバー類を セットする必要が有る為に、この辺の順番を取り扱い説明書に従って作業の上でカードを 取り付ける。 取付の際にはカード同士がこすれ合って基板のパターンをはがしたりしない様に十分 注意して作業を行う。 またSCSIカードの様に基板上のコネクターから直にケーブルが出ている物に対しても 切断しない様に注意する必要が有る。 ![]() この位置を合わせないとカードを固定してしまってからではコネクターが入らなく なってしまったり、コネクター自体が板金部分と擦れて削れてしまう為に基板を固定する 場合はISDNのコネクターであるRJ−45を差し込んだままで間隔を見ながら 固定する必要が有る。 ![]() これと同じ様にISDNコネクターの右側にはアナログポートとして普通の電話機が 接続できるようにRJ−11コネクターも利用できる様になっているが、カードを 固定する際にはこのアナログポートもケースの板金でコネクターが接続できなく ならない様に注意して取り付ける様にする。 ![]() 今回ここで使用しているケースはGATEWAY2000のフルタワーケースであるが、 他のメーカーのケースではどうしてもコネクターが擦れてしまう物があれば、コネクターが 入り易い様にケースの板金をヤスリ等で削っておいた方が良い。 そのままにして無理にコネクターを差し込んでおくと基板側のコネクターが破損する 恐れも有る為に、ヤスリで削りスペースに余裕を持っておいた方が良い。 また右下に見える青いケーブルがLAN用のケーブルで、コネクター自体はISDNも LANも同じRJ−45を使用している。 その為に全てのコネクターを外してしまった場合には区別が付かなくなってしまう為に、 何らかのマーキングをしておくかケーブルの色をわけておく等して間違わない様にする 必要が有る。 ![]() 拡張カードなどを増やしていくうちに左図の様にケーブル類がだんだん多くなり、 似た様なコネクターが増えていく為に間違い易くなってしまう。 RS−232Cのポート1と2やUSB1と2位の間違いであれば動作しないだけで 済むのだが、DSUとLANを間違えてしまいDSUを壊してしまうと最悪の場合は 電話がかけられなくなる恐れが有る。 修理にも早くて2〜3日かかるらしく、下手すると1週間も電話が使用できない事が 出てくる為に配線時には十分確認してから行う。 またDSUの代替えも用意していないとの事なので、心配であればDSUやTAを 2台用意しておいた方が良いだろう。 メインに戻る コンピュータ選択メニューに戻る ISN-NET64選択メニューに戻る ターミナルアダプタ取付メニューに戻る ![]() |