◆FOMA用USBケーブル 左図がDoCoMoから販売されているFOMA用のUSBケーブ ルで、充電はできない通信専用ケーブルとなっている。 こちらも白い箱で富士通製のFOMA全機種共通ケーブルとなって いる様である。 通信関係ソフトは 【P901iの製品概要】 でも若干触れたが、P901i本体にCD−ROMが付いて来るが、 アドレス帳の編集ソフトに関してはPanasonicのサイトから 無料ダウンロードできる様である。 mova用のUSBケーブルは9,800円と高価だったのだが、 今回のこのFOMA用USBケーブルはDoCoMo製にしては格安 の1,470円(税込)と格安である。 たぶん後にもっと格安のケーブルが出てくるだろうが、この程度の 金額であればそれほど高価な感じはしないだろう。 ケーブル長は80cmの為にNote型PCやディスクトップでも ケース正面にUSBコネクターが付いている物では問題無いと思うが 、PCケース背面にしかUSBコネクターが無い物では設置場所によ ってはケーブル長が足りなくなる恐れがあるだろう。 ◆携帯電話との接続 このUSBケーブルは左図の様に携帯電話に直接接続する事になる が、 【卓上ホルダーについて 】 で説明した様に下部には右図の様にケーブル取り付け用の穴が開いて いる為に、充電しながらのパケット通信ができる事からバッテリー残 量を気にせず利用できる様になる。 ◆PC側でのP901iの認識 今回ここで紹介したUSBケーブルをPCのUSBポートにセット し携帯電話を接続すると、新しいハードウェアの認識によりドライバ ー類のインストール要求が発生する。 その為に、予め左図の様なP901iに付属のデータ通信用に必要 なソフトウェアが入っているCDを用意しておく様にする。 ドライバー等のインストール方法は携帯電話の取説内にある【デー タ通信】の項目にあるが、こちらにOS別のインストールが図解説明 されている為に、これらを参考にして進めて頂きたい。 実際にはCD内部のドライバーのみインストールする様にしてみた が、専用のランチャがある様なのでそちらからインストールすればも う少し簡単にできるが、余計なツールやアプリも入れ込まれてしまう 恐れがある為に、一度入れてみて不要な物が入ったらアンインストー ルを行い、再度ドライバーのみで入れてみる事ができるかも知れない 。 右図にはあるノート型PCにインストールされているWindow s2000(SP4)にドライバーのみをインストールした結果を載 せておいたが、USBポートがあればノート型PCに限らずディスク トップ型PCでも同様に利用できる。 インストールされたのはUSBコントローラとポートにCOM5と COM6が新たに追加されているのがわかり、最後にモデムとしても 追加されているのがわかるだろう。 あとは昔よく設定していたアナログ回線用のモデムと全く同じ設定 で動作するようになり、ISDNアクセスポイントを利用すれば時間 課金による64Kデータ通信が可能で、パケット通信を使用 すれば下り最大384kと上り最大64kのデータ通 信が可能となる。 ただパケット通信は高速だが通信量に応じて課金される為に、画像 等大量のデータが表示されるページではかなり高額になってしまう為 に注意が必要である。 しかし、昔は別ページでも紹介した様にディスクトップに携帯電話 を接続する為には 【モバイルデータアダプタ】 の様にRS−232Cに携帯電話を接続するモデムを5万弱で購入す る必要があったり、ノート型PCにも2万弱にてモデムカードを購入 する必要があった事を考えると、今回のFOMAでは1,400円の USBケーブル1本だけで携帯をモデムとして利用できるのはあまり にも安上がりであり、通信代だけ考えればかなり格安のモバイル通信 システムが実現できるだろう。 メインに戻る 携帯電話関連メニューに戻る P901iメニューに戻る |