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配線作業

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◆線材の処理と固定
wir-lk.jpg  光コネクターに配線する線材にはツイストペアになっているフラットケーブルを 使用したが、今回はGNDとツイストできるようなピン配置にしている為に、でき るだけ並行ケーブルよりはツイストタイプを使用した方が良いだろう。
 フラットケーブルは20ピンか26ピンを使用するが、実際に信号や電源に使用する ケーブルはたったの6本で残りは全て未使用である。
 その為にメクラ板で作った光コネクターパネルのケーブル固定穴から十分に配線 できる位置までの長さを取り、不要な線材は右図の様に全て切り取ってしまい根元の 方をインシュロックタイできつく結束しておく。
wr-set.jpg  この結束は横に広がっているフラットケーブルをパネルに固定し易い様に結束する もので、このケーブルを一度結束した部分によりバネルに固定した部分から外れない 様にする為でもある。
 結束が完了すると左図の様になり、必要な線材が6本だけ出っ張る様になるが、 +5Vを供給している1ピンと2ピンはツイストをほどいても構わないが、他の 2組はできるだけ光コネクターの根元までほどかない方が良いだろう。
pnl-lk.jpg  この結束したフラットケーブルを右図の様にメクラ板で製作したパネルに固定 するが、右図の様にケーブルを下から引っ張っても抜けない様にケーブル側の 結束部分を上になる様にしてパネルに線材をインシュロックタイで固定する。
 この部分を結束する前に、光コネクターまでのケーブル長が十分であるか どうかを十分確認してから行なう様にするが、ケーブル長は光コネクター根元で 十分たるむくらいの長さを取り、光コネクター自体にケーブルが動く事による 負担がかからない様にする。


◆完成と動作確認
wiring-e.jpg  光コネクターに配線が完了すると左図の様になるが、実際には光コネクターの 幅がパネルの幅と多少小さいくらいな為に、左図でもわかる様に線材がパネルの 横幅よりはみ出さない様にする。
 線材をはみ出したままにすると隣のスロットにカードを取り付けた場合にこの 隣のパネルで線材をはさんでしまう可能性がある為である。
 また、線材やコイルのリードにはできるだけ熱収縮チューブ等を被せる様にして 信号や電源の半田付け部分が露出しない様にした方が良いだろう。
all-e.jpg  今回はこの光コネクターのインターフェイスケーブルとして26ピンのフラット ケーブルを使用したが、このICE(インサーマットエミュレータ)のPODに 使用するようなケーブルでは丈夫過ぎて折り曲げが大変かもしれない。
 本来は部分が平らになっているツイストケーブルの方を探していたが、購入した 店には置いてなくこのケーブルを選択した。
 今回は手持のフラットケーブルヘッダの関係で26ピンを使用したが、線材の 結束などを考えると20ピンを使用した方が折り曲げなどが楽であろう。
test.jpg  最後にもう一度サウンドカードに光コネクターを接続して動作の確認をする。
 今回はCDドライブ用のデジタル入力端子を使用した性か、録音状態にすると MDプレーヤの出力が入力モニターとして機能する為に、サウンドカード内部も ループしてしまい発信を起こす可能性がある。
 その為に録音する際には音量調節画面での再生プロパティで、デジタルCD入力 をミュートで消音しておくと良い。
 また後でわかった事だが、GATEWAY2000に付属のLive!だった為に ドライバーも一緒に付属していた物を使用していたが、このGATEWAY2000 に付属のドライバーではデジタル出力が出て来ない事がわかった。
 これは原因がどこにあるかは不明だが、私が使用しているLiveと同じハード 構成だった為に私の実験したPCでは正常に動作していた事からドライバーを疑った。
 その為に再インストールではダメで、システムのプロパティからLive!のドラ イバーを強制的に手動で上書きする事で対策できた。
 実際にGATEWAY2000でもコアキシャルではあるがデジタル出力付きを 宣伝している為に、付属のドライバーでデジタル出力が出ないはずは無いと思ったが 実際には出なかった。
 しかしデジタル入力(実際はデジタルCD)からの取り込みは正常に動作している 事から、全くデジタルオーディオインターフェイス部分が悪いわけでもない。


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