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キャメッセプチ 機能概要
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◆電源の入り切り
hello.jpg  このキャメッセプチを利用する前には、予め乾電池をセットし電源を切って も取り込んだ画像や作成した絵や文字を保存したい場合には別途スマートメデ ィアを用意しカードスロットにセットしておく必要がある。
 また、それらを携帯電話機からEメールとして送信したい場合には、これま た別途にスナップメールに対応したプロバイダーとの契約が必要である。
 準備が整ったらキャメッセプチ本体正面右下にある電源スイッチを押すと右 図の様な起動画面が表示される。
byebye.jpg  また電源が入っている時に再び電源スイッチを押すと左図の様に『BYEB YE』を表示してしばらくすると電源が切れる様になる。
 使用するメモリーについては、本体に7MBを搭載しそのうちにユーザーエ リアは1MBとなっている様で、やはり本格的に利用するにはスマートメディ アを増設しておいた方が良いだろう。
 また、取扱説明書によると16MB〜64MBを推奨品として載せてある為 に、64MBまでは増設可能の様だが今回は8MBを使用している為に小さな メモリーカードは大丈夫のようである。
batt-empty.jpg  しかし、昔の5V動作品は使用できないようで3V(3.3V)で動作する スマートメディアを用意した方が良いだろう。
 乾電池が無くなって来ると右図の様に丁寧な警告画面が表示される様になり 、ここから多少は使用できる様だがそのうちに電源が切れてしまう為に早めに 処理を中断し乾電池を交換した方が良いだろう。
 また、アルカリ電池でも3時間程度しかもたず乾電池代も大変な為に充電式 のバッテリーを利用した方が良いだろう。
 取扱説明書によるとニッケル水素の使用だけになっておりニッカドの使用は できないと書いてあるが理由は定かでない。
 実際に私はSuper Ni−cd1000を使用しているが、異常発熱も なく問題は無さそうだが小容量の一般ニッカドでは動作しない恐れがある為に これから購入する際には多少高価だが単三型のニッケル水素バッテリーとその 専用充電器を購入した方が良いだろう。
pen.jpg  このキャメッセプチの操作は液晶表示画面をペンで操作する事により絵を描 けたりメニューを選択でき、その操作用ペンは左図の様に本体背面の通信ケー ブルコネクターの隣に収納されている。
 このペンはあまり長くなく左図では多少わかりづらいかも知れないが、ペン の頭が若干L字型に突起している部分がありここに爪等をひっかけて収納され ているペンを引き出す事ができる様になる。
 ペンは押し込んだ時に抜けて来ない様に最後の方でひっかかる様な感じにな っている。
main-menu.jpg  この操作ペンで液晶表示器の下にあるメニューボタンから『Menu』を選 択すると右図の様な処理メニューが表示される。
 このメニューよりメールや画像の取り込みにお絵描き等ができ、描く処理項 目の中でも色々なメニューを選択しながら処理できる様になっている。
 今回はキャメッセプチの概要説明だけの為に、簡単に各メニューを紹介する 事にする。

◆撮  る
pic-cam.jpg  今回このキャメッセプチの機能で期待したのが撮影機能で、デジカメの様に 画像を記録できると言う事であるが、有効画素数が320×240画素のCC Dを使用しており焦点距離が30cm〜無限大までで撮影できる様になってい る。
 これはメニュー画面から『撮る』を選択すると直ぐ右図の様にリアルタイム 表示画面となり、右図にはデジカメでキャメッセプチを撮影している様子が映 し出されているが、TFTの明るい液晶表示器である事もあるが意外と綺麗に 撮影できるようである。
self-timer.jpg  また、この撮影機能の中には左図の様にセルフタイマー機能もあり、タイマ ー時間を指定して撮影する事もできる。
 しかしこのキャメッセプチには三脚等を取り付ける部分も無く、単にどこか へ立てかけて置いて撮影するしかないだろう。
 その為に手で持って撮影する機会の方が圧倒的に多いと思う為に、たぶんこ のセルフタイマーを使用する事は無いだろう。
 残念ながら、せっかく撮った画像もただこの液晶表示器で見るしかなく、P Cに画像を取り込む手段は無い。
cam-p.jpg  その為に専用プロバイダーに加入しパケット通信を利用しPCに送るしかな い様であり、デジカメ機能を利用するのであれば最近流行りの安価なデジカメ を購入した方が早いだろう。  ただ、このキャメッセプチにスマートメディアを使用していればPCのカー ドリーダーより画像を取り込む事もできる様である。
 カード内には様々なフォルダーが作られており、その中で画像を保存してあ るフォルダを開いてみると普通のJPEG形式のファイルがあり、それらが3 20×240画素の画像となって保存してある。
 これらをそのままPCに取り込めば右図の様な画質ではあるがデジカメとし て利用する事も可能のようである。

◆書  く
write-title.jpg  このメニューの『書く』はメールの文章を書く部分で、右図の様な画面が表 示されたならば『タイトル』や『本文』等をペンで選択する事でフロントエン ドプロセッサの様な漢字変換画面が表示される様になる。
 文字の入力の際には携帯電話機の様な絵文字が表示できたり、文字を利用し て顔の表現を表せる顔文字なども表示でき、必要とする物を液晶表示器に表示 してペンで選択するだけで入力できる様になる。
 今回は専用プロバイダーと契約していない為に実際のメール送信は紹介でき ないが、メールとしてではなく単なるメモ帳として利用するのも良いだろう。

◆描  く
write-menu.jpg  このキャメッセプチで面白い機能がこの『描く』で、液晶表示器のタッチペ ン機能を用いて手書き入力ができる様になっている。
 ここではペン書きの説明だけだが右図の様に色々なメニューがあり、プリク ラの様な何種類かの図枠を選択する『フレーム』や、色々な図形を貼り付ける 『スタンプ』等の他に、画像の色を変えたい場合には『セピア』や『モノトー ン』があり効果を出す『ライトトーン』や『ソフトフォーカス』などの機能が ありなかなか遊べる機能がある。
pen-menu.jpg  その中でペンの色や太さを変える為には右上図の『ペン』の部分をペンで選 択すると左図の様にペンの選択画面が表示される。
 ペンは全部で16種類あり、ペンの種類にそれぞれの色がありペンの選択画 面では消しゴムも選ぶ事ができ、実際に描いたものを部分的に擦るとなぞった 部分だけ消去する事もできる様になる。
 このペン選択メニューは画面右下にある↑↓ボタンをペンで選択すると他の ペンも表示される様になる。
write.jpg  この様にしてペンの色と太さを変える事で右図の様に手書き入力が簡単にで きるようになり、チョッとしたメモ書きや画像にマーキングして保存しておく などの使い方もできるだろう。
 この様に、上記の『撮る』で画像を撮れここの『描く』で手書き入力やフレ ームを付けたり手書き入力ができる為に、子供のおもちゃにも最適かもしれな いが携帯電話機に接続して送っても面白いだろう。
 しかしこの機能はJ−PHONE等が携帯電話機にカメラを取り付けて既に 実用化されており、わざわざこのキャメッセプチの様なものを持ち歩かなくと も手軽に画像を送信できるようになる。

◆アドレス帳
adrs-menu.jpg  上記の機能の他に『アドレス帳』としての機能があるが、200件までの登 録ができる様になっているものの、左下の画像を見てもわかる様に名前とメー ルアドレスの入力だけになっている。
 その為にこのキャメッセプチを携帯電話機に接続しスナップメール対応の専 用プロバイダーと契約して実際にメールとして利用する場合にしか役に立たず 、今回の様に単独で利用してみる場合には全く役にたたないのが残念である。
adrs-note.jpg  アドレス帳は右上図の様なアドレス帳のメニューページと、それらの中から ペンで選択すれば左図の様な個別の画面が表示される。
 そして各項目をペンで選択すれば文字の入力画面となり、上記で説明した『 書く』と同様にして文字を入力できる様になる。
 せめて住所や電話番号等も入力できれば普通のアドレス帳として利用できる のだが、やはりこのキャメッセプチを単独で利用するにはデジカメ機能と手書 き入力機能だけのようである。

◆設  定
set-menu1.jpg  またメニュー画面の右下にある『設定』をペンで選択すると右図の画面が表 示されキャメッセプチの様々な設定ができる。
 その設定メニューの一番上にあるのが通信機能の設定で、プロバイダーへの 接続の為の設定情報を登録する様になっている。
 またアドレス帳内にはグループ機能があり、最大20件までのグループの登 録ができ、メンバーの選択はアドレス帳に登録されている名前が表示され、そ の左側のチェックボックスにペンでチェックするだけで行える様になっている。
set-menu2.jpg  その他に液晶表示器の濃さや明るさも2段階ながら切り替える事ができ、ペ ンタッチ音も消去する事ができる様になっている。
 またペン位置補正などもあり、画面の4隅に表示された+マークをペンで押 すだけで自動的に補正ができる様になっている。
 その他にスマートメディアを使用していない場合は乾電池を取り外してしま うと全データが消去されてしまう。
 その為にスマートメディアをセットして左図にある『バックアップ』により 内臓メモリーの内容をスマートメディアへとコピーする事ができる為に、これ らを更にPCにバックアップする事も可能であり、デジカメとしての画像デー タもいつもスマートメディアを入れてなくともデータを取り出す事ができるだ ろう。



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