◆高域用ツィータの取り付け このワゴンRワイドでは、3ウェイのエレクトロニッククロスオーバーネット ワークを使用し2ウェイ設定とし、リアに低域と中・高域を使用し高域の出力を フロントツィータとして利用している。 フロントツィータの配線は右図の様にダッシュボードの天板と右側に有るフロント ガラス部のピラカバーを押すと簡単に隙間が開いてしまい、この部分は固定されて おらずお互いに引っかけ有っているだけである。 その為にこの部分から右図の様にスピーカーケーブルを通して、ケーブルをフロント ガラス寄りに寄せてからピラを戻すと上手く収まる様になる。 ピラを戻す前にスピーカーケーブルとツィータを接続してから、線材をダッシュ ボード側へ押し出してやり、ギボシ端子をダッシュボード内に押し込んでからピラを 戻す様にする。 実際にはこのツィータには小型の平ギボシが付いていたが、ギボシ端子の方が 手持在庫が多い為に付け替えて使用している。 ツィータは専用の傾斜が付いた台に取り付けたままで、左図の様に強力な両面テープを 使用して貼り付けるが、必ず両面テープには強力タイプを使用するか、薄いスポンジ が取り付けてあるタイプの物を使用しないと熱などで簡単にはがれてきてしまう。 また貼り付けの際にはダッシュボード上のホコリは完全に取り除いておく様にし、 左図の様にスピーカー側に両面テープを貼り付けてから取り付ける。 スピーカーの取り付け位置はなるべくフロントガラス寄りでピラに寄せて貼り付けるが、 ここで注意する事はスピーカーの向きを手前側にしない事が重要である。 普通は聞き取り易い様に完全にシート側や45度前後に傾けて運転者も助手席側にも 聞き取り易い様にと傾けて取り付けている場合が多いが、この様な取付を行なって しまうと耳に近い方だけが極端に聞こえてしまい、左右のバランスが良くない。 その為にツィータは完全に内側に向け、ツィータ同士が一直線状に向く様に取り付け てしまう。 一見聞き取りにくそうな気がするが、この方が耳に遠い方の音は直線的に耳に音が 入る様になり、耳に近い方はガラスの反射音を聞き取る様になり音のバランスは 意外と良い。 どうしても角度を付けて耳の方に向けたい場合は、ツィータをもう1セット用意し、 ダッシュボードの中央にもセットし運転者も助手席の人にも左右同じ距離になる様に セットするのが一番良く、この場合にはできればアンプも別に用意し高域側の音声 信号を分岐して接続すると良い。 今回のワゴンRワイドは椅子の下に小物入れ等が付いており、とてもアンプ等を 設置するスペースが無くツィータ用の小型アンプくらいなら設置可能であったが、 あえて1台だけの設置は避けツィータ用アンプは グローブボックス裏側 の左端に右図の様に取り付けている。 この部分への取付は幅広マジックテープを使用し取り付けており、アンプの入力 レベルの調整の際に簡単に取り外せる様にしている。 またケーブル類は右図でアンプの右側に見える板金にインシュロックタイを使用し 取り付けているが、電源関係のケーブルは右図の右上に有る丸いパイプ上の物に結束し、 線材をわけている。 メインに戻る 車両関係に戻る ワゴンRワイド詳細メニューに戻る |