足周りの交換について ◆早くも10年・・・ 2005年に入り車検の時期が近くなり、今回で4度目の車検とな り丁度10年、本来は9年なのだろうが実は仕事の都合で半年間出向 と出張で車検を受けられず、半年にまた半年と2回遅れて10年目で 4回の車検である。 車検に出してからタイミングベルトの交換も忘れており、以前から 何台か実績もあった事から、これは年内中に自分で交換する事にした 。 そして前回セルボモードのオーバーホールの一貫として 足周りの交換 を行った際に硬い一般的なダンパーではなく、エナペタル特注して純 正タイプのダンパーを依頼した結果が良かった為に、次回はGT−R にもと思っていた。 ◆しかし硬いGT−Rの足 足周りを交換して硬いのであればそれは利用者のセッティングな為 に仕方ないのだが、R33のGT−Rになってからと言うものはかな り硬く、場合によっては食後に遠出をすると胃が痛くなってしまう程 である。 LSDの問題もありV−specを購入した為になお悪いのだろう が、カタログ上でも普通のGT−RとV−specとではスプリング 自体でも結構な硬さの違いがあった様である。 既にカタログが手元に無い為に詳しい数値は確認できないが、R3 2では後付けのスポーツサスペンションにもありそうなぐらい硬い物 であったが、この足であの振動を吸収しない純正シートでは結構つら いだろう。 私の場合は購入後すぐに以前から使用していた レカロシート を取り付けた為に、購入当初の様に食後に胃が痛くなる事も無くなっ たのだが、車体自体が跳ねて危険な事には変わりない。 購入後、何年かして見栄えでフロントに ダウンサス (今で言うローダウンスプリング)を入れてみたが、R33は足周り の調整箇所が無い為に片減りはすごく、雑誌の記事でも−30mmの 車高ダウンは足周りに大きなダメージを与えるだけと言う話もあった 為に1年で元に戻した。 この時には更に硬くなった感じは無かったが、一度基準として普通 のGT−Rを乗れる機会があればよかった。 とにかく購入当初から硬いと思っていたが、それだけではなく一般 道は凹凸が多い為に車体がよく跳ね、以前に琵琶湖を日帰りした際に 高速で跳ねる為かどうしてもアウト側に寄ってしまうと言う危険な目 にあい、その繰り返しが長時間続き結構神経を使い運転していていた 為かあれだけ疲れてしまうのは初めてであった。 その後にレガシー(BH5)でも京都に日帰りで走ったが、同じ区 間の高速を走ったのにも関わらずGT−R以上の速度なのにも関わら ず安定して何の不安も無く走れた。 このレガシーは5MTなのだがタンディムサンルーフ仕様の為に1 .52tとGT−RのV−specである1.54tとさほど差も無 く、どちらの重量が思いからや軽いからと言う次元の話では説明でき ない様である。 ただ、このレガシーはE−Tuneの為にダンパーにビルシュタイ ンが標準搭載されており、違いがあるとすればスプリングを含むセッ ティング次第なのかと思われる。 R34のGT−Rでも最終型にM−Specがあるが、一般的に足 が軟らかくなったと言う様な表現を聞くが、カタログを見るとダンパ ーの構造を変えている事からも、スプリングはさほど変えなくてもダ ンパーだけで変えているのかも知れない。 その為に今回はスプリングにノーマルなGT−R用スプリングを利 用する事を考慮しつつ、R34の足周りも一緒に調べてみてどう交換 するかを決めて行く事にした。 ◆GT-Rの使用部品調査 そこで今回も日産のDVD版パーツカタログ『FAST』を使用し て各使用部品を調べ、グレード別に比較してみる事にした。 以前購入した2000年6月版もあったが、代替品等が用意されて いる場合がある為に今回新たに新しい物を用意した。 今回の様にある程度年数の経った車両の部品を調べるには最新版で なくとも大丈夫だが、数ヶ月前の物を目途にオークションから購入す ると比較的安価に購入できるであろう。 今回は3ヶ月前の2005年1月版を用意してみた。 部品の検索に当たっては、日産FASTの場合にはエンジンやグレ ード等と言った車両情報を何も入力せず、あえて部品検索の際にワザ とどのグレードパーツを使用するのかを表示させる様にしておき、そ の部品の全リストを印刷して比較表を作り、どんな部品が用意されて いるのかを調べてみると良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る GT-Rメニューに戻る 足周りメニューに戻る |