点火系の交換部品 ◆購入部品の選択 ここでは点火系部品であるイグニッションコイルとプラグの交換 部品を選定しているが、プラグは以前購入した手元在庫品を使用し た事から、以下の図には品番にアンダーラインを引いていないが、 純正品番にて購入する際には以下の表で指定しているプラグを購入 する必要がある。 イグニッションコイルは上図の様に色々な組み合わせで購入でき る様になっているが、以下の表ではまず全ての部品を交換する事を 前提に例をあげている。 また、品番22435と品番22435+Aのブラケットは破損 する事が無く通常は交換する必要が無い部品なのだろうが、今回は 試しにこのブラケット自体の交換もしてみる事にした。 そして品番08360−52062のイグニッションコイルを固 定しているボルトだが、こちらは今回取り外そうとしてわかった事 なのだがかなりきつく締め付けられていて、おそらく取り外す際に 必ずと言ってよいほどネジ頭を破損するだろう。 このボルトの頭はソケットレンチ等でも外せるタイプなのだが、 よほど先が細いソケットでないとイグニッションコイル自体が邪魔 で回せない為に必ず破損するだろう。 その為に、この部分のボルトは交換すると言う事を前提に部品を 準備したほうが良く、ここは交換するイグニッションコイル分(1 個に2本必要)のボルトは購入しておいた方が良いだろう。
これにより1本当たり1,840円ほど安く買え、6気筒分だ と11,040円も安く買える。 しかし、プラグ用のソケットは古いイグニッションコイルから 取り外す際には破損しない様に気を付ける外、イグニッションコ イルと接続する部分には上図にある品番22468の小さなピン がある為に、紛失しない様に十分注意して作業する必要あがある 。 これらの事から、できれば何個かの予備部品を用意しておく必 要があり、自信が無い時には最初の表でもあげた様にセット品番 である22433の使用をお奨めする。 そして今回の部品交換作業では、取り外す部品に関してはでき るだけ古い部品は再利用せずに新品部品にすると言う方針の為に 、最初にあげた内容での部品交換を実施している。
通常は7番が使用されている様であるが、使用状況により選択 すると良いだろう。 また、純正プラグもNGKかNDを使用している事から、更に 安価で入手できる時にはそちらで購入してもよく、実際今回入手 したプラグはNDのイリジウムプラグであるが、850円弱/本 で入手している事から、色々当たってみると意外と安い所がみつ かるかも知れない。 そしてイリジウムプラグも定価で1,800円/本前後な事か ら、白金よりもイリジウムを入れると言う事も一つの手で、更に 両側電極が白金のタイプや中心電極はイリジウムで接地電極は白 金と様々な種類があり、金額的にも定価ではそれほど変わりない 事から両側電極が白金やイリジウムになっていた方が寿命の面か らも着火性等もより優れているだろう。
その為に、イグニッションコイルやプラグを交換する際には予め この部分にあるボルトの錆具合を確認しておき、多少なりとも錆び ている場合には一緒に注文して用意しておくと良いだろう。
その為に今回は交換せずに再利用としたが、このユニットの交換 作業は見える部分にある事から簡単であるが、壊れてしまうと着火 しなくなってしまう為に走行は不可能となってしまう。
その為に予め交換時期と予算を決めて実施する必要があり、時期 は走行距離等から検討しプラグを交換する際にでも一緒に交換する と良いだろう。 ◆購入部品について 左図が今回点火系の交換部品として購入した物で、上からイグニ ッションコイル6個と、その下にある2つの横長い箱がそのイグニ ッションコイルを固定するブラケット2枚で箱の下に出ている。 その下にあるのが右図にもある様に各部品を固定するボルトで、 イグニッションコイル固定用に12本とイグニッションコイル用の ブラケットを固定するボルトが7本である。 ただ、右図中央にあるのがブラケット固定ボルトで数が多いが、 純正部品の場合には最低出庫数があり、部品販売商等で在庫を持っ ている所であれば指定本数だけ購入できるのだが、今回は10本単 位での購入となった為に図の様に多くなっている。 そして左図にあるのがイグニッションコイルで、今回この交換作 業を計画している間にR34スカイラインでトラブルが発生した。 この交換作業は別ページの 【イグニッションコイルの交換】 で紹介しているが、熱いエンジンのヘッドにカバーされて収納され ている事から壊れないと言う事は無く、現実にR34スカイライン では身近で2人も壊れている事からある程度交換を考慮しておく必 要があるかも知れない。 そして右上図にあるのが以前2台分購入しておいたND製のイリ ジウムプラグで、今後交換する場合には是非両側電極が処理されて いるタイプを使用してみたいところである。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る GT-Rメニューに戻る タイミングベルトメニューに戻る カムカバーメニューに戻る コイルとプラグメニューに戻る |