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純正取付金具の追加工

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◆機器の取り付け順を考える
set-fin.jpg  ほとんどの車両が空調関係のパネルを一番上に持ってきており、ナビの モニターDサイズの取付金具で取り付けようとしても操作部分がモニター の裏側になってしまい非常に操作性が悪い。
 最も、空調のパネルが別に固定されているタイプでは順序など変えられ 無い為に諦めるしかないが、今回のBH5レガシーでは幸いにも取付金具 がオーディオと一緒になっており、高さ方向が異なる他は幅がDサイズと 一緒である事から移動する事をお奨めする。
 取り付ける順番としては、当然ナビのモニターは今まで空調のパネルが あった最上段に取り付け、その下にオーディオのヘッドユニットを取り付 ける事になる。
 もしも2Dサイズのオーディオを取り付ける場合には空調のパネルが最 下段へ設置するしかないが、今回はKENWOODのMP3プレーヤであ るZ919を使用しておりこの製品は1Dサイズの為に次に空調パネルを 取り付ける。
 その為に空調のパネルは下から2段目となり最下段にはJVCのエレク トリッククロスオーバーネットワークであるKS−N31を2台取り付け ているが、このKS−N31は1/2Dサイズの為に2つ合わせて1Dサ イズとして取り付けている。
aircon-tv.gif  またこれは未確認情報だが、BH5レガシーにはオプションでナビゲー ション仕様車があるが、この場合にはセンターコンソール部分に2Dサイ ズのモニターが装着され、更にその下に2Dサイズのオーディオが取り付 けられている。
 この純正のナビが2Dサイズであるかどうかは不明だが、もしもそうだ とすればナビ仕様でなくとも部品で操作パネル部分だけ購入すればユーザ ー側では4Dサイズの空間が利用できるかも知れない。
 当然ではあるが、ナビ仕様のエアコン操作パネルを使用すると表示部が 全く無くなる為にナビかテレビを付ける事が条件となるが、もしかすると 普通のコンポジットビデオ入力で表示できるかも知れない。
 ただ、右上図の様な操作パネルとコントロールユニットにオーディオの 周囲をカバーするフェイスプレートも購入する必要があり、これらを合計 すると7〜9万円程になり安易に購入して実験する訳にもいかない。
 また、これらを付けると結局はエアコンの操作パネルが一番上に来てし まう為にナビをDサイズ取付金具でモニターを取り付けると操作できなく なってしまう。
 しかし、モニターを別の場所に取り付けるのであれば4Dサイズのスペ ースは魅力的で、特に最近ではHDDナビと称してカロッツェリアでもD サイズの本体であったりする事から、今後益々センターコンソールの取り 付けスペースが必要になってくるだろう。
 その為に、ナビ仕様車を所有している方で液晶表示器が取り付けてある 機器のサイズや、ナビ仕様のコントローラから出ている映像信号を普通の テレビやナビの入力端子に接続してみて表示ができるかどうかを試した方 がいらっしゃれば是非ご一報頂きたい・・・


◆最下段の取り付け加工 (JVC KS-N31 2台)
dn2-sp.jpg  まずはDサイズの取り付けがそのままでもできる下段から取り付けて位置を 合わせて行く様にする。
 最上段は規格外寸法の為に上から合わせるのは間違い易いだろう。
 取り付け穴の追加工が必要になるのはエアコンの操作パネルを取り付けた部 分から上で、エアコンのパネルを1段下に取り付けるだけであれば下からの2 段分は無加工でDサイズが取り付けられる。
 今回は最下段に1/2Dサイズを2つ取り付けてDサイズとする為に、この 1/2Dサイズの取り付け穴を必要とした。
ks-n31.jpg  最下段に取り付ける1/2Dサイズの製品が多少サイズが異なっていると取 り付け位置がズレてしまう為に、位置の確認をする為にも一つ上の段にDサイ ズの機器を取り付けておき、左図の様に実際に入れてみながら間違いが無いか どうかを確認する様にする。
 基本的に1/2DサイズはDサイズの取り付け穴を基準としてその両端に均 等にネジ穴があるはずで、今回使用したKS−N31では均等に12.5mm の位置にネジ穴があった。
size-dn2.jpg  更に今回使用した1/2Dサイズの取り付けネジ位置はパネル面からの奥行 き方向に位置が違い、右図の様にDサイズの取り付け位置より若干ではあるが 前方向に移動する必要がある。
 寸法的にはDサイズの取り付け穴より右図左方向に13.5mm程移動した 位置にネジ穴が来る様になる。
 また、その奥行き方向のネジピッチはDサイズと同様の40mm間隔となっ ている為に、Dサイズの取り付け穴よりそれぞれ13.5mm移動した位置で も右図の様に取り付け奥側のネジ位置から13.5mmと40mmの位置へ追 加工してもよいだろう。
 また、今回使用した1/2Dサイズの機器では、ネジサイズがM4を使用し ている事からφ4.2のドリルを使用して加工したが、ドリルで加工の際に穴 位置がズレる恐れがある場合には最初からφ4.5等の大きめな刃を使用して も良いだろう。
 しかしあまり太いドリルの刃を使用してしまうと、実際に機器をネジ止めし た際にネジ頭が抜け出してしまう恐れがある。
 その為にドリルの刃は実際のネジ径から+0.2〜0.5位に止めておいた 方が良いだろう。


◆下から2段目の取付加工 (純正エアコンパネル)
set-dn2.jpg  今回は右図の様に下から2段目の位置にエアコンのパネルを取り付けており 、なるべくエアコンの操作パネルにある表示部分も見易い様にし、操作性もあ まり犠牲ならない様にした。
 しかし、純正オーディオの様に2Dサイズの製品を使用している場合には、 最上段に液晶モニター用の1D取付金具を取り付けてしまうと、そのまま下に 1段下げる方法とエアコンの操作パネルを最下段に移動する方法の2種類だけ となってしまう。
neji-shime.jpg  しかし、エアコンの操作パネルを取り付けているネジ位置はDサイズとなっ ておらず、この辺の位置関係は実際に取り付けてあった位置とその真下の取り 付け位置寸法を測ればわかる様になる。
 その為に、純正の取り付け位置でエアコンの操作パネル取り付け位置とその 下にある2Dサイズのオーディオが取り付けてあった上側のネジ位置を測定す ると60mmである事がわかる。
 本来、Dサイズ同士の取り付けピッチが50mmである事から、Dサイズ取 り付け位置から10mm上の方にネジ穴を移動すれば簡単にエアコンの操作パ ネルを取り付ける位置が作れる様になる。
 その為に左上図では最下段の1/2Dサイズの取り付け位置中心である本来 のDサイズ取り付け位置から60mm上昇した部分に取り付け穴を追加工して あり、左上図からもわかる様に下から2段目のDサイズ取り付け位置より10 mm上の方になっているのがわかる。


◆上から2段目の取付加工 (KENWOOD Z919)
aicon-p.jpg  今度はエアコンの操作パネルの上にDサイズを取り付ける為の位置を調べる が、実際には純正の位置だとエアコンの操作パネルより上には何も取り付けら れない為に上記の様に純正位置から割り出す訳にはいかない事になる。
 その為に上記で加工した取り付け穴にエアコンの操作パネルを取り付けて、 その上へ実際に取り付けるDサイズの製品を乗せてみて、これらの取り付け穴 のピッチを実測して調べる様にする。
 ピッチを調べるにあたっては上下方向の余裕等も考慮する必要があるが、そ れには実際に取り付けられる部分だけでも取付金具に機器を取り付けて、車両 のセンターコンソールに取付金具をネジ止めし後は取り付ける製品を載せたま まにしてコンソールパネルとのクリアランス等を調べてみる必要がある。
 今回はエアコンの操作パネルの上にKENWOOD製のZ919とcarr ozzeria製のモニター取付金具であるAD−V808を使用するが、こ れらの製品は機器間の隙間をほとんど空けなくてもよい様であり、この状態で ネジ間ピッチを実測した結果63mmであった。
 その為に、先程加工したエアコンの操作パネル取り付けネジから上方向63 mmの高さにネジの中心が来る様になり、奥行き方向のネジ位置は純正のDサ イズ取り付けネジと同じ位置に来る様にする。
 この部分の取り付け位置は別ページで紹介している 『エアコンパネルの追加工』 で行う突起部分の切り取り作業が綺麗に行われていないと隙間が開いてしまっ たりする為に、そのまま加工して行くと最上段が上過ぎてコンソールパネルが 取り付かなくなってしまう恐れがある。
 その為に 『エアコンパネルの追加工』 は丁寧に加工しておく必要がある。


◆最上段の取り付け加工 (carrozzeria AD-V808)
navi-p.jpg  最上段へはナビのモニターを取り付ける為のDサイズ取付金具を使用してい るが、この取付金具はDサイズの製品と全く同じ取り付けになっている為に一 つ下のDサイズ取り付け位置より50mm上の方にネジを取り付ければ良い事 になる。
 この50mmというピッチはDサイズ同士の取り付け位置である。
 しかし右図でもわかる様に、最上段の取り付けネジ穴を加工しようとする位 置には板金が無くなってしまっており、あと純正の取付金具が10mmと言わ ず5mmでも長ければ問題なかったのだが、かろうじてネジが半分かかるかど うか位でありこの状態では最上段に製品を取り付ける事は不可能である。
 その為に最上段への取り付けには別の金具を製作する必要があり、簡単な例 としては別ページで紹介している 『追加工金具での組み立て』 で説明している様にホームセンターやカーショップで販売されている穴開きの 板金を利用する等して取り付ける必要がある。
 また、t1.0〜1.2mm厚の薄いアルミ板を使用して、一つしたの取り 付け位置を共締めにした四角い取付金具を別に製作しても良いだろう。


◆追加工完成
all-size.jpg  上記内容を加工して完了したものが右図である。
 取り付けでは最下段の1/2Dサイズと言うものが特殊ではあるが、これは Dサイズ取り付け位置を中心として振り分けるだけの為にあまり問題にならな いが、右図下部の様に奥行き方向のネジ位置がDサイズとは全く違う為に加工 の際には注意が必要である。
 しかし今時1/2Dサイズはほとんど無い為にこの取り付け加工を必要とす る人はあまりいないだろう。
 今回一番問題となったのがエアコンの操作パネルで、幸いにも取り付け幅が Dサイズと言った所は幸いであったが、エアコンの操作パネルの取り付け位置 からパネルの上下方向どちらもDサイズとは一致しない所である。
 その為にエアコンの操作パネルを移動すると全てのネジ位置を加工し直す必 要があり、たとえエアコンの操作パネルを最下段に移動したとしても加工が必 要になってしまう事である。
 ただ、加工寸法さえわかってしまえば簡単なことで、エアコンの操作パネル の取り付け位置から下方向は60mm、上方向には63mmの位置にDサイズ の取り付けネジを持って来れば取り付く様になる。
 一般的なDサイズ間の取り付けピッチが50mmである事から、Dサイズ取 り付け位置にエアコンの操作パネルを取り付ける場合には、まず取り付けたい 位置より10mm高い位置に穴を加工すれば良い事になる。
 ただ、エアコンの操作パネルより上に取り付ける物に関しては63mm位置 と半端な取り付け位置の為と、下方向も60mmとDサイズの取り付けピッチ とは異なる為に全て加工し直しとなってしまう事に注意する。
 しかし、エアコンの操作パネルより下に付く機器の場合には取り付け位置の 変更が必要ない為に、なるべく加工したくない場合には上2段だけで入れ替え れば2ヶ所の加工だけで済むが、2Dサイズのオーディオを使用している人は エアコンの操作パネルを最下段に取り付ける必要がある為に全て変更する必要 があるだろう。


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