アドレス帳について

◆電話帳の取り扱い
 アドレス帳に関してはどこからどう流出するかわからない為に 、登録している人がメールアドレス変更や電話番号の変更となら ない様にいつもショップにはアドレス帳やその他データは全て消 去してから出向いている。
 その為にいつもアドレス帳の入れ換えは自分の自宅で行ってお り、以前はその為だけに携帯電話のアドレス帳用のソフトを用意 したりしていた時期もあったが、ここの所数年は携帯電話に光通 信が標準で装備され、いつもドコモのPシリーズだった為にその まま光通信で入れ換えていた。
 そしてFOMAからはアドレス帳等の通信ソフトも無料になっ てダウンロードできていた為に、今回はソフトバンクになった為 に左図の様なUSBケーブルが入手でき次第付属のユーティリテ ィソフトにより入れ換え作業を行う予定であった。
 しかし、他社キャリアな事と機種メーカーも違う事から、お互 いのアドレス帳編集ソフトを立ち上げ、じみちにカット&ペース トで作り上げるか、CVS形式保存で読み込ませられるかどうか いずれにしても手間のかかる話になる可能性があった。

◆光通信の利用
 しかし、ドコモでもメーカー違いの携帯同士でもアドレス帳の 入れ換えや1件通信等ができる様になっていた為に、もしかする とキャリアや機種のメーカーが違っていても同じ通信書式になっ ているのではと早速光通信を利用したアドレス帳の移し変えを試 してみる事にした。
 そしてドコモのP901iとシャープの911SHの光通信用 の窓を向かい合わせてみると、P901は表示部の先端にあり上 図の様に多少上向きになり、911SHでは本体の上部にある為 に机と平行にかなり低い位置にある。
 その為に、これらの光通信用の小窓を一致させないと通信がで きない為に、お互いの携帯電話を色々な物に乗せて高さを調整す る必要がある。
 これら光通信用の小窓は20cm以内にする必要があるが、厳 密に合わせる必要も無くだいたい光軸同士が一直線上になる位置 にあれば問題なく、あまり近過ぎても位置がシビアになる可能性 もある。
 実際には通信をさせてみて安定する部分を探すしか無いだろう 。
 光通信用の送受光部の位置を合わせたならば、今回の911S Hを受信待機にし交換しようとするP901iを送信状態にする が、送信と受信共にあまり待たせると通信エラーとなってしまう 為に、お互いに通信の一歩手前までで待機させておき、最後の通 信状態には揃って切り換えた方が良いだろう。
 911SHの受信待機までの方法は別ページの アドレス帳の転送(赤外線通信) にて説明してある為に省略するが、実行してみるとエラー表示も 無く右図の様に突然アドレス帳を判別してデータを受信し始めた 。
 この様にドコモの場合だとおそらくメールができるiモードが 採用された以降の機種ならば可能性が大きく、FOMAが出てか らの機種ではおそらく全く問題なく受け渡しができるだろう。
 しかしこれらは100%完璧ではなく、ドコモ同士でも機種メ ーカーや電話帳のスペックが違う場合には、1つの項目が2つや 3つに分割されたり、件数が多い物は911SH以上のアドレス 帳は受信しない等の弊害が発生する恐れがある。
 しかしこれらの事は実際に転送して結果を見てからでもよく、 最悪の場合には1件毎での転送も可能な事や、旧機種側をPCに より再編集してから光通信で再転送すると言う方法もあるり、ソ フトバンク側のUSBケーブルもあれば更に色々な方法でアドレ ス帳を入れ換える手段はあるだろう。



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