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汎用バルブ交換タイプHID LOUD
バーナ・防水キャップの取り付け
H4アダプタ・防水キャップ・バーナの取り付け
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※光軸調整装置がない場合には
 ヘッドライトの光軸調整方法は色々あるが、右図の様なヘッドライト テスターが無い場合には、元々のフィラメントバルブの光軸位置をおぼ えておく必要がある。
 その為に、HIDのバーナを取り付ける前に別ページの 【ヘッドライト光軸の調整】 で説明している様にノーマルヘッドランプの状態で光軸位置を書き写し ておく必要があるだろう。
※バーナは空焼きを行う
 車両のヘッドライトにバーナを装着する前には、必ず空焼きを行って から装着する様にする必要がある。
 この作業を行わないでヘッドライトに装着すると、初期発熱による異 物燃焼からヘッドライトの内側が曇ってしまう恐れがある。
 その為に、製品の動作確認を兼ねてバラストとバーナのみでしばらく 5分くらいは点灯したままにしておく必要がある。
 空焼きの際にはバッテリー上がり防止の為に、点灯中はエンジンをか けたままにするか、若しくはバッテリー充電器をつけたままにしておく 必要があるだろう。
 また、バーナ単体で点灯するとものすごい光が四方に発行し、直視す ると目に良くない為に、付属の反射板付きのアダプタを取り付けて作業 者と反対側に向けて点灯すると良いだろう。
 また、点灯の際には周囲の人にも注意して点灯し、点灯の際には発熱 する為に燃え易い物や熔け易い物を近くに置かない様にする。
 もしも熔けたものがバーナに付着すると取れなくなってしまい、本来 の性能を発揮できない他に少しずつ燃えた煙がヘッドライトの中に付着 してしまう為に、空焼き作業の際には十分注意して点灯する様にする。

◆シェードを付けたアダプタを取り付ける
 H4タイプのアダプタを組み立てると左図の様にH4のバルブと同形 状の様になり、普通のフィラメントバルブと同様にして取り付ける事が できるようになる。
 ただ、H4バルブの取り付けには右図の様に針金状のバネである止め 金具によりバルブを固定している訳だが、フィラメントバルブの固定箇 所が金属で薄いのに対して、左上図でもわかる様にHIDキットのアダ プタは樹脂製の為に厚みが付いているのがわかるだろう。
 この樹脂製アダプターにするとフィラメントバルブの取付金具に対し て1〜2mm程厚くなり、本来はこの厚くなった分を止め金具を変形さ せて止め金具に無理な力がかからない様にする。
 しかし、下手に変形するとバーナをしっかりと固定されない場合があ る為に、ヘッドライト自体を取り外して十分検討できなければそのまま での装着をお薦めする。
 このH4テーパースライド用のアダプタは左図の様にH4のバルブで よく見る様な取り付け形状となっており、必ず一定方向にしか装着でき ない様になっている。
 通常は反射板が下に向いている状態で右図の様にしてヘッドライトへ 差し込めばよく、挿し込んだ後はアダプタが装着面から浮いていないか どうかを確認し、アダプタが抜けてこない様にしっかりと押さえたまま で止め金具を操作して固定する様にする。
 このH4テーパースライド用のアダプター付け根には左図の様に車両 に付いていた防水キャップがそのまま再利用できる様になっており、H IDにしてもヘッドライト内部への水分が入り込まない様にしている。
 実際にはヘッドライトにH4テーパースライドアダプタを取り付けて から、右図の様な場所から防水キャップを装着する事になる。
 防水キャップはH4テーパースライドアダプタに奥までしっかりと挿 し込んでおかないと、この上からバーナを差し込む様になる為に防水キ ャップが少しでも浮いてしまっていると上手くバーナが挿し込めなくな ってしまう恐れがある。
 

◆バーナの取り付け
 基本的にバーナの取り付けは右図の様に、ヘッドライトに取り付けた H4テーパースライドアダプタに差し込むだけである。
 このバーナを差し込む作業の際にはバーナ自体のガラス管部分に注意 するのはもちろんだが、バーナ先端にある電極に電源を供給する為に線 材がむき出しになって接続されている為に、この線材自体を擦ってしま い無理な力がかかり断線してしまったり、ガラス管自体に無理な力がか かってしまい破損してしまわない様に十分注意して取り付ける様にする。
 バーナ自体はH4テーパースライドアダプタに差し込むだけだが、右 図の様にバーナの付け根部分にある樹脂カバーの両端に見える爪が、ア ダプタにある凹み部分に噛み合う様になっている。
 この噛み合う部分まで挿し込まないと、バーナが走行中の振動により 脱落して破損してしまう他に、破損せず点灯したままの場合にはバーナ と接触した線材等が溶けてしまう可能性もある。
 また、しっかりと挿し込まれていない場合にはバーナの発光部分が本 来の位置に無く、ロービームにしてもハイビームのままだったり走行中 に外れてくると突然ハイビーム状態になってしまう事になる。
 その為に対向車に対しても非常に危険な行為となってしまう為に、取 り付けの際には十分注意して行う様にする。


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