セルボモードとアルトワークス ◆セルボモードの後期型 セルボモードは1990年にフルモデルチェンジとなり一般車とは別に スポーツモデルのSRシリーズがあった。 その中でもSR−Fourのみ4輪ディスクブレーキでMTのみの仕様 となっている為に、足回り関係の交換ではアルトワークスの4輪ディスク 仕様とだけ部品の互換性が取れるものと思われた。 また、1990年から翌年までのSR−Fourモデルは型式がCN3 1Sとなっており、それ以降から1998年までのモデルではCN32S となる様である。 足回り関係でのCN31SとCN32Sとの大きな違いは4輪ディスク ブレーキになった事で、この辺からもCN31SではなくCN32Sのパ ーツと比較する必要がある。 またセルボモードも後期型になるとSRシリーズが廃止され、フロント グリルやリアテールランプのデザインを変更したタイプが発売され、この 頃のモデルがどうやらPCD100に変更されて販売されていた様である 。 丁度この頃に右図の様なCERVO−Cと呼ばれるクラシカルタイプな セルボが販売されており、これが1996年から販売されている事からこ れを機会にPCD100への変更が行われたと思われる。 これは後でわかった事であるが、実際には中古で購入したSR−Fou rにもPCD100モデルがあると言う事があったが、パーツリストを調 べてみると確かにCN32Sにも前期・後期と分かれていた。 そんな事からも、地域により販売方法が違った為にこちらではSRの販 売をしなくなっただけなのかも知れない。 ◆調査するアルトワークスの時期は? セルボモードのPC100になったモデルにはSR−Fourが無いと 思われ、その他のモデルでは4輪ディスクブレーキを採用したものが無い 為にアルトワークスの部品を使用するのが妥当だと思われ、フロントだけ を使用する事も考えたが、ブレーキキャリパーの形状が違ったりした為に 全面的にアルトワークスのパーツを利用する事とした。 アルトワークスにも色々あるが、この時点でわかっていたのは左図にあ る様な660ccモデルになってからのCN系ワークスはセルボモードと 同型式の為にPCDは114.3である事から調査対象外とした。 その為に右上図にあるHA系ワークスの部品を利用すればできるのでは ないかと思われた。 その後にHA系の新規格軽自動車として販売された右図の様なワークス もあるが、こちらはHA初期から同じ部品が使われていると思われ所期の 部品にするか現行部品にするかを検討する必要がある。 いずれにしても、ワークスの中でも4輪ディスクブレーキを使用したモ デルはRS−Zの1種類しかなく、また今回改造を計画しているセルボモ ードのSR−Fourは2輪駆動のFFである事から、構造上4輪駆動と は部品が違う為に2輪駆動のRS−Zを中心に調査を進める事とした。 メインに戻る 車両関係に戻る セルボモードメニューに戻る オーバーホールメニューに戻る 第三段メニューに戻る 実現性メニューに戻る |