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純正ブラケットへの機器取り付け

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◆ブラケットの取り付け穴位置
 次に今回使用するCDプレーヤとインダッシュナビ本体に純正 のオーディオ取付金具を取り付ける。
 左図の取付金具はヴィッツ用の為に今回のWISH用とは多少 形状が異なっているが、金具の正面側に当たる部分にあるパネル (エスカッション)取り付け穴が手前になる様に向ける。
 取付金具の形状が複雑な為に、間違って取り付けてしまわない 様に取り付け金具の左右と前後がわからなくならない様に、車両 から取り外してエスカッションを取り外す前に、金具自体に前後 左右の文字かマーキングを行っておくと良いだろう。
 まずは下段にCDプレーヤであるDEH−P005を取り付け てみるが、機器の側面には左図の様に様々な取り付け穴が開けら れており、日産やトヨタ等とメーカーや車両の取付金具によって 合う部分で固定する様になっている。
 今回使用したCDプレーヤでは右図の様にピッタリと合う位置 があり、何も悩む事無く取り付ける事ができる様であるが、場合 によっては純正オーディオよりパネル面が飛び出してきたり、取 り付け穴位置が丁度良い所に無い場合がある。
 そんな時には取付金具に追加工をする必要があるが、その場合 には純正オーディオや一緒に取り付けるナビ等のパネル面と合う 様に追加工する必要がある。
 そして上段にナビを取り付けてみたが、ネジ穴はピッタリの部 分があったのだがWISHの取付金具には位置決め用の小さな突 起があり、CDプレーヤ側ではその突起にも合う穴があったがナ ビではこの突起が邪魔になり取り付けられない様である。
 また、ナビの取り付け位置は車両により奥行きが少ない車種を 考慮して、標準取り付け位置よりパネルから飛び出す方向に移動 して取り付けられる様なネジ位置も用意されている。
 今回取り付けたWISHでは標準位置で問題なかったが、VW のGOLFWの様にオーディオ背面にスペースが無い車の場合に は、多少パネルから飛び出るが配線しやすくなるだろう。
 しかし、取付説明書にはオーディオよりもナビは奥行きがある 為にと説明があったが、今回使用したCDプレーヤであるDEH −P005はナビと奥行きがほぼ一緒の為に、もしもナビの取り 付けが移動できてもCDプレーヤの方は追加工が必要になるだろ う。


◆ブラケットの追加工
 結局、純正の取付金具にある位置決め用の突起が邪魔になる場 合には、左図の様にしてヤスリ等で削り落としてしまう様にする 。
 ここで使用しているのは、別ページにある 【バンパー取付ステーの追加工】   で説明したハンドドリルの先端に取り付けられるヤスリを使用し ている。
 取り付け金具に出ている突起に対して直角にヤスリを当てなが ら、少しずつ削り落とす事で右図の様にきれいに突起を無くす事 ができる様になる。
 この突起の削り落しには電動工具を用いなくとも、普通の平や すりでも十分削り落とす事ができるために、地道に削り落とせば 工具を増やすまでも無いだろう。


◆機器へのブラケットの組み付け
 邪魔な突起部分を削り落とし終えたならば、純正の取付金具に 今回使用するCDプレーヤとナビを機器に付属のネジで固定する 様にする様にする。
 固定方法は左図の様に各機器の両サイドから2本ずつの固定と なっており、機器によってはサラビスとトラスネジの両方が付属 している物があが、今回取り付けたCDプレーヤとナビの両方に も2種類のネジが付属していた。
 WISHの取付金具にあるネジ穴はそれほど広くなく、サラビ スを使えるほどの広さではない為にトラスネジを使用したが、車 両によってはこの部分のネジ頭が邪魔になり、車両に機器を収納 できない場合がある。
 そんな時にはサラビスを使用して多少無理に締め込んで取り付 け金具のネジ穴を変形して窪ませるか、予め多少ネジ穴を大きく してからサラビスを使用しなるべく取り付け金具からネジ頭が飛 び出さない様にする必要がある。
 今回のWISHでは機器の取り付けネジの頭は全く気にならな い程の余裕がある為に、上記で説明した様なサラビスを使用する と言った心配は全く無い。
 機器に取り付け金具をしっかりと固定したならば、取り付けキ ットに付属している小さな黒い樹脂製のパネルを取り付ける様に する。
 このパネルは機器の両サイドに取り付けるが、左右対称の為に どちらに取り付けても間違いない様になっている。
 パネルの取り付けには取り付けキットに付属のタッピングビス を使用して、純正のダミーパネル(エスカッション)を取り付け ていたネジは使用せず、ダミーパネルの取り付けネジ穴部分に取 り付けて一緒に保管しておくと良いだろう。


◆車両のパネルに合わせてみる
 機器を車両に取り付ける前には、必ず左右の図の様にパネルに 合わせてみる必要があり、できれば機器を車両に一旦仮止めしパ ネルを装着して間違いなく組み付けられるかどうかを確認してお くと良いだろう。
 特に上記の機器を固定する際にも説明したが、パネル面に対し て以上に各機器が以上に飛び出していたりへこんでいたりする場 合には取り付け位置が間違っているだろう。
 その際にはもう一度位置を確認し直しながら一旦分解して組み 付け直す様にする。


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