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セルボモードのPCD100化について
新しいホイールの装着

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◆ホイールの取り付け
 リア部分の組み付けでは新旧どちらの部品を選ぶか迷った結果、新し い部品を取った為に多少部品が合わなく組み替えを後日に見合わせた物 もあったが、基本的な組み付けであるPCD100化としては上手く行 った。
 フロントに関してはブレーキローターカバーだけは取り付けの関係で 見送ったが、当初部品の違いなどで間違いが多く合わない所が多く出る と思われたが、フロントに関しては何も問題なく組み付いてしまった。
 これであとはタイヤを取り付ければ前後全てが完了すると思われたの だが・・・
 ハブ固定ボルトを締め付ける為に左図の様にアルミホイールのセンタ ーキャップを取り外したままで車両に装着してみたが、センターキャッ プがドライブシャフト先端に当たってしまい取り付かない事がわかった 。
 リアではこの様な問題は無かったのだが、フロントは何も問題が無か った分、最後の最後で変な問題が発生してしまったものだ。
 一度アルミホイールを取り外してセンターキャップを装着してからで あればなんとか取り付けられるが、よく見ると若干センターキャップが 押し上げられているのがわかる。
 ハブを取り付ける前に新旧の寸法を測った際には問題なく、左図の様 によくみるとハブ固定ナットでなくドライブシャフトの方が若干出てい る為に元々の位置関係でも出っ張るのだろう。
 確かにセルボモードに取り付けてあったアルミホイールでは、左図の 様にセンターキャップが表に出っ張るタイプだった為に問題が無かった が、今回のアルミホイールではセンターキャップがホイールのディスク 面と平らになる取り付けの為に起こった問題であると思われる。
 この飛び出しはほんの少しだった為に、センターキャップ裏側を多少 削っておけばそのまま装着するよりはよいだろう。
 もしかしたらセルボモード用のセンターキャップをMRワゴン用のア ルミホイールに取り付けられるかと思ったが、残念ながらセンターキャ ップの径が大きくて取り付けられなかった。
 車検の際だけは取り外す必要があるが、もしも気になる場合には市販 の5mm程度のホイールスペーサを使用すれば問題なくなるだろう。
 しかし私個人的にはホイールスペーサの使用はあまりお薦めできず、 どうしてもスペーサ厚分ハブボルトの外側に荷重がかかり易くなる為に 安全性を考慮すると使用しない方がよいだろう。
 ただ、世の中では使用している人がかなり多いと思われ、ハブボルト を折った話もあるかも知れないが、5mm程度であればそれほど問題な く、使用する際にはスペーサの両面が平らに削れていて凸凹していない 物を選べば問題ないだろう。

◆新ホイールの装着後
 前後共に無事に作業が終了し、ようやくPCD100化で用意してい たMRワゴン用のアルミホイールを装着できた。
 多少センターキャップ等の問題もあったが、ほぼ予定通り間違いなく 作業ができ、以前軽自動車用の掲示板等で聞いて見た際には中古部品で もないとかなり高額になる話もあったが、今回作業してみると意外と必 要な部品が少ない事がわかった。
 今回はオーバーホールを兼ねて交換できる部分は全て交換した為に多 少高額になったが、PCD100化だけと考えると新品部品を購入して もそれほどかからないだろう。
 今回はスズキ純正ホイールを1セットスタッドレス用として欲しいと 思っていたが、たまたま気に入ったMRワゴンのsport用アルミホ イールを走行距離がほとんど無くタイヤ付きで入手できた。
 スズキ純正ホイールはPCDが変更になりインチアップしても、リム 幅4Jでオフセットが+45と昔から変わらず、タイヤサイズも155 と全て同じな為に取り付ければピッタリと収まる。
 普通はホイールの内側でブレーキキャリパーとのクリアランス等を心 配する必要があるのだが、今回の場合には元々13インチのアルミホイ ールから14インチになっている為に、ホイールの内側に関しては何も 考えずとも問題が発生しないと心配はしていなかった。
 問題が発生するどころか、この1インチ大きくなった事でブレーキロ ータやブレーキキャリパー変更等によるブレーキ関係の強化パーツ等も 問題なく利用できる様になっているだろう。
 MRワゴンのsport用のアルミホイールが自宅に到着し最初に見 た印象は、カタログ写りがすごく良く見え過ぎたのか現物を目の前にし てみると若干印象が違っていた。
 その印象の違いの大きな原因はリム部分の形状にあり、タイヤ側面か ら見えるリム厚からホイール内側にリムが入り込む際に、もう少し立ち 上がらずに真っ直ぐリバースタイプのホイールの様に入り込むものだと 思っていた為である。
 実物は一つ前の画像でもある様に、外側のリムから内側に大きな弧を 描きながら結構持ち上がったデザインであり、これはメーカー独特な補 強対策的なデザインなのかと思われる。
 しかし、実際にセルボモードに装着してみるとアルミホイール単体で 見ていた時とはまるっきり印象が違い、その気になっていたリムの立ち 上がりも気にならなくなり、それどころか14インチとは思えないほど タイヤの扁平率が薄く感じられた。
 ボディーカラーが黒っぽいと言う事もあるのかも知れないが、純正ア ルミホイールのデザインに多いリム側面と同じ位置からディスク面が始 まると言うデザインの性もあり、やけにアルミホイールが大きく見え既 に15インチ化をしてしまったかの様である。
 その為に、装着して見て当初MRワゴンのカタログで見ていた印象と 同じになった為に見た目的にも問題なくなった。
 タイヤが更に扁平率が薄くなった事によりタイヤの空気圧も高めに設 定する必要があるが、購入したままで空気圧を計ってみると2.4kほ どありかなり高めに設定してあった。
 タイヤの空気圧については別ページにある【 スペアタイヤと空気圧表示 】でも説明しているが、年式により同じ155/55−14でも指定空 気圧が違い、通常は155/65−13にて高速時2.0kの為にそれ 以上に設定する必要がある。
 その為に今回は若干高めの2.2kに設定し、後日タイヤ空気圧表示 ステッカーを変更する際に詳細を調べる事とした。


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