◆ベース板の取り付け まずは車内ホルダーから取り外した取り付けブラケットに右図の様に車内ホ ルダーに付属の取り付けバンド2本を通しておく様にする。 このバンドは右図の様に中心部分に車戴アダプタが取り付く為にバンドをか けない様にしておき、取り付けブラケットの両端からバンドが出る様な感じに かけるようにする。 この取り付けバンドは2本共同じ長さの為にどちらに取り付けても構わない が、最終的に長い部分は切断する事になる為にとりあえずは取り付けブラケッ トにかけるだけで左右に飛び出る長さを調整する必要は無いだろう。 また、コンソールのフタにこの取り付けバンドで縛り付ける訳だが、取り付 けの際にコンソールのフタが動いたのでは作業性が悪い為に、左図の様にコン ソールのフタを固定してあるネジを取り外してしまい、取り付けアダプタをコ ンソールのフタに固定するまで外したままで作業した方が良いだろう。 しかし、作業上問題なければ別段取り外す必要も無い為に、作業してみてど うしても効率が悪ければ取り外す様にした方が良いだろう。 更に、今回車戴アダプタや車内ホルダーを取り付けたR33系のスカイライ ンのコンソールでは、右図の様にコンソールのフタの裏側部分も取り外せる様 になっている。 その為にただ単にコンソールのフタに取り付けバンドを巻いただけではしっ かりと取り付けブラケットを固定する事はできず、このフタの裏側を取り外し てからバンドを巻き付けてその上からコンソールの裏フタをネジにより締め付 ける様にしてとっかりと固定している。 この様にする事で固定バンドが更にコンソールのフタにしっかりと巻き付け られ様になる他に、コンソールの裏フタでバンド自体を固定した為に走行中の 振動などでバンドが緩んでしまう事も無いだろう。 また、この取り付けブラケットの取り付け位置だが、実際に車戴アダプタと 携帯電話機を載せてみて、特に携帯電話機に接続するケーブルがタレ下がった 際にコンソールに不用意にあたり振動で擦れない様に考慮する必要があるだろ う。 その為に携帯電話機からのケーブルがコンソールと並んで垂直に落下する様 にし、多少ケーブルのカール部分がコンソールにあたる位が丁度良いのではと 思う。 ◆アダプターの取り付け 取り付けブラケットをバンドで固定したならば、このブラケットの上に車戴 アダプターを載せてみてもう一度取り付け方向やケーブルの干渉状態を確認し てみる様にする。 コンソールのフタの上に取り付けるとどうしてもコンソールを開けようとす ると車戴アダプタが携帯電話機と共に起き上がってしまう為に、もしもコンソ ールの開閉を行う場合はその辺も考慮してケーブルなどの干渉を確認する必要 があるだろう。 取り付けブラケットの位置が決まったならばいよいよ車戴アダプタ本体を取 り付けるが、左図の様にネジで固定する為にこのネジ穴が付属のゴムキャップ で塞がれている場合がある。 その際には予めゴムキャップを外しておき、左図の様に車戴アダプタに付属 の長目のネジで固定する様にする。 また、この車戴アダプタのスピーカー面にはネジ穴が3つあり、取り付けブ ラケットと固定するのは深いネジ穴を利用する。 浅い真鍮色のネジ穴はこれから取り付ける車内ホルダー用の固定ネジ穴で、 こちらは使用しない様にしておく必要がある。 ネジを差し込んだならば右図の様にプラスドライバーにてネジを締め付ける が、この車戴アダプタと取り付けブラケットの固定は中心位置にあるネジ1本 で固定される事になり、車内アダプタは2本で固定されていたが車戴アダプタ は1本で固定する事になる為に、同じ取り付けブラケットでも固定方法が異な る事に注意が必要である。 車戴アダプタを固定しているネジ穴にはゴムキャップがあり、これは車戴ア ダプタに付属してある為にネジを締め付けた後には左図の様に必ずゴムキャッ プを取り付ける様にする。 特にこのゴムキャップは無くとも問題は無いが、車内では色々なホコリが発 生しネジ穴などにつまってしまう事もある為に、ネジの頭にホコリが付いて製 品を取り外せなくなる恐れもある為に、ゴムキャップなどが付属している場合 には利用しておいた方が良いだろう。 これでコンソールのフタに車戴アダプタまで取り付けられた事になるが、右 図の様にして自重でタレ下がったりしないかどうかを確認しておく必要がある が、実際にはこれに車内ホルダーと携帯電話機を取り付けてみないとわからな い。 もしも取り付けがグラグラする場合には、このページの最初からやり直して みる必要があるが、コンソールにバンドをしっかりと巻き付けコンソールの裏 フタでしっかり押さえ込めばまず問題ないだろう。 メインに戻る 携帯電話関連メニューに戻る 車戴アダプタメニューに戻る |