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板金加工

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◆パネルの加工
panel-e.gif  光コネクターの取り付けには、DOS/Vケースのメクラ板の余った物を使用して、 光コネクター部分の寸法で加工して使用している。
 その加工した時の図面が右図で、手書きの物をそのまま載せてしまい誠に申し訳 無いが、参考程度に見て頂きたい・・・(^^ゞ
 使用するパネルにはできれば取り付け面の平らな物が理想であるが、板金の補強の 為か色々な形状に突起している場合が多く、中でも今回使用した物で中央の平らな 部分が10mm位の幅があれば光コネクターを取り付けられるだろうと思われる。
 図を見ての通りだが、光コネクター同士を多少多めに空けているが、これは 光コネクターのリードにコンデンサやコイルを取り付け更に配線を行わなければなら ない為に、多少空けておいた方が配線作業がしやすくなる。
 また、右図の下にある10mm間隔のφ4の穴があるが、これは光コネクターに 配線したケーブルを束ねて結束する為のインシュロックタイ用の穴で、ここでしっかり 固定して光コネクターのリードへ配線している部分に負担をかけない様にしている。
 右図の寸法は実際の部品寸法よりもやや大きめに加工しているが、これは実際の 寸法では少数部が多く加工しにくくなる他に、実際の取り付け易さから多少寸法を 変えている為に、加工屋さん等にお願いする場合は実際の部品の資料を元にして 指示した方が綺麗に仕上がるだろう。
drl-nj.jpg  実際に加工するとなると専用工具を持っている人は少ないと思うが、最低でも 加工する場合はハンドドリルとヤスリセットぐらいは用意して頂きたい。
 右上図の寸法を実際に加工するパネルにけがいておき、まずはハンドドリルを 使用して光コネクターを固定する為の穴を先に開けてしまう。
 これは、加工するパネルが小さい為にハンドドリルで穴あけ作業中に振り回されて ケガをする可能性と、板金自体が振り回されてあちこちに当たってしまうと折れ曲がって しまい使いものにならなくなってしまう。
cut-set.jpg  そこで先に開けた光コネクターを固定するφ3.5の穴を利用して、右図の様に 木製の柱などに固定してしまい、この状態で加工すれば絶対に板金が振り回されずに 安全に作業ができる。
 四角い穴は4mm前後のドリルにより、四角い枠からはみ出さない程度に穴と穴を 寄せて複数開けていき、後で大型のニッパー等で切り落とした後をヤスリで丁寧に 仕上げれば四角い穴の加工の可能である。
 その為に利用するパネルの材質にはなるべく柔らかい物の方が加工し易いだろう。
cut-p.jpg  左図が加工し終えたメクラ板で、まる穴に関しては大きなサイズのドリルにより 穴あけ両面のバリ取りを行っておき、四角い穴に関しても両面よりヤスリで面取り を行っておくと良い。
 また、加工の際には実際の光コネクターも用意しておき、実際に取り付けられるか どうかを確認しながら加工を進め、合わない部分はその場で修正して取り付けられる 様にしておく必要がある。
 またメクラ板には裏表があり、今回の図面では間違っても大丈夫な様に対称的に 作ってあるが、他の寸法で取り付ける場合はこの辺を注意して加工する必要がある だろう。


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