ネームの明記


◆ネームを作る
 スイッチのボタンにはネームが入れられるタイプと無いタイプ がある為に、ネームを入れる際にはネーム入れが付いているタイ プのボタンを用意する必要がある。
 また、更にホタルや通電表示灯のLEDが見えるタイプと見え ないタイプのボタンの組み合わせもある為に、スイッチ本体だけ LEDが付いていてもボタンに表示灯用の透明な部分が無いと点 灯状態が見えなくなる為に、購入の際には注意する必要がある。
 
 ネームを入れる際にはボタンに付属の用紙に手書きでも良いが 、綺麗に仕上げる為にはやはりプリンター等で印刷した物を入れ た方が見栄えが良いだろう。
 テプラやネームランドのラベルプリンターでも良いが、やはり PCにて作成して印刷した方が印刷品質は良く、サイズも微妙に 調整できる事から便利だろう。
 しかし、寸法的にネームの枠を入れられるツールが無いと何度 か印刷してサイズを比較する必要がある為に、やはりCADやD RAW系のソフトを用意すると便利だろう。
 印刷した物は右上図の様にはさみで切り取って用意するだけで あるが、あまり厚手の用紙に印刷するとボタンのネーム入れ部分 に入らない場合がある為に、普通のコピー用紙を使用すると良い だろう。

◆ネーム入れを開ける
 コスモシリーズのワイド21用のボタンは横幅が同じで、縦方 向の長さが違うだけで1〜3ボタンまでネーム入れ部分は全て同 じ構造となっている。
 ここからの説明用には2ボタン用のネームを入れられるタイプ とLEDの利用が可能な製品で説明してあるが、LEDの表示が 見えないタイプでもネーム部分は全く同じである。
 
 左上図がボタンの裏表であるが、ボタンを単品で購入すると左 上図の左側の様にボタン表面には保護用のビニールが貼られてい る。
 ネームはボタン凹凸がある裏側から入れる事ができる様になっ ており、右上図の様にネーム部分を見ると『OPEN』と書かれ た物が見えるだろう。
 
 このOPENと書かれた部分で△印が描かれた突起部分を左上 図の様に指で持ち上げる事により、ネームを固定しているレバー が起き上がってくる様になる。
 このネームを固定していたレバーを完全に起こすと、右上図の 様な位置で手を離しても立ったままとなるが、これ以上レバーを 倒してしまうと破損する為に注意が必要である。

◆ネームをセットする
 ネームを固定していたレバーを立てたならば、左下図の様に標 準で添付されているネーム記載用の用紙を取り出しておく様にす る。
 しかしこのネームが入れてある枠が用紙と丁度良いサイズの為 になかなか用紙が取り出し難い事から、無理に爪等で引っかくと ボタン側のネームが見える透明な部分に擦り傷となって見えてし まう事から注意が必要である。
 
 標準添付のネーム用紙を取り出したならば、右上図の様にPC 等で作成しておいたネーム用紙を入れるが、ボタンを器具に取り 付けた際の方向を確認しておかないと逆にセットしてしまう可能 性があり、後でネームを入れ換える必要が無い様に注意してセッ トする様にする。
 
 あとはネーム固定用のレバーを右図の様にして戻せば良いが、 コピー用紙程度の厚さであれば左図の様に元々添付されていたネ ーム用紙を重ねてから入れた方が良いだろう。
 特に自作したネーム用紙が微妙に小さかったり、はさみの切り 込みが微妙に曲がっていたりした場合には、標準添付のネーム用 紙が丁度良い大きさな為に、多少サイズが違った物でも隙間が見 え難くなりボロ隠しに便利かも知れない。

◆ボタンのシールを剥がす
 上記でも多少触れたが、右下図の様にパッケージ物にはボタン に保護用のシールが貼られていないが、左下図の様にボタンを単 品で購入した場合には保護シールが貼られている。
 
 その為に使用する際には左下図の様にこの保護シールを剥がす 必要があるが、シールには透明な部分が多い為に剥がさなくとも ネームの確認はできるだろう。
 ネームを入れると右下図の様に意外と綺麗に見えるが、2行程 の文字を記入する際にはやはり文字が小さくなってしまう事から 、3ボタンタイプでも従来品よりはボタンが大きい事もありもう 少しネーム部分を大きくても良い感じがした。
 
 また、左図の様にボタンを使用するにあたっては保護シールを 剥がす必要があるが、せっかく保護されている事もあり器具を組 み付けて壁面に装着してから剥がした方がより傷が付き難いだろ う。


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