carrozzeria製DVDカーナビゲーション AVIC-D9900V
チューナ・モニター等の設置
◆チューナの配置
ほとんどの場合ナビにはテレビチューナが付属している場合が多
く、テレビを使用しないからといってもナビ本体からの信号がチュ
ーナ内部にあるセレクターを通さないとモニターが利用できない様
になっている。
しかし今回の車両では運転席側のシート下部は狭く使えず、助手
席側もナビ本体を取り付けた為にチューナを取り付けるスペースが
無くなってしまった。
そこで右図の様に助手席側の足元の奥側にあるカーペットをはが
し、その内部にチューナユニットを設置しカーペットを被せて見え
なくなる様にした。
この部分であればあまり足で踏み付けられる事も少なく、ナビ本
体やモニターにも近い為に配線もし易いだろう。
配線に関しては左図の様にドア部分にある樹脂製のサイドステッ
プを引き上げて取り外し、右図の様にフロアーカーペットをめくり
純正ハーネスと一緒に結束する。
この部分を利用しナビ本体にはシート下部にある空調の噴出し口
の切れ目から線材を引き出し接続し、バック信号やGPSアンテナ
のケーブルもこの部分を利用して後ろ側に持って行く。
そしてチューナユニットの真下に見えるケーブルがモニターや音
声認識用のマイク等のケーブルで、チューナユニットの角で線材が
押しつぶされ断線しない様に注意する必要がある。
できればこの部分にはコルゲートチューブを使用しておいた方が
無難だろう。
◆モニターの取り付け
ナビのモニターは本来、別ページにあるレガシーの
【8インチモニターの取り付け】
で使用した様なモニター取付金具を利用できればいいのだが、この
車両ではオーディオだけで2Dを使用している為に無理である。
またエアコンの操作パネルを下側に移動する事に関しては、元々
GT−Rではオーディオ部分への取り付けが標準の為の問題無いが
、逆にエアコンの操作パネル部分へのモニター取り付け金具が取り
付けられるかどうかが問題である。
これらは後々の課題として、今回は以前から使用していた左上図
の様なフレキシブルアームタイプの取付金具を使用した。
このアームはシート取付ネジに共締めするタイプであるが、これ
を取り付けた場合にはシートスライドが完全に前まで来なくなって
しまい、後部座席からの乗り降りは多少し難くなるだろう。
またアームがフレキシブルな為に走行中の振動でモニターが多少
動いてしまう為に、実際にはグローブボックスにあるメーター類を
見る為にもグローブボックスを開けてアームが動き難くなる様にし
て使用している。
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