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配線作業と機器収納

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◆CD&NAVIの配線
 ナビとCDをコンソールへ収納する前に、車両側と各機器の配線を 接続しておく必要がある。
 特にCDとナビ間で接続する信号がある、これはミュート信号とI Pバス用のコネクターを忘れずに接続しておく様にする。
 このミュート信号を接続しておかないと、CDを聞きながらナビの 音声認識を利用すると勝手に音楽の音を認識してしまい誤動作の原因 となってしまう為に、ミュート信号は必ず接続する様にする。
 またIPバス用のコネクターは、今回の楽ナビからDVDビデオデ ィスクや音楽CD(MP3等を含む)が再生できる様になった。
 しかしナビ側にはスピーカもアンプも無く、IPバスを接続しない とモニターテレビ背面にある小さなスピーカでしか楽しめない事にな る。
 その為に、ナビから出ているIPバスコネクターをCDプレーヤに 接続しておく事で、ヘッドユニットのアンプを使用して車両のスピー カにて再生できる様になる。
 但し2chステレオ再生のみで、映画等の5.1chを再生する際 には別売のAVアンプを購入しておく必要がある。
 あとは車両側に取り付けた車種別専用ハーネスのギボシ端子に各機 器から出ているギボシ端子同士を接続するだけである。
 信号的にはバッテリーバックアップ用の常時通電端子と、エンジン キーをアクセサリー(ACC)位置にした際に通電する端子と、フロ ントとリアのスピーカ端子である。
 その他にはアンテナコントロール端子があり、これを忘れると車両 側のロッドアンテナが上下しなかったり、アンテナブースターに電源 が通電されずチューナが使えなくなってしまう為に、このアンテナコ ントロール端子も忘れずに接続する様にする。


◆車両への取り付け
 全て配線が終わったならば、線材をコンソールの奥の方や両サイド に少しずつ押し込んでやり、機器を少しずつコンソール内に押し込ん でやる様にする。
 その際にはグローブBOXを取り外した部分などから線材を引き出 してもよく、機器を押し込んだ際に線材を潰してしまい誤動作やショ ートが発生しない様に注意して取り付ける。
 各機器の両サイドに取り付けた金具が所定の取り付け位置まで押し 込めたならば、別ページで説明した 【純正オーディオ取り付けブラケットの取り外し】   を参考にして元々この金具が取り付けてあったネジを利用して固定 する様にする。
 機器を固定する前とその後は、とりあえず機器の動作確認を行っ ておき、パネルを取り付けてからではまた取り外すのも面倒な為に 確実に動作確認を行っておく様にする。
 最後に取り外したパネルを取り付けるだけであるが、別ページの 【パネルの取り外し】   手順を逆にすればよいが、ここで忘れがちなのがエアコンパネルの コネクターを付け忘れてしまう事である。
 その為に、パネルを取り付けた後はもう一度各機器の動作確認を しながら、エアコンの操作パネルも操作してみて動作するかどうか 確認しておく様にする。
 幸いにもWISHの場合にはエアコンの操作パネル部分が独立し ており簡単に外せるが、いざ利用し様とした時に動作しないと言う 事だけは避けたいものである。


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