電波が届かない、バッテリー消耗が・・・


◆ついに買い替え
 P505iよりデジカメ機能が搭載され、どうしても厚くなって しまい、その割には35万画素のレベルではボケて撮影しても使え そうにもないカメラには困っていたが、そんな事を考えているうち にP506iも発売されP504iもまる3年になってしまう所で あった。
 P504iは全く問題なくiモードの中では一番使い良い機種で あったがバッテリーの寿命が気になってきており、これまでスペア 用とバッテリーを2個使いしていたのにも関わらず1年持たない機 種が多かった中、このP504iだけは3年にもなろうとしている のに全くバッテリーの衰えが見受けられず、それがかえっていつ突 然使えなくなるかと不安であった。
 そしていよいよまる3年を目の前にして買い替えを決意したが、 やはり厚さがチョッと厚く悩む所であった。
 そして何気なくFOMAをみてみるとP505iやP506iと 比べるといささかではあるがP901iの方が薄かった事もあり突 然FOMAにする事にした。
 FOMAにするにも現在使用している車載アダプタが2セット使 えない事になる点や、DCアダプター等の周辺機器が使えなくなる 点でも悩む所であった。
 しかし、何れmovaは無くなってしまう事からどこで切り替え るかと言う事だけの為に、薄さ優先でFOMAにする事にした。

◆FOMAの問題点
 一番気になる所がFOMAが使用している周波数帯域で、mov aの800MHz帯に対してFOMAは2GHz帯とかなり波長の 短いものとなっている。
 その為に更に建物等の障害物に弱くなり、当然山際等基地局から 離れれば今までのmovaと同じ位置では通話できなくなる可能性 がある。
 街中等では全く問題ないだろうが、やはり山際での通話ができな くなるのは心配で、自宅も山際の為に心配していた。
 しかし、1〜2年前に近所へ大きな中継用アンテナが設置されて いた事もあり、自宅での使用は以前のmovaを使用していた時よ りも感度良く通話できる事がわかった。

◆やはり利用範囲が狭まり・・・
 しかし問題は街中でも建物の中に居る時が問題であった。
 建物の中が全くダメと言う事ではないのだが、大型のビル等では すぐに圏外となってしまい、以前movaでは全く問題なく使えた 所でもFOMAでは全く使えなくなってしまう場所が多くなった。
 特に困るのは出張先からの連絡で、設備等の前でその状態を見な がら連絡したい場合には全く使えなくなり、これではビジネス携帯 としては失格であろう。
 そして私の勤務先である社内の事務所でも不便になり、まだなん とか使える様ではあるが場所によっては話中に切れてしまう場合等 もある様である。
 movaの800MHz帯からFOMAの2GHz帯へと波長が 極端に短くなったとは言え、これではアナログ時代の携帯を使用し ていた時よりも不便になった感じである。

◆さらに、バッテリーの消耗が・・・
 今度は利用範囲が狭まった他に、バッテリー寿命までもが極端に 短くなってしまい、P504iの時は連続待ち受け時間が約490 時間だったのに対して、P901iでは約460時間(移動時約3 50時間)となっているが、実際には会社の事務所にいて一度も通 話しない状態で以前は1週間はもっていたが、今回のFOMAでは 3日すらもたなくなった。
 460時間と言えば20日近くもつ計算で、どう考えても3日し かもたないとなると72時間と言う事になる。
 それも通話やメールを行った場合には別だが、全く使用せず受け も無く待機状態のままでも3日ともたないのには困ってしまう。
 これは私のP901iに限らず、別のP901iやP901is にP700iでも同様に3日もったらよく、通話やメール等を多少 使うとすぐに充電しないと切れてしまう様である。
 最近ではDoCoMoのCMにて『もっともっと、いいケータイ へ。』と宣伝している様であるが、movaから見るとかなり使え ないケータイになって来ているとしか思えない。

◆DoCoMoの仕様? これは要修正!
 しかし自宅や街中を移動している時では3日以上もつ様で、連休 中では1週間近くもつ他、短時間に何度か使っても5日前後はもつ 為に、どうやら待機中にも出力を上げて基地局と何らかの通信を行 っているのだろうと思われる。
 これらの詳細は不明な為に何とも言えないが、同じ待機中となっ ている携帯が電波の状況によりバッテリーの使用時間が違うと言う 事からも、頻繁に通信を行っているとしか思えない。
 この辺は携帯製造メーカーやDoCoMo自体に問い合わせ、し かるべき対策を実施してもらわないといけないだろう。
 まだDoCoMo以外の他社携帯と比較してみた事は無いが、同 じ2〜3GHz帯を使用しているメーカーもある様で、受信状態と バッテリーのもちとの関係がわかれば見てみたいものである。



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