タイヤ&ホイール製品概要 ◆BBS RG−R 今回はBBSホイールの中でも比較的安価なRG−Rを使用してみた が、安価な為と言うよりはなかなかサイズがないものである。 BH5レガシーのE−Tuneには7JJの17 インチホイールが装着されて おりPCDが100で5穴である。 タイヤサイズがPOTENZAのRE010で21 5/45−17が装着されておりオフセットが+55となっ ている。 元々レガシーは純正のままでもフェンダーに近い所までタイヤが出ており、オ フセットを10mmも出せるかどうかである。 今回使用したこのRG−Rにはレガシーサイズがあり、RG−R 747と言う型式で7.5Jの18インチが設定され、リム 幅が広がったと言う事でオフセットも+49に設定されたが、ホ イールのセンター穴径は純正同様のφ56丁度に設定されている 。 このホイールを使用すると225サイズのタイヤを装着してもリアフェンダー に当たらない事も確認しているが、使用するタイヤのメーカーや種類によっては 同サイズのタイヤを装着しても微妙にタイヤ幅が違ったりする為に、実際にはカ タログ値でサイズを確認しホイールの幅とオフセットから換算して確認しておく 必要があるだろう。 また、17インチでもRG−R 714と言うのがあるが、 オフセットだけが+48と違うだけで全く同仕様のホイールであるが 、純正でも17インチのオプションがある他に、元々E−Tuneは17インチ 仕様の為に更にインチアップの18インチを取り付けている。 しかし、同じBBSでも純正オプションではホイール中央のネジ部分のデザイ ンが違っており、純正のネジ穴のみに対して一般市販品ではネジ間に小さな穴が 開いている他、純正はネジ部分だけが全体的に深い位置にあるようである。 左から2番目が2001年春頃から発売されたRS−GTで、ここに もレガシーサイズがありRS-GT 907と言う製品があるが、1 8インチでスペックがRG−R 747と同じなのだがカタログ上 はチューナーサイズと言う事の為に使用の際にはメーカへ問い合わせた方が良い だろう。 もしこのRS−GTが合えばRG−Rと定価ベースで4,00 0円/本の違いで2ピースホイールが履ける為に、1ピースホイール のRG−Rよりは高級感が出るかも知れない。 また、右側より2番目にある製品がLMで、こちらにもRG−R と同スペックのレガシーサイズが2種類あり、17インチがLM 0 90で18インチがLM 137となっているのだが、1 8インチでRG−Rと2,000円/本差だけの為にLMの デザインが気に入っていればRS−GTよりは安価に2ピースホイールが 購入できそうである。 一番右にあるホイールがインターネット販売専用ホイールで、こちら にもレガシーサイズがあり17インチはRR 501で18 インチがRR 512となっており、スペック的には7.5J であるがオフセットが1mm多い+50となっている。 このRRは定価が安くRG−Rの18インチと比べる と17,500円/本も安く非常にお買い得感はあるのだが、実際にお店に行け ば割引してもらえる為にRG−Rを2割引にしてもらうとRRと 同じくらいの価格になってしまう。 ◆PIRELLI P7000S (SUPER SPORT) 今回はタイヤサイズを純正サイズから変えない215として、単なるインチア ップだけとし無駄に重くならない様にしている。 これは別ページの R33 GT−R の時と同じ仕様で、タイヤサイズを変えないでのインチアップである。 タイヤは昔からPIRELLIを使用していた為に、今回もこの中から P7000を使用してみたのたが、今回使用した215/40−18 と言うサイズがなかなか無く、上位グレードのP Zero Syste mにはこのサイズが無く、最近出たP ZERO ROSSOにも無 い様で、またP6000にもこのサイズは無く、P7000だけの サイズとなっている。 その為に今回はP7000を使用した訳だが、このP7000 にはSUPER SPORTと言うグレードもあり、P7000 と比較するとウエットグリップが良くなりロングライフ(長寿命)という事の様 でマッド&スノー対応となっている。 価格も普通のP7000と比べると数千円/本ぐらい安く、長寿命で 価格も安いくタイヤパターンは全く変わりない為にP7000よりはお 得な事から使用してみた。 しかし、当然ながらロングライフという事からも対グリップ性能は普通の P7000よりは劣るものと思われ、あまり価格差がない為に少しでもグリ ップ性能を良くしたい場合には普通のP7000にした方が良いだろう。 ◆製品の装着概観 装着した感じでは知らない人からは純正オプションホイールを付けているかの 様に思われるかも知れないが、18インチに215の40扁平 はかなりゴムが薄くインチアップしているのがすぐにわかるだろう。 これだけゴムが薄いのは昔見た195/50−15のP7 MAR KU以来で、更にゴムを薄くしたい場合には、同じP7000シリーズ に215/35−18と言うサイズもある為に挑戦してみるのもいいだろ う。 ただ同じサイズとインチでは40扁平から35扁平にするとタイヤ外形が小さく なるが、ダウンサス等で車高を落とすならば35扁平に5cmダウンという手もあ るかも知れないのだが、足回りを変えないで車高だけ落とすのには足回りへの負担 も大きく、今回は車高を落とす予定は無いがそれにしても純正の車高の高さはなん とかならないものであろうか。 ただ今回残念だったのがRG−Rに19インチのレガシーサイ ズが無かった事で、タイヤの方はP7000に215/35−19 があった為に是非装着してみたかったセットである。 盗難防止と言う意味もあるがロックナットも一緒に取り付けたい物であ るが、このロックナットもBBS製のを使用しておりこのロッ クナットには型式が無い様である。 ただ、BBS製のロックナットを以前から使用しているが、今ま で購入してきた物が全て違っておりナットの頭が袋状になっているメッキ と黒塗装の物とナットの頭がオープンになっているメッキと黒 塗装がある様である。 このRG−Rは右図の様に BH5レガシー でも使用していたり、他にも トヨタ アリスト でも使用しているが、何れもBBS純正のロックナットを使用して いるが黒塗装の袋とじナットの物を使用している。 基本的にRG−Rはホイールナットが見えるタイプの為に、通常は袋 とじナットを使用するのが正解で、オープンタイプナットを使用すると スタッドボルトの頭が錆びてしまったりする恐れがあり、ナットを着脱する際に錆 び部分をひっかく様な感じにならない様に袋とじナットを使用した方が良い だろう。 また、このBH5レガシーではブレーキパッドの粉吹きが多く、300km程度 走るとフロントホイールがかなり煤けてしまい、フロントとリアのホイールを比べ ると明らかにフロントの汚れが目立つ様になる。 その為にこれらの汚れが気になる場合にはシルバーポリッシュの色ではな く左図の様な BH5レガシー でも使用しているダイヤモンドブラッククリアーという色もいいだろう。 ホイールカラーはこの他にゴールドポリッシュもあるが、もう一つダ イヤモンドシリバークリアという色もある様だが、普通のシルバーポリッシ ュとどう違うのかは不明であるが、今回購入したホイールはリムだけダイヤ モンドカット仕上げの様な感じだった為にその事なのかどうかも不明である。 ◆ちょっと余談・・・ 今回購入の際に同じショップでも隣県にもある為に色々と聞いてみたが、初め ての客として価格を聞いた場合に隣の県にあるお店の方が5万円安いと言う結果 が出た。 更にそのお店に知っている人がいるからと聞いてもらったらなんと更に5万円 安くなってしまい、おまけにBBS製のロックナットまで付いてしまうアリ様で ある。 この比較したお店は全く同じ系列のお店で、その地域価格と言う物があるらし く、ホイールとタイヤのセットで5万円以上もの地域価格差がり、やはり知り合 いがいれば更に安く買える様で、とても同じ製品を購入したとは思えない位で、 この価格差でスタッドレスタイヤがタダになってしまったと言う訳である。 以前からそうであったが、どうしても地元ではかなり高額になってしまい、同 じ県内でもちょっと離れた所に行くとかなり安価に入手できてしまう。 元々自動車用アルミホイールで鍛造など必要なく、このRG−Rの原型と言う か鋳造で同デザインのRXなどは元々の価格がかなり安価である。 この様に製法などもあるがブランドイメージもあってかかなり高額で、もう少 し手軽に買える物であって欲しいものです。 メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る タイヤ&ホイール詳細に戻る |