◆購入当初から機種トラブル ドコモのアナログ携帯電話からデジタル携帯電話に変えてから 10年位になるが、movaの終息宣言があり今後はFOMAに なると言う話があった。 しかしそれまで使用していた P504i も絶好調で、その前のP503iではSTN液晶が見えないしメ ールの文字入力が手に追いついて来ないと高いだけで騙された気 分だった為になお更交換する気にはならなかった。 しかし3年目を過ぎ様とする頃になるとバッテリーの心配が出 てきて、まだ全然大丈夫だったのだがバッテリー交換の代わりに FOMAにする事にしたのが失敗の始まりであった。 そして問題の P901i に変更したのだが、デジタル携帯の800MHz帯からFOMA のGHz帯になり波長も短くなった事からエリアは極端に狭くな るだろうと予想はしていたが、運良くも近所に中継基地局が新設 された事もあり何とか自宅でも使える事がわかった。 しかし問題は会社であるが、別ページで詳細は紹介しているが 購入当初から トラブルが続出 で、最初のトラブルにみまわれたのがバッテリーの異常消耗であ る。 この件についてはドコモとパナソニックの両方に問い合わせた が、やはり現在位置情報をこまめに携帯より送出しており、移動 すると中継基地局等の受信が変る度に送出する他に、どうやら一 定時間でも送出している様子がある。 ただ、一定時間と言う事ではなく中継局が多いと例えば会社等 の中を移動しただけでも現在位置を送出する為に、これではドコ モの言う様にアンテナを増やせばエリアは広がるが、ユーザー的 には居場所によっては使用しなくともバッテリーがすぐになくな ってしまう事になる。 実際、私の自宅は山のふもとにあり近所1kmに中継基地があ り、この1箇所がメインになっている為か長期休み等ではチョッ と使用しても1週間はバッテリーが持つのだが、会社では知る限 りでは3つあり全く使わなくとも3日と持たない。 その割には会社内でも通話できないエリアが多々あり、鉄筋構 造なのでしかたないのかも知れないが、電波が届き難く500〜 1.5km内に中継基地局が3箇所もある為に、頻繁に現在位置 情報を送出しているのかも知れない。 そんな問い合わせを行っているうちに今度はFOMAカードエ ラーが多発する様になった。 こちらはバッテリーの異常消耗どころでなく、発生してしまう となかなか復帰せず、それも使いたい時に限って発生したり、使 い終わった後に発生するケース等があった。 しかし再現性が無く、とりあえず何とかして復帰させて使って いる為に、ショップで点検してもらうといつも異常なしになって しまい、そんな事をしているうちに1年も過ぎ保障が切れてしま った。 その後様々なトラブルにみまわれ、最悪の場合には半日も復帰 しなかったりと全く使い物にならなかった為に機種交換も考えた が、FOMAは機種交換が高価で2年まで使用しても1モデル前 でも2万円を切らない物が多く、2モデル前でも1.5万円前後 もするのでは考えてしまう。 おまけにワンセグ携帯に至っては5万円弱とビックリ! ◆auにするかSoftBankか? 機種交換するにも2万円前後かかってしまう事や、問い合わせ に対してドコモやパナソニックもイマイチ対応が悪かった事もあ り、松下通信の頃は良かった気がするが以後はPは避ける事にし ても、バッテリーの異常消耗に関してはFOMA自体の機能・方 式の問題の為に今後も改善される事は無いと判断し、auかSo ftBankに移ろうかと考え始めた。 新規・単独で入るにはauが安そうだったが、そんな事を考え ているうちに携帯電話番号ポータビリティーが開始され、同番移 行できる様になったものの現在のファミリー割引が無くなる事も あり、少しでも安ければ番号は変っても問題なかった。 ワンセグは必要なかったがソフトバンクの905SHが気にな っていたものの、チョッと厚くなるのを気にしていたら911S Hが発売され薄くなったり、調べてみると自分割が乗り換え前の 携帯会社を使用していた年数で割引換算されると言う事で、既に ドコモを12年以上使用していた為にいきなり50%が適応され る等など、これで迷わずソフトバンクに決定してしまった。 ただ問題なのは諸費用がいくらかかるか、それよりも何よりも 月々いくらになるのかを算出しない事には、できる限り現在の2 ,100円(税込)に近くなる様に検討する。 ◆予想外割・・・予想通りわかり難い ソフトバンクにしようと思ったものの丁度ボーダホンから会社 が変ったばかりと言う事もあり、料金関係はどうなったのかもよ くわからず、更に番号ポータビリティーの導入と運悪く色々な物 が重なって何がどうなのかが意味不明・・・(^_^;) 当初は番号ポータビリティでも新規扱いの為に左図の様なゴー ルドプランが一番お得なのかと思っていたら、途中で右図の様に 新スーパーボーナスに変更になり、6つの特典が付く様になった が基本的には前回の内容に変更は無い様である。 しかし現在の金額よりも多少高く、ソフトバンク同士だと通話 (時間帯あり)もメールもタダと言うのも幸いに会社内でもソフ トバンクの人にかける機会が多い為に便利かも知れない。 しかし普通のプランに3,400円がある為に、年数が経って 来るとこちらの方が得なのかどうかとよく見ると、ゴールドプラ ンの基本料金は9,600円となっており、これを最大70%引 きにして2,880円と言う事の様である。 今回のポイントは番号ポータビリティーキャンペーンの為なの か、随所に2007年1月15日までのキャンペーンと言う項目 が多く、左図のオレンジプランとブループランにもひっそりとそ れらが記載されていた。 そして右図の新スーパーボーナスは新規・番号ポータビリティ ・機種交換全てにおいて利用可能で、機種を安く分割にて利用す る為には利用した方がお得だろう。 今回に限って検討段階で仕事が忙しく、毎日22〜23時の帰 りで土日も無くでは検討できなかったが、何とか2〜3日で手持 ちのカタログにボーダホンユーザーよりカタログを持ってきても らい、ホームページからも全て関係ありそうな部分を印刷して調 べてみた。 ◆結局、普通のプラン+新スーパーボーナス 普通のプランを調べてみると『SSプラン』が一番安く月々3 ,400円となっているが、『ファミリー割引』から外れる為に ソフトバンク側にある『自分割引』を見てみると最初から37% 引きとなっている為に2,142円と言う事になる。 しかし『自分割引』のページをよく見てみると、キャンペーン 中は前の携帯会社の使用年数がそのまま引き継がれると言う事で 、私はもう12年過ぎている為に最初から基本料金は50%OF Fと言う事になり、月々は1,700円で済むという事になる。 この金額だと確かにドコモよりも月100円ほど安くなり、金 額的な面では全く問題ないだろう。 ただドコモだと『自分割引』の様なオプションは無く、一年割 引だけだと10年越えでも25%割引にしかならない為に、au の『マイ割』も含めて番号ポータビリティにとっては大きな武器 となっているのだろう。 残るは携帯機種の購入面であるが、当然スーパーボーナスを利 用して最大10,500円の割引となるのだが、いったいどの機 種でどうなるのかがホームページやカタログでは全くわからない 。 新聞のチラシ等を見ると月々数百円の分割と書いてある所もあ り、どうしてもドコモの機種価格を思い出す為に初期費用に関し てはこの辺が一番大きい負担になりそうである。 当初、仕事が忙しくてショップに聞きにも行けそうに無かった 為に同僚にお願いしてあったが、残業と休出のし過ぎで丁度お休 みをもらった所だった為に、急遽ショップに出向く事になった。 せっかくカタログ等を持ってきてもらったので、紹介キャンペ ーンでお互いに5000ポイント頂こうかと紹介者のショップへ 出向く事にした。 ◆ショップより購入 番号ポータビリティが始まった時のにぎわいは治まったと思わ れたが、いつ行っても混んでいるのが携帯ショップの為に、開店 前にショップに着き待機していたら案の定、開店するまでには更 に2〜3組ほど来ていた。 とりあえず基本料金等の検討した結果が間違いないか確認した 所、やはり12年以上使用していると今回検討したSSプランに 自分割引を使用した方が安くなるとの事でした。 そして携帯機種の価格では当然スーパーボーナスを利用する事 は間違いないが、右図の様な機種毎のスーパーボーナス利用時の 月々支払額が記載されているリストを見せてもらった。 この資料がホームページやカタログに載っていなかった為に全 くわからなかったが、ようやくこれで支払額が算出できる事にな ったのだが・・・ 最初から機種は911SHに決めていた為にその欄だけを見る と左図の様になっており、どうしても0円が好きなソフトバンク だが実際には0円でない機種が多い様である。 確かに店頭での持ち帰り価格と言うか支払いは一切無いシステ ムの為にその辺を0円として気軽に購入できる感覚をアピールし たいのだろうが、下手すると請求書がユーザー側に届いてからビ ックリと言う結果の場合もあるだろう。 結局は911SHの場合には上記表の様に、本体価格は72, 480円と高額であるが、これを2年の24回分割にすると月々 は3,020円となる。 しかし、今回のスーパーボーナスを利用するとソフトバンク側 から月々2,280円を支払ってくれる事になる為に、実際には その差額である740円を支払うだけで利用できると言うシステ ムになっている様である。 例えば1つ前のAQUOS携帯である905SHであれば差額 が発生せず、こちらは本当に0円で利用できると言う事になる。 ただ注意する必要があるのは、2年間使用してもらえば元が取 れると言うメーカー側のプランの為に、途中で機種を変更したり 解約すると残りの費用は一括で支払う事になる。 例えば、911SHをスーパーボーナスにて利用して1年で解 約や機種交換すると、911SHの残り1年分である半額の36 ,240円を支払わなければならなくなるだろう。 これは例え0円の905SH等でも同様で、ユーザー側の負担 は無くとも、あくまでも月々にソフトバンク側から補助が出てい る為に0円である事を認識する必要がある。 また、お薦めされると思うがインターネット関係を利用するに は別途S!ベーシックパックの契約が必要で、これは月々300 円となる。 これはPCや他の携帯会社への携帯電話にメールする際には必 要な為に、利用する場合には忘れないで申し込んでおく様にする 。 ◆スーパーボーナスについて スーパーボーナスはずっと無料の物だけでなく、ほとんどがお 試し期間付きの期間限定無料である事に注意が必要である。 その為に無料期間を過ぎる前に解約しないとそのまま継続利用 と判断され毎月請求される事になる為に、必要・不必要を判断し ておき、無料期間が過ぎる前に処理する必要がある。 この期間限定無料については以下の3点がある。 @パケットし放題・・・2ヶ月無料(以降、月々980〜4,200円) Aスーパー便利パック・・・4ヶ月無料(以降、月々498円) Bスーパー安心パック・・・3ヶ月無料(以降、月々498円) 私の場合にはパケットし放題は全く必要なく、スーパー便利パ ックも留守番電話と多者・割込通話にS!アドレスブックとあま り必要無い為に解約しようと思う。 また、留守番電話についてはソフトバンクの場合には有料は1 週間のメッセージ保管となっているが、申し込まなくとも2日間 の保管である留守番電話は無料で使える様である。 そして購入直後の初期設定が留守番電話設定になっている様な 為に、現在の設定を確認しておかないと10秒前後で勝手に留守 番電話サービスに切り替わってしまうだろう。 今回、ソフトバンクに切り換えてからはどうして皆さん気が短 くなったのだろうと不思議だったが、そうではなく私の携帯側の 設定がそうなっていたとは・・・(^_^;) そしてスーパー便利パックは修理代無料や1年後に電池パック 無料サービスに機種交換時のポイントや割引と色々ある為にこれ だけはそのまま契約しておいても良さそうな気がする。 これらは無料の2〜3ヶ月の間に決めておき、ショップかMy SoftBankに登録しておき、Web上から変更する様にし ておくと良いだろう。 ◆お持ち帰り 結局、今回はSSプランの50%引き(1,785円)にS! ベーシックパック(315円)と911SHの月々支払い(74 0円)で合計2,840円となる。 更にスーパー安心パック(498円)を入れると3,338円 となり今までよりは千円少々高くなるが、機種代とスーパー安心 パックを除けばドコモを利用していた時の2,100円と同額の 為に高くも安くもなくと言った所であった。 機種代についてはドコモで購入するにも2万円前後はかかって いた他に、ドコモのワンセグ携帯は高価な為に今回はその半額で 機種を入手した事になる。 今回の様にトラブルでの出費はなるべく抑えたい所で、頻繁に 起こる事ではないが機種交換においては全体的にドコモが一番高 価だろう。 そんなこんなで予想通り?の内容だった為に、その日に契約し てお持ち帰りしたが、当初新規でも構わないつもりで行ったのだ が、自分割引での継続年数引継ぎは番号ポータビリティーでない とできないとの事で急遽手続きを行った。 その際には予め請求書に記載の継続年数が必要になる為に、今 回はMyドコモのサイトから印刷した請求書を持参して手続きし てもらった。 番号ポータビリティーも簡単で、ドコモへ携帯電話から151 をかけ、番号を押すだけで番号ポータビリティーの担当が出てく る為に、その場で本人確認を行い予約番号を発行してくれる。 ソフトバンク側ではその番号ですぐに移し変えられ、ドコモは すぐに使えなくなり持ち帰る時にはソフトバンクで使える様にな っている。 これでやっとトラブル続きのドコモからも開放され、何とかト ラブルを翌年に持ち込まないでも済む様になっただけでも、良い 新年を迎えられそうな気がする・・・? 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