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セルボモードのPCD100化について
フロントハブ関係の比較表を作る

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◆フロントハブ関係のパーツを比較する!
 そしていよいよフロントの検討に入るが、以前からハブベアリング 構成等の様々な問題があり、この辺を明らかにする為にも念入りに調 べる必要がありそうな部分である。
 こちらも実際にはCN31SとHA23Sも調べてみたが、参考に なる範囲で表を載せてある。
 また、パーツリストではフロントハブ関係とフロントブレーキ関係 が分けて書いてあった為に、ここでも別々に部品を調査し最初にハブ 関係の部品比較表を載せる事にする。
フロントハブ関係部品比較表
(ハブ・ナックル関係)
セルボ アルトワークス
CN32S HA21S HA22S
部品名称 前期 後期 前期 後期 前期 後期
@ ハブセット・フロントホイール 43421 70B00 43420 50810 43420 50810 43420 50810 43420 76810 43420 76810
A ベアリングフロントホイールハブインサイド 09262 35032 09262 35032 09262 35032 09262 35032        
B ベアリングフロントホイールハブアウトサイド 09262 35032 09262 35032 09262 35032 09262 35032        
C ベアリングフロントホイールハブファースト                 43440 78A20 43440 78A20
D ナックル・ステアリング・ライト 45111 50E30 45100 50870 45100 50870 45100 50870 45111 76G00 45110 76810
E ナックル・ステアリング・レフト 45151 50E30 45100 50880 45100 50880 45100 50880 45151 76G00 45150 76810
F センサ・フロント・ホイール・ライト 56210 50E01 56210 50EA0 56210 50EA0 56210 50EA0 56210 76G00 56210 76G00
G センサ・フロント・ホイール・レフト 56220 50E01 56220 50EA0 56220 50EA0 56220 50EA0 56220 76G00 56220 76G00
H センサアッシ・スピード                 34960 76G00 34960 76G00
I ナット 09159 18008 09159 18008 09159 18008 09159 18008 09159 18008 09159 18008
J ワッシャ・18x35x4 09160 18017 09160 18017 09160 18017 09160 18017 09160 18017 09160 18017
K スペーサ・フロントホイールハブ 43429 77200                    
L サークリップ                 08331 41626 08331 41626
M オイルシール・フロントホイールハブ 09283 44009 09283 44011 09283 44011 09283 44011        
N スペーサフロントホイールベアリングインナー 09180 35005 43483 70BA0 43483 70BA0 43483 70BA0        
 この表からもわかる様にCN32Sの前期と後期ではハブの品番が 違う事やHA21Sの前・後期とも違う事がわかる。
 こちらでもセルボの後期型SR−FourにはPCD100モデル が存在している事がわかるだろう。
 ハブ関係部品はHA22Sになるとシングルベアリングの為に全く 違ってくるが、HA21Sとでもリアと違いほとんどの部品が違って いる為に検討する必要があるだろう。

◆フロントハブ関係を調べる・・・
 上図右側にあるのがHA22S用のハブ関係部品で、この図からも わかる様にハブベアリングは1つとなっている。
 しかし、セルボモードのCN32Sは上図左側の様にハブベアリン グは2つとなっており構造的に全く違っているが、HA21S用のハ ブもセルボモード同様に左図の様にハブベアリングが2つあるほとん ど同じ構造になっている。
 しかし上下の図をよく比べるとわかるが、上図Kであるハブスペー サが下図の物には無く、このへんの違いがどう関わってくるかは実際 に部品同士を比較してみないとわからないだろう。
 しかしAとBのハブベアリングはCN32SとHA21Sで全く同 じ品番を使用している事からハブのシャフト径も全く同じサイズであ る事がわかるのだが、Nのベアリング間にあるスペーサが違う事から ベアリング間ピッチが同じであるかどうかが不安なところである。
 これらは実際に両者の部品を比較してみるしかないだろう。
 このフロントをPCD100にする最大の利点は、上下のハブ形状 を見てもらうと違いがわかるが、従来のPCD114.3ではブレー キロータがハブの裏側に取り付けられる為に、ブレーキロータの交換 時には毎回ハブを引き抜く必要がある。
 しかし、PCD100タイプの方ではリア同様にハブの上からブレ ーキロータを被せる構造になっている為に、わざわざハブを抜かなけ れば交換できなかったブレーキロータ交換も簡単な作業で交換できる 様になると言ったメリットがある。


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