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セルボモードのPCD100化について
ハブとブレーキキャリパーの部品比較確認

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◆ハブの比較
 実際に車両から取り外したPCD114.3のハブと、今回検討して 購入したPCD100のハブを比較してみる。
 左図がハブの正面でホイール取り付け面であるが、PCDが違う為に 外形こそは小さくなっているものの、右図の様にハブの裏側までほとん ど同じ形状となっている。
 インナー/アウター両方のハブベアリングと内部にあるスペーサも全 く同じ品番を使っている事もあり、右図の様にハブを横から見るとまる っきり同じ形状となっている。
 この横から見た部分よりインナーベアリングとディスクロータ取り付 け面までを測るとだいたい同じ寸法になっている。
 その為に、このHA21S用のPCD100ハブはCN32Sセルボ モードに問題なく取り付く事になる。
 セルボモードにもPCD100と114.3の両方がある事から、本 来は45度ずらしたマルチPCD対応ハブとして作られていれば面白か ったかも知れない。
 また、ハブ正面中央に取り付くスピンドルキャップも、HA21Sと は品番が違ったものの同じサイズで取り付けられる様である。

◆ブレーキローターの比較
 リアブレーキはキャリパーが同品番の為にあまり心配していなかった が、ロータの構造も全く同じ形状で作られている様である。
 特に、ハブが取り付くディスクロータ内側からブレーキパッドが当た るディスク面までの距離が重要で、この辺もだいたい計測した感じでは 全く同じでそのまま流用が可能の様である。
 しかし、10年と言えどもまだ4万kmしか走行してない割には、図 からもわかる様に結構錆びが発生してしまっている。
 以前も日産グロリアのブレーキローターを外した事があったが、ある 程度年数が経ってしまうとハブからブレーキローターを取り外すと錆び た部分が落ちてしまい元に戻す事ができなくなってしまう。
 その為に、ブレーキローターの交換の際にはハブ側の錆び具合をチェ ックして、錆びがひどい場合にはさび落とし剤とワイヤーブラシ等を使 用してからブレーキローターを取り付け、実際に手で回転させブレーキ パッドが当たる面の振れが小さい事を確認する必要がある。
 もしも振れが大きくてハブの掃除だけでどうしても済まない場合には 、走行中の異音やプレーキキャリパーへの負担を考えるとハブ自体も交 換した方が無難だろう。
 左図はブレーキローターを横から見たところだが、こちらもほぼ同じ 形状となっており、右図の様に互いに合わせてみるとディスク面からホ イール取り付け面までも全く同じ寸法である事がわかるだろう。
 ディスクロータの中央には厚さの8mmとどちらにもあり、PCDが 違うだけで全く同形状のディスクローターである。
 この2点が使える事がわかれば問題なく、あとはネジ類も全て同品番 を使用している事から全く問題なく取り付く事がわかる。


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