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車戴アダプター P003
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◆製品概要
caradp.jpg  この車戴アダプターは携帯電話を車で使い易くする物で、ハンズフリーと してのスピーカー機能を持っている。
 また、携帯電話に登録したカナ部分を内蔵している音声合成音により読み 上げてくれ、登録したメモリーダイヤルを耳で聞いて確認できる機能が搭載 されている。
 しかし、読み上げが昔ながらの音声合成音で、あまり聞き取り易い物では なく、停車中に携帯電話から直接相手の番号を検索した方が早いだろう。
adpup.jpg  この車戴アダプターを使用する際に注意しなければならないのは、必ず外 部アンテナ2本とDCケーブルが必要になる為に合わせて購入しておく必要 がある。
 外部マイクに関しては特に必要なく、そのまま自動車電話の様に携帯電話 を持ち上げれば使用できるが、これではせっかくのスピーカ機能が無駄にな ってしまう。
 もしも外部アンテナを必要とするならば別だが、車のバッテリーから充電 したい場合は別ページにある 『DCアダプターP001』 か、一般市販のカーバッテリーコードの利用をお奨めする。
sidev.jpg  車戴アダプターの側面には右図の様にDCケーブル用のコネクターとスピ ーカのボリュームが付いている。
 このスピーカー機能はシガーライターに電源が供給されている場合のみ利 用でき、それだけでなく車戴アダプタに電源が供給されなくなると携帯電話 の電源も切れてしまう為に注意が必要である。
 その為に車のエンジンキーをOFFにする前には必ず携帯電話から車戴ア ダプターのコネクターを抜いておく必要がある。
extcn.jpg  本体から出でいるケーブル周辺を見ると、携帯電話の底にあるコネクター と同じ形状のコネクターと外部マイク端子が見える。
 ここのマイク端子には別売の 『ハンズフリー用マイクP001』 を接続する事で、携帯電話を持たずにして会話が出来る様になる。
 また携帯電話と同じ様なコネクターは通信ケーブル等を接続でき、この車 戴アダプターを携帯電話に接続したままでPC用携帯モデムケーブルを接続 する事で携帯に充電しながらPCによる通信ができ、アンテナも接続された ままの為に出先で電波状況が悪くても携帯電話本体のみで通信する場合より も安定した通信ができるだろう。
antcn.jpg  右図にあるコネクターが別ページにある 『オングラス(タイプA)アンテナ』 等を接続する為のコネクターで、丁度パーソナル無線等に使用されていたN 型コネクターと同じ様な形状をしている。
 この車戴用アダプターを携帯電話に接続すると、携帯電話に内臓のアンテ ナは切り離され外部アンテナのみが使用できる状態になる。
 その為に外部アンテナは必ず取り付ける様にし、車外にアンテナを出した くない場合には車内に取り付けるか、もしくはサイドガラス等に貼るシート 状のアンテナを利用すると良いだろう。
telcn.jpg  左図にある様なコネクターには携帯電話を接続するが、この製品はP専用 の為に他機種での接続はできない様になっている。
 また、上記でも説明したが車戴アダプターに電源が供給されなくなる前に このコネクターを携帯電話から抜いておかないと携帯電話自体の電源も切れ てしまう為に注意が必要である。
 これは通常のACアダプター等では携帯電話にケーブルを差し込んだまま でコンセントから抜いても電源が切れない様に、このコネクター部分への配 線方法か何かで対処できるのではないかと思う。
 この車戴アダプターにはアンテナブースターが付いているかどうかは不明 だが、そうでなければせめて携帯の電源は切らない様な回路にすべきだと思 うがどういう意図でこの様な構成になっているかが疑問である。

◆車内ホルダーとの組み立て
gomu.jpg  上記の車戴アダプターはスピーカー機能などのユニットであるが、携帯電 話の設置は別途ホルダーを用意して取り付ける必要がある。
 ここではこの車戴アダプターの上に携帯電話をセットして、サイドコンソ ールに取り付け自動車電話の様にして利用する為に別売の 『車内ホルダーP007』 を利用する方法を説明する。
 この車内ホルダーは両面テープや付属のバンド等を利用し固定して単体と しても利用できるが、この車内ホルダーを車戴アダプターに組み込む事で自 動車電話風の構成が組める様になる。
baseo.jpg  まず車内ホルダーを右図の様に2箇所にネジが見えない様にゴム製のキャ ップが取り付けてある為に、これらのゴムキャップを取り外しプラスドライ バーを利用して2箇所のネジを取り外しておく様にする。
 この取り外したネジとゴム製のキャップは車戴アダプターに組み立てた際 に再利用する為に紛失しない様に保管しておく。
 この2箇所のネジを取り外すと左図の様に車内ホルダーが上下2分割とな り、下側に見えるベース板をバンドを利用してサイドコンソールに取り付け たり、又はネジで直接固定するか両面テープで固定する様にする為に、本来 は組み立て前にこのベース板を固定してから組み立てる様にする。
baseset.jpg  今回ここでは組み立ての説明を行うだけの為にベース板を固定しないで仮 に組み付けてみる。
 上記で取り外したベース板の上に右図の様に車戴アダプターをスピーカの スリットが見える様にして乗せる様にする。
 その際にはベース板と車戴アダプターとの取り付け方向もある為に、右図 の様に金属部分がベース板上に見える様にし車戴アダプターのケーブルが下 に来る様に組み付ける様にする。
neji.jpg  組み付け後には側面から上手く組み付けられているかどうかを確認し、も しも浮いて取り付いている様であればもう一度取り外してみる。
 上手く組み付いている場合は、車戴ホルダーを取り外した時のネジ2本は まだ使用せず、車戴アダプターに付属の多少長目のネジを利用して組み付け る様にする。
 これは車戴アダプターに厚みがある為に、車戴ホルダー用のネジでは届か ない為に利用の際には間違わない様に組み付ける。
holdset.jpg  そして次に先程取り外しておいた車戴ホルダーの上部分を取り外したネジ 2本で車戴アダプターに取り付ける様にする。
 車戴ホルダーの取り付けは取り付け面である車戴アダプターのスピーカ上 部には真鍮色のネジ穴が確認できる。
 この部分に車戴ホルダーのネジ穴を合わせてからネジで取り付ける様にす ると良いだろう。
 ネジがしっかり取り付けられたならば、最初にネジ穴から取り外したゴム 製のキャップでネジ穴を塞いでおく様にする。
 車内は結構ホコリが多い為にネジ頭が汚れで取り外せなくならない様に必 ずゴム製のキャップを取り付ける様にする。
setfin.jpg  全てを組み付けて携帯電話をセットすると左図の様になるが、普通の携帯 電話が自動車電話の様な雰囲気になる。
 この製品を利用すればハンズフリーに充電に通信と便利になるが、車戴ア ダプターが2万と車内ホルダーが7千円前後にアンテナが6千円前後でDC ケーブルが1.5千円とこれだけで4万円前後になってしまう為に高価過ぎて あまりお奨めできない。
 現在ではカーナビにハンズフリー機能やPCメールにiモードメールまで もがナビから操作できる為にそちらを利用した方が良いだろう。



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