◆乾電池ボックスの準備 本体から今回の改造で引き出した線材に乾電池ボックスを配線する が、今回使用した乾電池ボックスには006Pのコネクターで取り付 けられる様になっていた為に、右図の様に006P用のコネクターを 先に配線する。 この006P用のコネクターには既に一定の長さの線材が引き出し てある為に、右図の様に途中で半田付けし熱収縮チューブで絶縁しシ ョートしない様にしている。 本来この部分にもコネクターがあれば良い様に思えるが、下手なナ イロンコネクターを使用すると使用する電流が微小な為に接触不良状 態を引き起こす原因になってしまうだろう。 そして基板に線材を固定した時にも使用した薄いスポンジ付きの両 面テープを右図の様に乾電池ケースの底にも貼り付けておく。 これはナビ本体を車両に取り付けた上で、乾電池が交換し易い部分 を探して貼り付けられる様にで、もしかすると貼り付け場所が無けれ ばマジックテープに貼り替えてカーペットに取り付けるのも良いかも 知れない。 そして乾電池には単三電池を用意したが、最近ではアルカリ電池が 圧倒的に多くマンガン電池が見当たらなかった。 特にリモコン等と同じ様にバックアップ用の電流はものすごく少な く、下手な電池を使用すると使用期限をはるかに越え液漏れを起こす 危険性がある。 その為に、液漏れをしない程度の使用に留め一定期間を過ぎたなら ば交換しておくと良いだろう。 ◆ナビ本体を車両に取り付ける そして左図が車両に取り付けた状態だが、シート下部と言う事で かなり取り付け部分が限定されるが、今回のレガシーではカバー上 部にはシートがギリギリでスライドする為に取り付けられない。 その為に乾電池ボックスは側面に取り付けるしかなく、足で蹴ら れない様にナビのフロント部分にはフロアーカーペットが被る事か らこれらの事も考慮して取り付ける。 結局、乾電池の交換し易さと言う点からも右図の様にリアドアを 開けて見える部分と言う事で、左図の様にフロントシートを前いっ ぱいにスライドさせた時に簡単に交換できる位置とした。 また、この様に外部へ乾電池ボックスを設置する際には、万が一 を考えて線材にビニールの保護チューブをかけておいた方が良いか も知れない。 この様にしてバックアップ不良の対策とした。 ◆ボタン電池用ソケットについて 今回は乾電池を使用して外部に取り付けたが、本来は内部に取り 付けたい所である。 その一つの例としてよくPCのマザーでよく見かける左図の様な ボタン電池用のソケットがある。 これらの取り付けピッチが合えば右図の位置であるナビ内部にそ のまま取り付けられるのだが、できれば基板の裏側に取り付け底板 に交換用の穴を開けて取り付けたいものだ。 しかし、一度新品のバッテリーを取り付ければ3〜5年は持つと 思われる為に、普通に電極が取り付けられたボタン型リチウム電池 を探した方が良いかも知れない。 メインに戻る 修理・分解選択メニューに戻る ナビ電池メニューに戻る |