Canon製 デジタルカメラ PowerShot A570IS
バッテリーと充電器

◆SANYO 『eneloop』
 デジカメのバッテリーとしては以前から単三型の乾電池サイズ の製品だけを使用しておりその都度購入していたが、いつも安価 だった為にオリンパス製のC−2500Lにある 電源関係 でも説明してある様にPanasonic製のニッケル水素型を 使用していた。
 そしてC−2500Lでは4本単位で使用する事と、意外とス トロボにより使用するともたないと言う事もあり、常に3セット 合計12本と充電器も2セット用意していた。
 しかし使用頻度が極端に多い時や全く使用しない時が数ヶ月続 いたりとする為か、1年位するとフル充電なはずでもすぐにバッ テリー警告表示が点いてしまう。
 
 そんな時に気になっていたのが三洋製のeneloopで、何 がどう違うのかがあまり良くわからなかったが、上図の様に1年 後でも使用できると言う事からもこれまでのニッケル水素電池と はチョッと違う事を期待して遣ってみる事にした。
 そしてこのeneloop製品の種類は多く、電池単体の本数 違いのパッケージや2本と4本が充電できる充電器のみのパッケ ージに、充電器に電池が2本セットと4本セットがあり、更に単 一型と単二型のアダプターがセットになっている物等と実に多い 。
 今回購入した物は更に電池が4本セットでも倍速充電ができる 急速充電器セットを購入してみたが、この充電器であれば4本の ソケット中両端の2本で充電すると100分で充電が可能となる 便利な物であり、以前から購入しているPanasonic製の 充電器セットとあまり価格的にも変わらない様であった。

◆箱を開ける
 製品は左下図の様な硬質ビニールの様なPP製の透明ケースに 入れられており、そのパッケージの周囲はeneloopの青い カラーに白文字となっている。
 製品を取り出してみると右下図の様に充電器と電池4本に取扱 説明書が出てくる。
 
 そして電池4本は左下図の様に予め充電器にセットされた状態 となっているが、よく見てみると右下図の様にマイナス側電極の 方に薄い青色の絶縁物が挟み込まれているのがわかるだろう。
 
 実際に使用する際にはこの絶縁物は不要となるが、もしも上記 の様に充電器にセットしたままでの保管を行う場合には、購入当 初と同じ様に絶縁物を挟んだままで保管する様にする。
 これは充電回路による為に一概には言えないが、充電器にセッ トしたままで保管していると、充電回路を通して若干の電流が流 れてしまう場合があり、この場合には放電させていると同じにな ってしまう為に使用する際に使えないと言う状況が発生する可能 性がある。
 また、あまり長い間使わない場合が多い時には完全放電となっ てしまう場合が想定され、充電式二次電池では完全放電状態と言 うのも寿命を短くする原因となる場合がある為に注意する。
 これはよく『完全に使い切ってから充電する』と言う事が言わ れるが、あくまでも製品にある電圧降下検出回路で完全放電前に 電源を切る仕組みになっている事から、通常製品での使用では完 全放電になる事は無い為にこの違いを理解する必要がある。

◆バッテリーについて
 充電器の背面を見ると左下図の様にスペック的な物が記載され ているが、電源はAC100−240Vまでの自動切換えとなっ ている。
 DC側では1.2V出力で2本時の急速充電では4本時の2倍 である1.2A強で充電している様であるが、特に寿命に関した 事もあまり記載はされていない様である。
 
 そしてパッケージは青に白文字なのだが、製品自体は右上図の 様に白に青文字となっている。
 eneloopはホームページを見ても詳細なスペックは無く 、実際の製品を店頭先で見てみるか実際に購入しないとわからな い様である。
 そして初めてわかった単三型のスペックが左下図の様に1.2 Vの2Aと言う事であるが、おそらくこの1種類のみだと思われ るが、実際にもっと他にも種類があるのかどうかは不明である。
 
 オリンパス製のC−2500Lでは2,000mAから使い始 め、のちに色々な容量の物を試してみたがあまり実感が無く、そ れよりも極端に持ちが悪くなると言った感じがあった為に、最近 では安価な為に2,000mAタイプを使用して、充電器も最新 の物と交換していても同じであった。
 そんな事からもこのeneloopも2,000mAもあれば これまでと同じ様に使えることから、今回のキャノン製PS−A 570ISで良ければ、C−2500Lの方にも採用してみる予 定でいる。


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