車庫内の照明増設


◆蛍光灯位置の問題
 車庫の照明としてはメインに40W1灯の蛍光灯を2本使用し、 左図の様にどちらかと言うと後方の車両天井真上の位置に取り付け ていた。
 これは車庫のシャッターにオーバースライダータイプを使用した 事から、シャッターを開けると左図車両のボンネット上部位置まで 来る事から、前方に蛍光灯を取り付けても意味が無いと言う事でこ の位置に決まったのだが、実際には右図の様にエンジンルーム内の 作業の際にはボンネットで明かりが遮られかなり暗く作業性が悪か った。
 当然、右図の様に車庫の前方に横付けしてあるセルボモードの作 業時にも暗く、助手席側から光がくるものの少し離れた部分から照 らされる為に暗く、作業の際に役立つ明るさではない。
 日中であれば車庫のシャッターを開けてしまえば明るいのだが、 少し風が出ても土埃や砂埃が舞い車庫の中に入り込んでしまう為に 、ほとんどの場合にはシャッターを閉じたままで作業をする事が多 くなってしまう様である。
 以前から作業時の明るさについては気になっていたのだが、今回 GT−Rの タイミングベルト交換作業 を機会に車庫の照明を2灯増やして車庫前方も明るくする事にした 。

◆蛍光灯の増設
 蛍光灯はボンネットフード内のエンジンルームの作業性を考えて 、左図の様に前後方向で従来と同じ位置に40W蛍光器具を2台配 置した。
 蛍光器具には右図の様な富士型?のデザインが使用されていた為 に、これと同じ形状の製品をホームセンターから調達したが、蛍光 管は別売でグローランプ付の2.2千円であった。
 2灯式の器具であれば蛍光管付であったが、別に購入してもそれ ほど金額は変わらず、今回は蛍光管に標準添付の白タイプではなく どちらかと言うと青白いタイプの蛍光管を購入した。
 また今回使用した蛍光器具にはグローランプが付属していたのだ が、標準のバイメタル式のグローランプでは点灯時に蛍光管の両端 にあるヒーターが長く熱せられてしまう事から寿命が短くなってし まう為に、今回も追加した蛍光器具には全て松下電工の電子点灯管 を使用した。
 この電子点灯管は1日4回の点灯で40年前後もち、蛍光管も3 〜5年以上交換せずに済む様になる事から、既に5年以上前から自 宅や車庫も蛍光器具には全てこの電子点灯管を使用している。
 追加した蛍光器具は左右の図の様にGT−Rとレガシーのボンネ ットフードの直前に配置した為に、エンジンルーム内の作業時には かなり明るくなり作業性が良くなった他に、セルボモードのエンジ ンルーム内の作業にも明るくなった。
 左右の図ではセルボモードがレガシー側に寄っているが、今回は GT−Rのタイミングベルト交換中に撮影した為で、本来はGT− R側に寄っている為にレガシー側に追加した蛍光灯を使用する事に なり、リア回りをする際には左右の図の様にGT−R側に追加した 蛍光灯が役に立つ。

 今回の蛍光灯を追加する前には左上図の様にエンジンルームが完 全にボンネットフードで陰になってしまっていたが、追加した蛍光 灯のおかげで右上図の様にかなり明るくなっているのがわかるが、 蛍光管を標準タイプではなく明るい白にした事も明るくなった要因 なのかも知れない。
 本来はタイミングベルト交換の前に行った R34の赤いカムカバーの交換 作業の際にも交換しようとしたが、次で説明する移動照明だけを用 意して交換作業を実施した。
 しかしこれだけ明るくなるのであればもっと早くに追加しておく 方が良かった様である。

◆配線について
 この車庫ではブレーカ盤により照明系・コンセント系・シャッタ ーと3系統に分けていた為に、本来は照明系に追加しようとしたが 、配線の追加が容易にできる事から今回は車庫前方にある左右のコ ンセントから電源を供給した。
 そのコンセントは右図の様にセルボモードとGT−Rやレガシー との間にあり、その真上に追加した蛍光灯用のスイッチを取り付け てみた。
 スイッチは当然左右で独立してON/OFFができる様にGT− R側とレガシー側の両方に用意し、必要に応じて4つの蛍光灯を自 由に組み合わせて点灯できる様にした。
 配線には追加した蛍光灯から壁寄りの天井側石膏ボードを取り外 し、蛍光器具から出たVVFケーブルは壁際を通してスイッチやコ ンセントへと通してある。

◆移動照明も追加
 追加した蛍光灯でかなり明るくなったものの、作業中にはどうし ても自分の頭などで光を遮ってしまい、やはり直接光を当てる為の 照明が必要になる。
 以前から小型の蛍光灯スタンドを使用していたが、壊れかけてい た為に前回のカムカバー交換の際に左図の様な器具を用意したが、 今回はこれをもう一つ用意して右図の様にエンジンルーム内を直接 照らす事ができるようにした。
 この器具は本来白熱電球用の器具であるが、これにボール型蛍光 灯を取り付けて使用しているが、左上図では余っていたヘリカル状 のボール型蛍光灯を取り付けてある。
 これだと蛍光スタンドよりも場所を取らず、落下の際の電球保護 ネットも付いている為に安心な他に、必要に応じて器具に付属のク リップで挟むだけで固定でき便利である。

◆コンセントの増設
 照明の追加とは直接関係の無い話であるが、今回は照明スイッチ の追加したついでに車庫後方にある棚部分にコンセントも1つ追加 してみた。
 この車庫後方には本来コンセントが2つあったが、1つは下図の 様にカラーボックスを積んでしまった為に既に隠れてしまい、全く 使えない状態になっていた。
 もう一つのコンセントは右図の様に棚の中央部分に取り付けてあ るが、ここからテーブルタップを使用して引き伸ばしていたのだが 、作業中にはラジカセを使用する事が多いが棚の上に置くと邪魔に なりどこか別の場所に置いた方が便利である。
 そこで今回からは左図の様に積み上げたカラーボックスの上部に ラジカセを置けるだけの場所を確保し、この部分から届く範囲内に コンセントを取り付けた。
 しかし何も無い所へのコンセント追加は配線上大変な為に、丁度 隠れてしまったコンセントがこの部分の真下にある事から、そのコ ンセント用の線材を今回追加したコンセントを中継して配線する形 で追加してみた。
 その為に配線はほとんど無く、コンセント用のスイッチボックス 用穴を開けた部分から出てきた線材を引っぱり、その部分を切断し て今回追加するコンセント器具にある供給と送り側の端子に挿し込 むだけの簡単な配線で作業が済む。


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