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身近な所からまた出向者
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【 しかしすっかり減ってしまった 】
 大勢いた電気屋さんもS氏を初めとし、しばらくして当時結婚したてのT氏が辞めていき、 その後にJ氏とG氏が辞めて行ったと思ったら、つい先日結婚したK氏が辞めていった。
 そして更にW氏とA氏も辞めていったと思ったらF氏も今回辞めていった。
 しかしここ1年の間に電気屋だけで8人も辞めて行ってしまった。
 今後も変な所への出向や異動などの話で辞めて行く人が増えるのだろう。

【 なにぃ〜 その話は・・・ 】
 自分も出向に追い出されているからなおさらなのだろうが、また身近から出向者が出たのだが これがまたなんという話だ!
 出向先は他社でなく関連会社のS社なのだが、最初は3月15日前後からと聞いていたのだが、 いつのまにか何がどうしたのかこれがなんと今日言われて明日から出向と言うとんでもない話 だったようだ。
 しかし他人事ながら腹の立つ話で、本来は当人への通知が実際の異動や出向の2週間前までに 通達されるようになっているのだが、確かに今日2月24日に通達が有ってからだと最初に聞いた 3月15日あたりと言うのはうなずける話だった。
 しかし午前の話はそうだったが午後の話では明日から出向となる話だった。
 それも聞いた話だとやはり2週間前に通達が有って出向の話になる為に組合には話しになってない とか許可をもらっていないとかで正式にはできずに出向になるらしい。
 その為に従来通り勤務していたT事業所に一度出勤してIDカードを差し込み出勤の記録を してから50km先のS社へと勤務しなければならない話だった。
 この人は自宅からT事業所までで20km前後の通勤距離があり、この話からすると毎日途中で 出退勤の記録をする為にT事業所に寄り道をし、片道70kmの区間を自家用車で通勤させられる 事になった様である。

【 おまえら俺の出向で何て言った!? 】
 しかし人事のやつめ、俺の出向の時には何て言ったか覚えてないとは言わさんぞ!
 冬道は危ないとかなんとか理由を付けて、最後には勝手にアパート借りた事まで文句を言われ とうとう自家用車での通勤を許さなかったくせに!!
 今回なんか北方面で雪もものすごく多い方面に毎日70kmも自家用車での通勤をさせる なんて、単に突然の出向を勝手に決めちゃった為の証拠隠しに通勤させるというわけかよ?
 しかし自分らの都合の良い方には何とでもするもんだね。
 結局俺の出向は予算オーバーの為に自家用自動車での通勤を許可せず、今回は今すぐに出向に 行って欲しいが為に無理に通勤させるとは、少しは従業員を人間的な扱いをしてみたらどうなんだ!

【 従業員は設備の一部か? 】
 とにかく今回の出向の件に限らずもう少し人間的な扱いをしてくれないものか。
 ここ数年の新入社員と出向先で一緒になったが、実際は私と同じT事業所だったらしいのだが、 なんとO事業所に実習という名目で勤務させられていたが、これがなんといつのまにか出向メンバーに 入っていて追い出されたとの事だった。
 しかし実習先から直接出向に追い出されるのも悲惨な話だが、それよりもなんで余剰人員になるの だったら新入社員を採用したのかがまったくわからない。
 いったい何を考えているのだ・・・
 更に最悪の仕事であったこの前の装置で一緒に仕事していた人も、設計業務が終わったらさっさと 現場の組み付けに異動させられそのまま設計した物件の組み付けをやらされていた。
 この人は以前にも設計から品証に異動させられていて、それで落ち着くかと思われたがまた設計に 呼び戻されてこの前の装置の設計をやらされたばかりであった。
 そして装置が出荷されて品証か設計に戻るかと思えば、今度はあちこちへと毎週所属が変わる 様なものだから当人もどこに所属しているかわからないありさまであった。
 とにかく従業員は物じゃないんだから、少しは考えて行動しろよな!

【 出向の話ではないが・・・小話をひとつ 】
 以前に製品の外観を検査する装置を製作しており、これでH社の研究所と協力して製作した 認識装置を使用していたが、当然の事ながら製品の材質や表面処理の違いと前工程の扱いで なかなか上手く認識できず色々な対策を行っていたりした。
 ましてや新品種毎のデータも全て調整しなおす等の手間と時間がかかっていたが、これらの 作業を役員関係はなぜ一度調整して出荷した装置を次に作った時にまた調整時間がかかるのかを さっぱり理解しておらず、当然の事ながら説明してもわかるわけがない。
 そんな話で認識で失敗した訳ではないが良い印象は持っていなかったようだ。
 それでこの不景気な時に月に数台の受注が有る装置があるが、この装置の担当者が画像機器展に 行った時の話であるが行き帰りの飛行機でM専務とバッタリ合ってしまい仕方ないので色々と話に なった中で、何しに出張したのかと言う話になったらしい。
 そこで画像機器展に行って来た事を話すと、『まだ認識なんかやってるのか!』と言われたのに 対して『今の装置では認識が評価されてすごい台数の受注をもらったんですけど』と言うと『そう なのか?』と言う話だったらしい。
 しかし会社役員だったら詳細まで知らなくてもどんな製品を作る機械であって認識を使っている 事ぐらいは知っててもらいたいもんだけどね。
 こんな役員が会社を経営しているのだから先が思いやられるね・・・(-_-;)
 この話はこれで終わりだと思っていたが、なんとこのM専務はこの装置に以前外観を検査する 装置で使用していた認識をそのまま使えないのかと言ってきたらしい。
 しかしまったくわかっていないね!
 ガルバノミラーを使用した高価なカメラを使用し、特注の認識基板を購入する必要があり 装置の販売価格の半分もしてしまう認識装置を利用しろというのか?
 日頃からコストを下げろと言っている奴に限ってこう言ったアホな発言を簡単にしてくれるし、 ましてや途中で別の認識に変更するとなるとソフトの作り直しになるのをわかっていない。
 似た様なハード構成であればまだ良いが、これを断るのにどうして使えないのかを説明する のに関係者はさぞかし苦労したのであろう。
 部外者の私は2度も3度も爆笑してしまいました・・・(^.^)



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