Panasonic電工 住宅用火災警報器 けむり当番・ねつ当番
玄関番プラス拡張ユニット


◆玄関番の拡張
 玄関番を火災警報器のテストと警報の解除だけに使用するのは もったいない為に、何かドアホン以外に拡張できないものかと調 べてみたが基本的には以下の様な防犯関係のみである。
 更に1つだけ拡張でき、以下の様に電力計測ボックスを追加す る事により、消費電力のモニターができるようになり、日毎や月 毎等の電力モニターができる様になる。
 せっかく玄関番に電源を入れている為に、この電力計測ボック スを追加して電力モニターを行ってみて、時期や機器毎の使用電 力等をモニターしてみる事にする。
 しかし玄関番だけでも4万円前後するのだが、この電力計測ボ ックスだけでも3万円前後する為に、よほどコマめに電力をチェ ックして省エネでも心がけるのでなければお薦めしない。
 モニター画面の他に設定画面もあるがそれらは省略するが、省 エネモニターのトップ画面は左上図の様になるが、目標設定電力 に対してどれだけ達成しているかでペンギンの数が変わる。
 左上図では全てのペンギンが元気にしているが、目標を下回る とペンギンがどんどん氷が解けて海に落下してしまうと言う表現 で、右側には今日1日の使用量と現在の電力を表示する。
 そして左上図の左下にある『電気使用量確認』ボタンを押す事 で一旦右上図の画面に切り換り、少しすると左下図の画面に切り 替わるが、画面の切り換りには必ず右上図の画面が出る。
 左上図は今日と昨日の使用量を表示しており、電気使用量をk Whと金額に換算した電気料金とCO2排出量に換算した数値の 3種類を表示する様になっている。
 残念ながら金額に換算した表示は左上図の様に今日と昨日のみ で、あとは左上図の左下にある『過去の使用量』ボタンを押す事 で右上図の様に日別の表示に切り換る。
 この画面では電気料金に換算した表示は行わず、kWhとCO 2換算値の2つのみであるが、右下にある『▼』ボタンを押す事 でずっと前の日にちまで表示を戻す事ができる。
 また、左上図の様に日別の右隣にある月別のタブを押す事によ り、日毎の表示から月毎の表示に切り換える事ができ、月毎でど れだけ使用量が違っているかを比較する事ができる。
 この月別表示も画面右下にある『▼』ボタンを押す事でもっと 前の月に戻す事ができる為に、月別による使用量の変化等も見る 事ができる様になっている。
 できればそれらを1月毎や1年毎と前年との比較等をグラフで 表示してくれればもっとわかり易い感じがしたが、残念ながらこ の玄関番にはグラフ表示機能は全く無い。
 右上図は今日の使用量詳細画面になるが、目標値と今日の使用 量と現在の使用電力をまとめて表示するが、家の形をした中の赤 いラインが今日の使用量になっている。
 また、太陽光発電等を設置すれば電力会社から供給している方 と太陽光で発電した物を売っている量?等もわかる表示になる様 だが、太陽光発電は設置していない為に右上図の様に単純な使用 量表示のみになっている。

◆計測ボックスについて
 今回も玄関番と同じショップから購入したが、今回の商品はそ の物の箱に送り状が貼り付けられて送られて来たが、当初探した 時にはただのブレーカボックスの様な物だけが出てきた。
 品番は右上図にあるBQE325VQなのだが、特殊な製品の 為に扱っている所が無いのではと思ったが、何社かのショップが 販売しており送料込みでも玄関番を購入したショップの方が安か った為に同じ所から購入した。
 箱の中を開けてみると左上図の様に樹脂製の箱が出てくるだけ で、付属する説明書は右側にある小さな紙1枚で、この他には保 証書も何も添付して来る物は無い。
 樹脂製の箱は思ったよりも大きく、一見右上図の様に横から見 ると大昔のスキャナーの様にも見えるが、これをブレーカ盤の隣 に設置しなければならないと思うともう少し小型にして欲しい。
 樹脂製のボックスのフタを開けると左上図の様に中には何も無 く、箱の上フタを取り外してみると右上図の様に中から何やら別 のユニットらしき物とケーブルが出てきた。
中には左上図の様に縦長の玄関番プラス専用ユニットの電力計測 ユニットであるBQX9840011が設置されており、ボック スの底板にはパーチクルボード風の板が敷かれている。
 その左隣には右上図の様に3Pの端子台が取り付けてあり、こ の部分から電力計測ユニットの電源を接続する様になっているが 、もう少し小型の箱に収まらないかと思う大きさである。
 電力計測ユニットの下部には左上図の様にワンタッチ端子台が 付いており、その右側から2つを使用する事になるがここから玄 関番との通信を行っている物と思われる。
 また箱の中にはビニール袋に入れられた右上図の様な2つのC Tが入れられており、このCTの穴にブレーカ内のL1とL2の 線材を通す事により電流を測る様になっている。
 ボックスの上カバーは左上図の様に取り外す事も可能だが、色 々なブレーカのサイズに対応できる様にか、表面には縦横様々に 切れ目が入っているのがわかるだろう。
 このボックスの取り付け面が右上図で、中央部分には木製の板 が取り付けてある為に、ボックスを固定する穴は上下にある部分 を利用して固定する事になる。



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