ネームの明記


◆明記する
 スイッチのボタンについてはネームが入れられる物と無い物が ある為に、機器を購入する際には必ずネームの有無を確認してか ら購入する様にする。
 多少ネーム付きのボタンは高価であるが、スイッチが何個かま とめて取り付ける場合には、慣れない人でも確認できる様にネー ム付きのボタンを使用して明記しておく方が良いだろう。
 
 ネームボタンの裏側は左上図の様になっており、中央部分には ネームを固定するレバーが付いており、このレバーを右上図の様 にOPENと書かれた先の突起部分に爪を引っ掛けて持ち上げる 事でレバーを起こす事ができる様になっている。
 
 そのレバーの下には無記名の用紙が入っている為に、手書きで よければその用紙に記入して入れれば良いが、やはりPC等で綺 麗に印刷した物を使用した方が見栄えが良いだろう。
 その為に左上図の様に一旦無記名の用紙は取り出しておき、そ の後に右上図の様に明記した用紙を入れるが、右上図では説明用 に明記した部分を見える側に向けているが、実際には明記した面 は下側にしてセットする様にする。
 
 プリンター等で明記した用紙が薄い場合には元々入っていた用 紙も入れておくが、あまり厚さがあるとレバーが閉じなくなって しまう為に注意する。
 明記した用紙をセットしたならばレバーを戻しておくが、その 前に右上図の様にボタンの表側から文字の方向を確認しておく必 要があり、実際にボタンを機器に取り付ける方向も考慮して確認 しておく様にする。

◆ボタンを取り付ける
 以下ではボタンの取り付けを説明してあるが、実際には機器を 取り付けてからでないとスイッチボックスへ取り付け枠にある機 器固定用のネジ穴が隠れてしまい固定できなくなってしまう為に 、ボタンの取り付けは機器を取り付けた後に行う様にする。
 
 機器自体や取り付け枠には上方向の指示が付いているが、機器 に記載されていない場合には基本的には左上図の様にボタンの固 定支点を左側に向けて組み付ける様にする。
 ボタンの裏側を見ると右上図の様に樹脂部分の一部に金属が使 用されている箇所があるが、この部分の凹みが左下図のスイッチ にある突起に挿し込む様にする。
 
 ボタンを挿し込む場合には左上図の様に構造上でボタンを立て たままでは挿し込む事ができず、右上図の様にできるだけ倒して ボタンが装着された状態に近い位置で押し込む。
 しかし、あまりボタンを倒し過ぎると左下図にある支点とは反 対側のボタン固定用の爪が先に入ってしまうが、その状態でも右 上図の様にボタン左端を押し込めば大丈夫であろう。
 但し、突起と凹みが合っていないままで押し込むと部品が破損 してしまうおそれがある為に、左上図の様に確認しながらボタン を倒して行き、先に支点側を挿し込んだ方が確実であろう。
 
 ボタンの支点側を挿し込んだならば、あとはボタン右側にある 左上図の様な2本の爪を右上図の様にボタンを押して挿し込む事 により、取り付け枠に爪が入り込みボタンが右上図の位置から上 側には上がって来ない様になる。


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