Panasonic電工 住宅用火災警報器 けむり当番・ねつ当番
設置場所を決めて購入


◆火災警報器設置の最低条件
 火災報知機の取付位置は地域によって違うが、共通な部分が寝 室と2階がある場合には階段のある2階の天井に取り付ける事が 最低条件で、地域によっては台所にも必要な様である。
 その台所へ設置する火災警報器も地域によってはねつ検出式で もよかったり、別の地域ではけむり検出式でないとダメな場合が ある為に、自分の地域の設置方法を調べておく必要がある。
 当方の地域では台所への設置義務は無く、単純に寝室と2階の 階段天井に設置すればよく、上図の様に自室として使用する部屋 数に階段の天井分をプラした台数が必要となる。
 またワイヤレス連動式の場合には1台は親機を使用して残りを 子機を用意して使用するが、電波の到達距離が100mとあるも のの壁内にある断熱材によってはアルミ箔を使用している物があ ったり、和室の壁の中には壁を塗る為の金網が入っている為にそ れらに若干電波が遮られる事から、実際は電波の到達距離が10 0mから部屋を跨ぐ毎に低下するだろう。
 そんな事を考慮して、ワイヤレス連動式の設置の際には上図の 様に親機を家の中心付近に設置する事が望ましく、家が上図の様 に単純じゃない場合には1階部分に設置しても家全体の中央に設 置する方が良いだろう。

◆実際に設置を検討してみる
 実際に最低限の使用数で数えてみると、客間に泊めるかどうか は別として下図の様に4台のみ設置すればよく、ほとんど和室の 為に2階の階段天井に親機を取り付けると丁度良いだろう。
 しかし、実際に冬場にはファンヒータを使用する部屋が多く、 ガスコンロや電子レンジにオーブンヒータ等を使用する台所を含 めると、火元になる可能性がある部屋が多い事がわかるだろう。
 その火元になる部屋にも取り付けるとなると、ボイラー室を除 いても10ヶ所に火災警報器の取り付けが必要となり、当時ワイ ヤレスタイプが出た時には子機が7台までとなっていた為に、火 元となる全ての部屋に取り付けるのは不可能だった。
 その為に当時AC100V連動タイプは子機が14台接続でき る事から、松下電工にメールで問い合わせたところではワイヤレ スタイプに14台の子機を接続できる予定は無いと回答が来た。
 何れにしてもまだ取付期限までには期間があった為に少し待っ てみる事にして、どうしても子機が14台接続できなければ親機 を2〜3台使用して子機を増やし、2間続きの部屋等にはどちら かの子機を取り付ける事で検討する事にした。

◆やっと子機15台が出る
 翌年にパナソニック電工のホームページを見てみると、なんと 既に問い合わせをした同年秋に14台まで増設可能なワイヤレス 連動タイプ火災報知機の親機が発売されていた。
 デザイン的には上図の様に全く変わらず、以前の8台連動タイ プの親機(SH22417)はそのまま継続して販売しており、 15台連動タイプの親機(SH22717)が新しく発売された 様である。
 子機の価格は変わらないが親機の価格も8台連動と15台連動 では千円だけの違いの為に、のちのちの増設を考えると15台連 動タイプを購入しておいた方が良いだろう。
 そしてこの15台連動タイプの親機を使用して、火災報知機の 取り付ける場所と標準の白色と茶色い和室色を選定し、購入する 為の数量を割り出す事にする。
 前回火元の部屋にもと検討した際から変わった所は、台所に地 域によって『けむり』と『ねつ』の指定が違う事もあり、当地域 では取り付けの義務は無かったが、ガスコンロの近くに『ねつ』 を取り付け、少し離れた所に『けむり』タイプの火災報知機を2 つセットで取り付ける事にした。
 またボイラー室は機器の異常が無ければ問題ないが、とりあえ ずここへの火災報知機も取り付ける事にして、更に電波の関係上 1階の玄関横にある廊下に親機を設置する事にした。
 上記内容で親機1台に子機13台で、その中で和室色が7台と ねつ式の火災報知機が1台を購入する事にしたが、上図の型式は 業者販売用の型式になっている為に、ホームセンターや家電量販 店で購入する際には型式が変わる為に注意する。
 しかし、業者販売用の型式で購入しないと和室色は購入できな い為に、どうしても業者販売用が入手できない場合には通販を利 用すると良いが、そうでなければ全て標準色の白色になってしま う事と、親機だけの販売がなく1つは子機のセット物を購入する 必要がある為に数量を間違えない様にする。



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