LOUD HID (H1type 4,500k)
バンパーフェーシアの取り外し

◆フェンダー側のネジ取り外し
 R33系GT−Rのフロントバンパー取り付けは、以下のイラスト の様に取り付けられている。

 取り外しには脱落防止の為に中央部分の固定は最後に残し、まずは 上図の両サイドであるフェンダー部分で固定されている箇所から取り 外す様にする。
 この部分のボルトは先にフェンダープロテクタを取り外しておかな いと見えず、右図の様な感じでプラスドライバーにより両サイドから ボルトを2本ずつ計4本取り外す事になるが、左上図の様に奥ばった 部分にあるボルトは右上図の様な取り外し方ではボルトの頭を確認す るのは難しく、車体の真下側から確認した方が作業がし易いかも知れ ない。

◆ナンバー器具・金具の取り外し
 次にナンバープレートとナンバーブレートを取り付けるブラケット を取り外す様にする。
 ナンバープレート自体は左図の様に多少大き目のプラスドライバー を使用して取り外すが、ナンバープレートを取り外すと右図の様に取 り付け金具が見えて来る様になる為に、これらも全て取り外しておく 様にする。
 しかし、GT−Rが発売された時期からこのサラセンスプレートブ ラケットは普通の工具では取り外せず、いじり止め付きのトルクスレ ンチが必要となる。
 このレンチは別ページにある 【字光式ナンバー】 でも紹介しているが、左図の様に変な形の工具が必要となる。
 必要なサイズはT型のT30と言うサイズで、今では一般的になり つつある為にホームセンター等で購入できるだろう。
 このいじり止め付きトルクスレンチを使用して、右上図の様にして ライセンスプレートブラケットを固定している2箇所のネジを取り外 す様にする。

◆インタークーラーダクト内のボルト取り外し
 次にフロントバンパーの正面であるインタークーラーの開口部を真 下から覗き込むと、左図の様に3箇所で固定されているのがわかるだ ろう。
 この中央部分のボルトはナンバープレートを外さないと見えないが 、実際にはナンバープレートのブラケット固定用のボルトでもフロン トバンパーが固定される構造となっている為に、結局はナンバープレ ート用のブラケットも全て取り外さないといけない。
 この部分のボルトは右上図の様にしてソケットレンチを使用して取 り外しておく様にする。

◆バンパー上部クリップの取り外し
 そして最後に、左図の様にフロントグリルを外した部分に見える3 つの樹脂製クリップを取り外せばいよいよフロントバンパーが取り外 せる様になる。
 整備書には無かったが右図の様にこの部分にはラジエータに向かっ て黒い樹脂製のカバーが付いており、この3つのクリップのうち両サ イドの2つで共締めされていた。
 クリップの取り外しは、クリップ中央部分をプラスドライバーで5 mm程度押し込むとロックが解除され、あとはクリップ全体を持ち上 げれば取り外せる様になる。
 クリップが全て外れたならば左図の様に黒い樹脂製のカバーを先に 取り外しておく様にする。
 あとは右図の様にしてフロントバンパーを若干持ち上げつつ、そし て手前に引き出せば右図の様にフロントバンパー全体が外れてくる様 になる。
 その際には多少の重さがある為に、左右に振られない様にしっかり と持ち、落下させてリップスポイラーの角等を破損させない様に注意 して作業する必要がある。
 また、フロントバンパーには左図の様にリップスポイラー上部両サ イドにウインカーランプが付いており、裏側には右図の様にランプ用 の線材用コネクターが取り付けてある。
 その為にフロントバンパーを手前に引き過ぎると線材が切れる可能 性があり、下側にも置ける余裕が無いくらい短い線材となっている為 に、宙に浮かせた状態でコネクターを抜く作業をしなければならなく なるだろう。
 その為に、フロントバンパーを取り外す前に左図の様にしてウイン カー部分にあるボルトを1本取り外す事でウインカーユニットを取り 外す事ができる。
 そして背面にある配線用コネクターを取り外しておく事により、フ ロントバンパーはすぐに取り外せる様になる事から、予めこのフロン トバンパーに取り付けてあるウインカーは先に取り外しておく方が良 いだろう。


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