製 品 概 要 ◆H1タイプの製品紹介 前回、セルボモードに別ページにある 【ヘッドライトのHID化】 で紹介したLOUD HIDを取り付けたが、さすがにHIDだけ あり明るくGT−Rの方がやけに暗く感じる様になった。 そこで今回もLOUD HIDのH1タイプをロービームに搭載 する事にした。 こちらはH4のテーパースライドとは違い、シングルフィラメン ト用の為に可動部が無く、更に安価な3.5万円弱と言う安い価格 で購入できる。 以前フィラメントバルブに過電圧を印加して明るくする 【FET製catz zeta】 を取り付けたが、その時の購入金額に少し足しただけで購入できる といった安価な物である。 可動部が無い為にキット内も部品点数が少なく、基本的に左図の 様にH1用バーナとバラストの2点のみである。 それに右図にあるタイラップや従来のヘッドライトから電源を供 給する為の赤と黒のリード線が付属する。 今回はこれらに別途コルゲートチューブを用意し、各ケーブルに 汚れやキズ等が付かない様に線材を保護する様にしている。 ◆バラストについて バラスト本体を見てみると同じ黒ラベルであるが、以前セルボモ ードに取り付けた 【LOUD HID製品概要】 で紹介したバラストには赤いリード線にヒューズは取り付けられて いなかった。 これはたまたま前回不具合がありバラスト内部にあるヒューズが 切れて、メーカーからの依頼で交換の際にバラストの裏フタを開け て交換した事があったが、今回の様に外部にヒューズが取り付けて あると万が一ヒューズが切れるトラブルが発生した場合には、切れ たかどうかの確認もし易く交換作業にも便利である。 この様に少しずつ改善されているが、この黒ラベルのバラスとは 2005年春までに以下の様に3回にわたってラベルの色が変わり 改善されているものと思われる。 |
LOUD HID バラストの変移 | ||
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上記の年代は私が個人的に書き入れた物で、必ずしもメーカーが
出荷した時期とは多少前後する可能性がある為に、オークションや
中古販売店で購入する際の参考程度にして欲しい。
右図の様にヒューズが外付けになり交換し易くなった他に、緑ラ ベルのバラストになると左図の様にバーナ用の高圧ケーブルにも変 更がある。 以前は高圧ケーブルに白と黒の線材が使用されていたが、緑ラベ ルのバラストからは左図の様に黒1色になった。 また、コネクターの付け根部分には半透明なキャップが取り付け られる様になり、防水対策が施される様になった。 ◆バーナについて バーナにはH4のテーパースライドの様に可動部が無い為に、左 図の様にバーナからは2本のリード線が出ているだけである。 そして線材には右図の様なゴム製のブッシュが付いており、ヘッ ドライトユニットのバルブ背面にあるキャップを加工してこのゴム ブッシュを取り付ける事となるが、H1タイプの車両が全てこのキ ャップ式のヘッドライトユニットになっているかどうかは不明であ るが、今回取り付けるR33型GT−Rではこの方法に適合した。 バーナ自体は基本的にどのバルブタイプでも同じ様で、根元に付 く取り付け部分だけがそのバルブタイプの形状になっている様であ る。 今回も前回と同様に、十分青白かった為に見た目の明るさ重視と 言う事で4,500Kタイプを使用する事にした。 ◆価格と問い合わせ先 今回ここで紹介したLOUD HIDは以下のところで販売・取付・ 卸を行っており、メールによる問い合わせにも親切に対応してくれます 。 〒344−0006 埼玉県春日部市八丁目1862 TEL 048−752−5238 FAX 048−752−5296 88HOUSE TOMITA HP http://www.88house.com/ LOUD HID HP http://www.88house.com/loud.htm E-mail : info@88house.com LOUD HIDに関しての価格表は以下の様になっており、20 04年よりバーナとバラストの分割方式の販売に切り替わり、新たに 通信販売価格を以下で設定している。 ここでは製品の金額に消費税と送料を加算したコミコミ価格が表示 されている。 しかし、今回使用したH1タイプの4500Kに標準バラストをセ ットにすればコミコミで37,000円と未だ安い方だろう。 (注意)注文時にはバーナ(点灯管)とバラスト(高圧発生器)を個 別に指定する注文方式で、最近ではバラストも12V専用と24V専 用の他に12/24V兼用低電圧対応品と3種類ある為に、忘れずに バラストタイプとバーナタイプを指定する必要がある。 通常他社製品もバーナとバラストを別々に販売している事が多い 為に、実際に組み合わせてみると LOUDの2〜3倍 ぐらいかかってしまうメーカーが多いだろう。 その為に、 2005年3月の現時点でも格安のHIDシステム と言えるだろう。 しかし、バーナとバラストを離して取り付ける場合には左図の様な 延長ケーブルが別途必要となる場合もある為に、取り付け前に事前に 調べておく必要がある。 また、左図の右側にある様なコネクターキットも販売されている為 に、長目の延長ケーブルを購入し現車に合わせて切断しコネクターキ ットで片方を作り直すと言う手もあるだろう。 しかし、コネクターのピンには専用の圧着工具が必要な為に、ギボ シ端子用の圧着工具等が利用できるかどうかは不明である。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る LOUD HIDメニューに戻る |