スズキ ワゴンR FX Limited U
フロアーマットについて

◆純正フロアーマット
 車両を購入する際には毎回純正のフロアーマットも同時に購入 しているが、いつもフロアーマット自体が小さく車両のマットが 出てしまい助手席や後部座席に人を乗せると汚されてしまう。
 今回のワゴンRも同様で、左上図のフロント用を見てみると意 外と全体に敷かれている様に見えるが、実際には右上図の様にセ ンター部分の切り込みはまだしも、奥行きが足らずチョッと足を 伸ばしてしまうとフロアーマットが敷かれていない部分を踏みつ けてしまう。
 しかし、今回のワゴンRは後部座席をめいっぱいに後方に下げ ると、助手席を後方に移動しても後部座席の足元は広い為に、そ れほど助手席の奥側には足が伸びないかも知れない。
 それよりも気になるのが左上図の様に助手席の足元左側にある タイヤハウスの突起した部分だが、この部分にはいつもフロアー マットがカットされて車両のマットが出たままである。
 その為にいくら助手席のシートを後方に下げても、突起したこ のタイヤハウス部分は避けようがなく、以前の車両ではこの部分 にだけ別のマットを取り付けたりする場合もあった。
 また、リアシートのフロアーマットも同様で、右上図の様にシ ートレールがある部分を避けたのだろうが、あまりも足元の左右 に隙間があり過ぎ汚れる原因となってしまう。
 その後部座席からフロントシートのスライドレール周辺を見る と上図の様になっており、フロントシートを完全に前に移動した 感じではあまりにもフロアーマットの隙間が大き過ぎである。
 更に、中央部分のフロントシート下部へ入り込んでいる部分も 短く、以前代車で借りた別ページにある スズキ スイフト の様にフロントシート下部にまで隙間無く敷きつめたい所だが、 今回のワゴンRでは上記フロアーマットの先端以降は車両の板金 が窪んでおり、綺麗に敷きつめるのは無理な他に後部座席も結構 後方にスライドさせられる事から、今回フロントシート下部に入 り込んでいる部分は上図純正フロアーマットと同じ様な位置まで にする事にする。

◆汎用マットを利用
 フロアーマットは最初からカットされた物も多いが、やはりそ の車両にピッタリと敷きつめるには自分でカットして作る方がよ く、今回も以下の様なマットを用意して使用した。
 このマットはホームセンターやカーショップで販売されている 物で、色や模様等が何種類かある為に見比べてみるとよいが、ほ ぼ上図の様な黒いグレー系の物が多い様である。
 そしてマットの裏側には右上図の様に滑り止めの突起が付いて いるが、これは現物をよく確認しないと滑り止めの突起が付いて いる物と付いていない物がある為に注意する必要がある。
 あとは車両に合わせて左上図の様に白ペン等でマーキングして から切り取って行く様にするが、表側からマーキングするとカッ トした部分にマーキングインキが見えたりする為に、マーキング する際には多少面倒になるがマットの裏側からマーキングした方 がよいだろう。
 このマットをカットした例として以前代車で借りた スズキ パレット スズキ スイフト があるが、これまで購入した車両にも同様にして汎用マットを敷 きつめている。

◆汎用マットをカットする(フロント)
 今回は最後に記載してある様に運転席は純正フロアーマットの ままで使用する為に助手席だけの為に今回購入した汎用マットの 幅で間に合うが、運転席まで横長に使用するには奥行き幅が取れ ない為に注意する必要がある。
 純正フロアーマットよりも奥行きを深く敷く為には、左上図の 様に中央寄りにエアコンの除湿した水を抜く為のドレンホースが 出ている為に、右上図の様にこのホース部分を逃げる様にカット する必要がある為に、必要なカット部分の幅と円弧を一旦右上図 の様に描いてから左下図の様にカットする様にした方が簡単にカ ットする事ができるだろう。
 汎用マットのカットにはハサミやカッターを使用して切り取る が、微妙な円弧を切り取る為にはハサミの方が便利で、できるだ け大型のハサミの方が切り易いだろう。
 上手く切り取れれば右上図の様にピッタリと合う様になるが、 複雑な形状になる場合には一旦プリンター用紙や広告チラシに新 聞紙等を利用して型紙を作ってみるのも良いだろう。
 今回利用した汎用マットでは右図の様に幅的にはカットせずに 丁度使える位の幅であった為に簡単であったが、縦方向に長く使 用した事により純正マットでは左上図の様に足元の奥側が大きく 開いていたのに対して、今回作成したマットでは右図の様にかな り奥のブロアーの後ろ付近まで敷きつめてみた。
 そして一番気になる部分である左上図のタイヤハウス部分も、 右上図の様に完璧にカバーする様にカットして、多少大き目にカ トした部分は左側に見える樹脂部分に挿し込んでおく様にする。
 今回のワゴンRではこのタイヤハウス部分の特別なカットはせ ずに、途中から余分な部分は少なかった為に樹脂カバーの中に押 し込む事により、マットの固定も兼ねてズレ防止となる。
 マットのシート側部分には純正フロアーマットの様に角の部分 に若干Rを付けて見栄えを良くしてみたが、シートを前に出すと 見えなくなる為に45度の面取りでも構わないだろう。
 但し、この部分の処理を行わないと車両のマット自体にRが付 いている為に、後から敷いたマットの角が浮いてしまう原因にな る為に必ず角の処理を行っておく様にする。
 更に助手席の人の乗り降りの仕方によってはマット蹴って降り るクセがある場合にはズレる事もある為に、右上図の様にシート 側のマット部分をクリップ等で固定しておくのも良いだろう。

◆汎用マットをカットする(リア)
 リアのフロアーマットには今回購入した汎用マットを横長に使 用して、フロントシートまでの奥行きは純正フロアーマットと同 じ長さにして、開いている部分を全て塞いだ形状にする。
 最終的にできた物が右上図で、左上図と比べてもらうとわかる と思うが、フロントシートのシートレール付近にあるスペースも 全てカバーしてある為にマットをしていない様に見える。
 実際には純正フロアーマットの上に汎用マットを敷いている為 に、左上図の様にフロントシートをスライドさせると汎用マット が捲れる事がある為に注意する。
 その際には純正フロアーマットを取り外してしまうか、若しく はシート側のシートレールカバーを多少削って、マットに引っ掛 からない様にすると良いだろう。
 リアのマットもフロントと同様に、乗り降り時にズレてくる場 合には、純正フロアーマットにクリップ等を使用して固定してお くと良いだろう。

◆運転席について
 一般的に禁止されているスリッパによる運転であるが、MT車 等では特に履く靴によってペダルの操作具合が変わったり、最も 危険なのが雪や雨の際にペダルから足が滑った時である。
 私も免許を取りたてから1〜2年はスリッパではなかったが、 半クラッチの際に滑ったりしたのをきっかけにスリッパに替えた が、選ぶスリッパによっては危険な事もある為に注意する。
 その為に運転席には純正フロアーマットをそのまま使用して、 今回のワゴンRは左上図の様にフロアーシフトで無い為に、この 中央部分に靴トレイを設置して外履きを置く様にした。
 用意したのは右上図の様に100円ショップ等にある樹脂製の トレイで、ホームセンターやカーショップ等にも置いてあるが、 あまり大きい物だと左上図のスペースに入りきらなくなってしま う為に注意して選ぶ必要がある。
 靴トレイの裏側にはマジックテープの硬い方側だけを貼り付け ておく事により、右上図の様に設置するだけでフロアーマットに くっ付き動かなくなる。
 貼り付ける際には靴トレイが車両の樹脂部分に当たり音が出な い様にする必要があり、更に運転の邪魔にならない様に若干助手 席側寄りに取り付けておく方が良いだろう。
 2ドアであれば後部座席の足元に靴を置ける為に便利であるが 、4ドアとなるとこの様なスペースが無いとなかなか大変だが、 今回のこの場所も右上図の様にエアコンの操作パネルが出っ張っ ている為に、一旦助手席の足元に置くか自分の足の下を通さない と靴がトレイに置けない場所である為に、あまり便利が良い場所 ではないが全く置く場所が無いよりはよい方である。
 また右上図にスリッパが見えているが、スリッパもあまり高級 な物や全体的に硬い物や重い物では運転中に脱げる危険性がある 為に要注意で、使用するスリッパは足を軽く振ってもスリッパが 脱げない程度の軽い物を使用し、更にすぐに足に馴染みやすい柔 らかい物を選ぶ様にする。


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