カメラとアンテナについて

◆カメラ部について
 今回のCCDはC−MOSタイプの520万画素と911SH よりもかなり高解像度にはなったにしても、どうもC−MOSタ イプの暗い部分でのノイズが気になり、更に極小CCDなのでど うしても画質的には期待できないが、何よりも今回は念願のオー トフォーカスが付いた。
 カメラのレンズ部分は従来の911SHと同様で左下図の様に 上部背面にあり、模擬上図の様にシルバーの輪郭が付いた大きな 円の中央部分にレンズが入っている。
 更にその左下にある小さな円が白い高輝度LEDによる照明で あるが、遠くを撮るには暗く近くを接写するには照明を接写にし ても明る過ぎて反射により被写体がつぶれて写ってしまう。
 そしてそのLED照明の左側に見える四角い部分が光通信用の 投光・受光部が入っていると思われるが、この位置は以前の91 1SHの様にアンテナが付いている部分の方が良かった。
 これはのちに説明する アドレス帳について を参考にしてもらう とわかるが、相手と光通信する際にはテンキー部分を垂直に立て ないと通信できない為に多少面倒である。

◆念願のオートフォーカス
 デジカメとしての撮影モードは色々ととあり、左下図の様に撮 影サイズが10種類ほどあり、容量は大きくなるが後で縮小した 方が綺麗に見える為に最大容量の5MBである1944×259 2を選択しており、画質も最大のHQを使用した方が良いが、こ こではノーマルを使用して撮影する。
 そして問題なのが左下図のオートフォーカスのモードで、いつ 頃からかデジカメには顔認識モードが付く様になったが、今回の 923SHでも顔優先オートフォーカスが付いた。
 一般的には人物を撮るのかも知れないが、私の様に設備や機械 物の撮影ばかりだと、変な部分を顔と認識してしまい目的の部分 にフォーカスが合わず困る事が多い。
 当然、一般的にも風景を撮影すると顔と似た形状があればそこ にフォーカスが合う事になる為に、撮影前には必ずセンターAF か接写を選択して撮影する事がほとんどである。
 更に右上図の様にホワイトバランスも設定できる様になってお り、ほとんどの場合には自動にしておけば問題ないが、室内の蛍 光灯等で色が変な時には切り換えてみると良いだろう。
 これと同じ様な設定で左下図の様なシーン別の撮影設定がある が、逆光やスポーツに夜景は絞りやシャッタースピードが変わる と思われるのだが、人物とペットの違いや文字と言う物がどう設 定が変わるかは不明だが、ここもほとんどの場合は標準のままで 問題ないだろう。
 右上図にあるのはレンズの横にある白い高輝度LEDの調整用 メニューで、常時ON/OFFの他に自動にしておくと明るさに より自動的にLEDがON/OFFしてくれる。
 また、接写にても最初は若干暗めに点灯しており、撮影すると その間だけが明るくなるが、これはどう考えても逆の様な気がし 、近いと明るすぎる為に撮影時に暗くする必要があると思うのだ が、実際にはその逆となっており撮影時に明るくなってしまう為 に結局はつぶれて撮影される。
 とりあえずは以前使用していた911SHと同じ場所を撮影し てたが、2m程度離れている部分から日中の自然光で撮影した物 が左上図で、その一部を無圧縮で表示する為に300×240に 切り取った物が右上図で、HQモードで撮影すればもう少し良く なるのかも知れないが、元々離れた部分からの撮影と言う事と携 帯電話のレンズやCCDだと考えればしょうがないだろう。
 その為に今度は1m弱の所から撮影した右上図の様な画像デー タから、前と同じ部分を切り取ってから300×240に圧縮し た物が左上図で、こちらだと十分使用に耐えられる画質だろう。
 以前の911SHではオートフォーカスが付いていない為に、 何度撮り直しても左上図の様な画質はまぐれで撮れる事を期待す るしかなかったが、今回は安定して左上図の様な画像が得られる 様になった事は、デジカメが無い時の応急撮影時に威力を発揮す る。

◆サブカメラについて
 今回の923SHではサブカメラでの撮影ができない為にあえ て掲載しないが、元々911SHの時もそうだが撮影に耐えられ る程のカメラを搭載していない為に無意味である。
 カメラ自体は左上図の様に液晶表示器の左上に小さな丸い部分 がカメラとなっているが、おそらくテレビ電話として使用する時 位の利用となるが、今まで使った事が無い為によくわからない。

◆ワンセグ用アンテナについて
 今回の923SHにもワンセグチューナが搭載されているが、 以前の911SHとは違いアンテナの先端が左下図の様に本体と 同一形状となっており、普段は収納すると目立たなくなる。
 しかし以前の様に引き上げる部分が無く、左下図からアンテナ を引き出す為には爪等をアンテナの隙間に入れて持ち上げる必要 があり、爪が伸びていないと大変かも知れない。
 収納している際には一体感があり目立たないアンテナの頭だが 、引き出してみると右上図の様に複雑な四角い形状をしており、 アンテナを収納の際にはこの形状の為に方向性がある。
 その為にアンテナの頭を無理矢理入れ様としても入らず、本体 の形状とアンテナの頭の形状を同じ方向に向けてからでないと、 アンテナの頭を本体に収納できない事に注意する。
 アンテナ自体は以前の911SHと同じで、左上図の様に2段 式のアンテナとなっており、アンテナの付け根は90ど方向に曲 げられ、更に360度の回転が可能となっている。
 実際に地デジを受信してみると、電波が弱い部分での受信テス トを行ったところ、911SHと比較すると923SHの方がか なり受信感度が上がっている事がわかった。



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