ホイールとタイヤ
5次元 INPERIO 5.0Jx15+43 ピレリ700Z 165/45-15

◆軽自動車の15インチ化
 軽自動車を乗り始めたのが1993年にセルボモードが最初で、 この頃はまだ12インチ仕様の車両も残っており、スズキのアルト ・セルボモードではほぼ13インチが標準になりつつあった。
 そして2000年にセルボモードを乗り続け様とし、あちこちオ ーバーホールをしていた時に『そろそろホイールでも・・・』と思 った2004年夏にこの15インチを初めて見た。
 最初はセルボモードに14インチでもと思っていたが、165/ 45−15と言うタイヤは幅的にもワンサイズアップで丁度良く、 国産タイヤには無い45扁平と言う事でタイヤ外形も現在履いてい る純正サイズの155/65−13と全く同じであり、新型規格の 軽はもちろんだが旧型規格の軽でもピッタリサイズで15インチが 組める事がわかった。

◆フロント
 装着の際に問題になるのがオフセットとリム幅で、意外と軽自動 車用の15インチホイールが多く、そのほとんどがリム幅5.0J の製品が多く、オフセットもスズキ純正の+45に対して+43前 後が多い様である。
 その為に1サイズアップしたリム幅が丁度良いオフセットの為に 内外に同じ位広がった事から、タイヤもどこにも擦らずに装着でき る様である。
 特にフロントはステアリングを切る為に、内外どちらに幅広くな ってもフェンダーや内側のカバーに擦ってしまうのだが、外形が同 じ径となっている事もあってか全く擦る様な事は無かった。
 このワゴンRではこの時点で多少車高を落としていた様だが、そ れでもどこに擦る事も無い様であり、ホイールのリム幅が4.5J から5.0Jに広がりタイヤが155から165になったものの、 フェンダーから飛び出すことも無く上品な仕上がりになっている。

◆リア
 しかしローダウンしている事もあり、さすがに4人ほど乗車する とバウンドする路面ではリアがどこかに擦っている様であった。
 しかし既にこの車両は手元に無い為に確認できないが、タイヤの 表面にはキズが無かった為に内側かタイヤの設置面か角を擦ってい るものと思われる。
 見た目ではフロント同様にフェンダーから飛び出ることも無く丁 度良い様に感じられる。
 タイヤはピレリ製のP700Zであるが、このシリーズに唯一の 165/45−15と言うサイズがあり、このタイヤを使用してセ ルボモードにも15インチ装着を試みる事とした。
 しかし、セルボモードはPCDが114.3だった為にホイール が無く、PCD100化を行っている最中にこのタイヤは廃盤とな ってしまい、後に同社のDRAGONシリーズに同じサイズのタイ ヤがラインナップされた。
 そのセルボモードの15インチ化については別ページの 【セルボに装着する】 に画像を用意してある為にこちらを参考にして欲しい。


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