シガーライター充電器について


◆シガーライター充電器 (SHJR01)
 左図が今回用意したシガーライター充電器で、車両のライター 部分からの電源により携帯電話の充電を行うケーブルである。
 最近では100円ショップ等でも見かける様になったが、ここ はあえてメーカー製の物を用意してみた。
 以前は12V専用の物がほとんどであったが、最近では12/ 24V兼用品となっている。
 しかし、マイナスアース専用とある為に注意する必要があるが 、プラスアースの車両が存在するかどうか不明な為に、ほとんど の場合には大丈夫だろう。
 携帯電話機側のコネクターはACの急速充電器と同じ様な物が 取り付けてあるが、右図の様にピンを見てみると全ピンある様だ がACタイプの急速充電器と接続方法が違うのかどうかは不明で ある。
 以前使用していたドコモのmovaやFOMAではACタイプ とDCタイプの接続方法が違っており、車載用の充電器を携帯電 話機側だけ接続すると携帯電話機の電源が切れてしまい、車両に 接続して電源を供給しないと充電は愚か、携帯電話機の電源が入 らないと言う事があった。
 その事と重複する事かも知れないが、911SHの取扱説明書 にあるシガーライター充電器の項目には、『卓上ホルダーには接 続しないで・・・』とある。
 しかし、卓上ホルダー側の取扱説明書やシガーライター充電器 側の取扱説明書にはお互いを接続する件については何も触れられ ておらず、特に問題は無いものと思われるが万が一を考えて接続 しないでおいた方が良いだろう。

◆ヒューズについて
 このシガーライター充電器には左図の様な予備ヒューズが付属 しているが、もしも充電できない場合にはヒューズの断線を疑っ てみると良いだろう。
 しかしヒューズが切れてしまう場合には、必ずどこかに異常が 起こったと考えられる為に、ほとんどの場合は原因を追究しない とヒューズを交換しても再び切れてしまうだろう。
 そしてヒューズがすぐに切れるからと言って指定容量よりも大 きいヒューズを入れるケースも見かけるが、その場合には車両側 や携帯電話機に負担がかかり破損させてしまう恐れがある為に、 絶対に指定容量以外のヒューズは装着しない様にする。
 ヒューズを交換する際には右上図の様にシガーライターに挿し 込む部分の先端が艶ありの樹脂になっているが、この部分をネジ を取り外す要領で左回しにすると左図の様に先端部分が取り外せ る様になっている。
 その部分を先端側から覗いたのが右図で、丁度この部分がヒュ ーズホルダーとなっている為に、古いヒューズを抜き取り新しい ヒューズを入れ換えたならば、あとは取り外した先端部分を右回 しに取り付けるだけである。

◆車両電源を切った場合
 以前、ドコモのFOMAであるP901iを使用している時に 別ページの 【自動車用充電器について】 でもDCアダプターを紹介しているが、説明の中にもある様にこ のDCアダプターを携帯電話に接続したままで車両の電源を切っ てしまうと携帯電話の電源も切れてしまう物である。
 これはmovaの時にも使用していたDCアダプターを別ペー ジの 【DCアダプター P001】 で紹介しているが、ここでは説明してなかったがこちらも同じ様 に車両の電源を切ってしまうと携帯電話の電源が切れてしまって いた。
 その為に、この状態では携帯電話の電源が切れてしまっている 為に、これではチョッとした休憩時なのに電話やメールに限らず 全ての着信ができなくなってしまうと言う不便な物であった。
 これはドライブ中にはよくある状態で、例えばコンビニやパー キングでチョッとトイレ休憩で一時的に車を離れる際等では、わ ざわざ携帯電話を持ち出さない場合もあるだろう。
 特にこのDCアダプターで充電中となれば、なおさら充電完了 まで接続したままにするのが普通で、食事や宿泊等で長い間車か ら離れる場合意外はそのままにするケースが多いだろう。
 しかし、ACアダプターのコンセントを入れずに携帯電話に接 続しても携帯電話機側の電源は切れない為に、これはDCアダプ ター特有の問題の様である。
 その為に今回もこのシガーライター充電器を購入して一番気に していた事で、この事に関しては購入後自宅に持ち帰り一番最初 に調べてみた。
 早速、上図の様に携帯電話の電源は入れたままで、今回購入し たシガーライター充電器のコネクターを接続してみた所、図の様 に携帯電話の電源は切れない事がわかった。
 これは以前から気になっていた為に、今回の製品でやっと普通 に使える様になった。
 しかし、以前のドコモで使用していたmova用とFOMA用 のDCアダプターはドコモの仕様でその様になっていたのか、そ れとも仕様機種がPシリーズのPanasonicだったからな のかは定かでないが、FOMAでは周辺機器のメーカー統一でN EC製だった事からドコモの仕様だったのかも知れない。
 だが、movaの頃にACアダプターの携帯電話機側のコネク ターを汎用品に付け替えて全メーカー対応充電機にと改造してい た事もあったが、この場合にはPシリーズだけ1本余分に接続し ないと充電できないという事もあり、この事からするとPシリー ズ特有の物なのかも知れない。
 この事からすると、もしかしたらソフトバンク携帯電話でもP シリーズのシガーライター充電器では電源が切れてしまう問題が 未だに発生するのかも知れない。

◆車両で使用してみる
 下図はスズキのセルボモード(CN32S)に装着してみた状 態だが、この車両では右図の様に右ドア側のエアコンの吹き出し 口へ携帯電話ホルダーを装着している為に、左図のコンソール側 にあるシガーライターソケットからの配線となる。
 線材がぶら下がりペダル操作の邪魔にはならないが、線材の付 け根に負担がかかり断線し易くなる為に、図の様にステアリング コラム上部にケーブルを通すと丁度良いだろう。
 
 そして下図は日産のスカイライン(BCNR33)に装着した 例だが、図の様にシガーライターソケットがシフトノブに近い為 に、1速目で手に当たらないまでもかなり接近する為に時と場合 によっては接触するかも知れない。
 元々この車両ではドコモの携帯電話使用時に別ページにある 【車戴アダプターの取り付け】 で紹介している様に車載アダプターを使用し、詳細な紹介は無い が電源もシガーライターの2口分岐を使用し内部配線にて行って いる。
 その為にこの様なシフトノブとの異常接近問題は発生しなかっ た為に、もしも使用する際には同様に内部より電源を引き出して 、シガーライターソケットをコンソール側面等に取り付けてから このアダプターを挿し込んだ方が良いだろう。
 
 そして下図はスバルのレガシー(BH5C)で使用した例で、 この車両ではシガーライターの下部にトレイが付いている為に、 この部分へ携帯電話機とケーブルを押し込んだ様子である。
 しかしこちらもシフトノブと近い為に、置き方によってはケー ブルが擦れたりする場合があるかも知れないが、ATシフトの場 合であればそれほど問題にならないかも知れない。
 
 セルボモードの様にシフトレバー付近にシガーライターソケッ トが無ければ問題ないが、もしも邪魔になる場合には一般市販の シガーライターソケット増設アダプターを使用し、コンソール内 から電源を別途引き出しておき、コンソールの側面などから電源 を供給した方がよいだろう。
 また、上右図の様にコンソール上部に携帯ホルダーを取り付け た場合には、図の様にシガーライター充電器用のケーブルが何と か届くものの短い事もあり、上記で説明した様に別途用意して近 くに電源を用意した方が良いだろう。


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