ウレタンスポンジ追加 ◆収納を考える 一応、今回用意したデジカメ本体とその付属品や必要なオプシ ョン品を全て収納できたが、下図の様に充電器が深すぎて取り出 せない為に梱包されていた左図の様なケースに入れたままで収納 していたり、バッテリーも充電器にセットしたままの為に充電完 了後には再び付属していた絶縁用の樹脂を電極に挟んでおく必要 があり面倒である。 もっとも右上図の様なポケットに入れておいても良いのだが、 ポケットの開放部分がケースの折り返し部分と隣接している為に 、右上図の様に多少出し入れし難い感じになっている。 ◆準備したもの 上記の事からも、ケースの深さを浅くして製品の取り出し易さ を考えてみる事にする。 そこで用意したのが下図の様なウレタン製のスポンジで、大き さや厚さが様々ある為にサイズによる価格を考慮して用意してお く様にする。 購入する前にはおおよその構想を立てておき、必要な厚さとサ イズを割り出しておく様にする。 今回は右下図の様な3種類の30/20/10mmサイズの物 を用意しておいた。 ◆カメラ下部をメモリー収納に とにかくデジカメ本体がコンパクトで小さい為にカメラケース が深い位置にある事から、できるだけカメラ本体の位置を上げる と共にデジカメ底面にメモリーカードの収納位置と乾燥剤が倒れ てこない様に乾燥剤の収納位置を設ける事にした。 今回購入したウレタンスポンジの片面は比較的硬くなっていた 為に、右上図の様にポールペン等でも簡単に仮書ける様になって いたが、ウレタン地そのものに仮書く場合にはサインペン等を用 意しておいた方がよいだろう。 今回は上図の様にデジカメ本体の前後に乾燥剤を入れる為の溝 を付けた30mm厚のウレタンスポンジを1枚と、更に同形状の 20mm厚を2枚の合計3枚で70mmも底上げした。 そして先程工具の説明であった10mm径のポンチを利用して 、右上図の様にメモリーカードのケースが取り出しやすい様に、 対する2箇所ずつに半丸形状で切り欠けを作っておく様にした。 この様な収納方法にすればカメラ本体を乗せても安定したまま で、取り出す際にもすぐに取り出せる為に便利で、おそらくメモ リーカードを取り出す際にはデジカメからのメモリーと交換する 際のみの為に、この様な収納方法でも問題ないだろう。 また、70mmの底上げにメモリーカード収納用の10mm厚 ウレタンスポンジの為に、本来収納していた位置よりも80mm 高くなったのが右上図で、デジカメ本体をソフトケースに入れて 収納すると右隣にある仕切り板の高さよりも若干高い位置まで持 ち上げられる様になる。 おそらくこの方が出し入れがし易い事はもちろんだが、万が一 カメラケースを倒したり転がしたりしても、カメラケースのフタ までの遊びがかなり少なくなった事により、カメラ本体の移動量 が制限されてより安全になるだろう。 ◆バッテリー収納位置 メモリーカードよりもストロボ等を多用するとバッテリー交換 の頻度の方が多くなる為に、とにかくバッテリーも何セットかを すぐに交換できる様に考えてみた。 その結果、ケーブル類を取扱説明書を収納している部分に移動 して開放し、下図の様にACアダプターの前に単三型バッテリー を2本ずつ3セット収納できるスペースを用意してみた。 この部分も底が深かった為に、デジカメ本体を底上げした際に 使用したウレタンスポンジの残りを利用して、バッテリーが取り 出し易い様に5mm程度飛び出す位置まで底上げしている。 更にバッテリーは2本ずつ並べる事ができる様に、丁度良い間 隔になる様に20mm厚のウレタンスポンジを使用して下図の様 にセットしている。 また、逆さになってもバッテリーが飛び出さない様にする為に は、メモリーカードの収納時に使用したポンチを利用して、バッ テリー1本毎に丸い穴を開けると良いだろう。 しかし穴が緩いと今回の設置方法と変わらず簡単に飛び出てし まい、穴が狭いと出し入れし難い他にウレタンがボロボロと捲れ る可能性がある事から、使用するポンチ径は実際に穴を開けてみ て丁度良いサイズを探し出す必要があるだろう。 そして完成したものが下図であり、取扱説明書のスペース以外 は全てウレタンスポンジによる底上げと、製品周辺のサポートを 行う様にしてある。 メインに戻る ⇒ カメラ関係 ⇒ PS-A570IS ⇒ アルミケース |