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AtermIT65ProDSUの配線

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◆AtermIT65ProDSUへの変更
 元々は同じAtermシリーズのAtermIT55DSUを出荷前に注文し購入していたが、 ISDNの同番移行ができず半年以上待ってからやっと工事が完了し、これで快適に インターネットと思っていたら、なんと1週間後に落雷に遭い悲惨なAtermIT55DSUは お亡くなりになってしまった。
 7月末の梅雨?の様な雷雨が1週間おきに何度か続き、ISDNの同番移行を 祝うかの様に近県・近市で多くのISDN回線利用者が増えたばかりなのに、多くの DSUがお亡くなりになった様であった。
 私の近辺でもかなりのAtermIT55DSUが壊れた為に、落雷の対策が甘いのではと 思われた為にAtermIT65ProDSUの購入となった。
 私より1週間前に落雷で破損したAtermIT55DSUを修理しようとNECのS.Sに 電話したらすぐに出向くという話が有ったりしたが、修理には1週間近くかかる らしく修理するのではなく地方のS.Sでは順次修理した製品との交換の様であった。
 またすぐに代替えが無い他に貸出機も無い為に、修理が完了するまで電話が使えない といった事が発生してしまう。
 その為に今後ISDNを導入するつもりでいる人は、DSUを2台買うつもりで 覚悟しておく必要が有る。
 もしもアナログ電話の数が多い場合などには、DSU内臓のTAを2台購入しておき、 片方のDSUを未使用状態でTAとしてだけで使用しておき、いざとなったら修理中に DSUを生かして利用する方法もある。
 これらの方法は別ページの 【ホームネットワーク】 で拡張方法を紹介している為に参考にして欲しい。

◆AtermIT65ProDSUの配線
aterm-front.jpg  このAtermIT65ProDSU本体はパソコン机のディスプレイとプリンターの中間位置に 設置しており、以前はこの場所に他のDSU付TAで別ページの 【AtermIT55DSU】 で紹介してる製品を設置していた。
 私が購入した時にはこのAtermIT65ProDSUが1種類しかなかったが、現在では 拡張用のISDN端子であるS点ユニットが別売のAtermIT65DSUや、アナログポートが 2つのAtermIT50DSU等が有りProタイプよりも安く購入できる。
 またPHS対応のAtermIW60シリーズなども発売されているようであり、離れた 場所からPHSでインターネットが可能となったり、AtermIW60同士の通信等様々の 機能がある様である。
aterm-rear.jpg  接続方法はAtermIT55DSUだけでなく他のメーカーの場合も全く同じであるが、 屋外からの局線を接続しアナログポートから従来の電話機に接続する。
 そしてTAの各種設定の為のRS−232Cを接続し、このポートから非同期を 同期64Kに変換されてインターネットができるようになっている。
 各種ケーブルを接続すると左図の様になりかなりの本数のケーブルが必要となり、 特に局線と電話機に接続するコネクターが同形状の為にマーキングをしておくと良い。
rear-up.jpg  右図の右上3本のケーブルが3つのアナログポートで従来から使用している電話機に 接続する様になっており、その真下に有る四角いコネクターがUSB端子である。
 このAtermIT65ProDSUには1m前後のUSBケーブルが添付されている為目に、 USB端子の付いたPCでは利用する事をお勧めするが、BバージョンであるOSR2 以上のWindows95が必要な他に、マイクロソフトが供給するUSBドライバーが必要と なるがOSR2.1のBバージョンやCバージョンのWindows95には標準添付となっている。
 このAtermIT65ProDSUではUSB端子が標準装備され、RS−232Cを使用しないで 高速シリアル通信が可能となっている。
 しかしUSB端子でのインターネットは可能であるが、ファームウェアのバージョン アップだけはRS−232Cでないとできない為に、結局は接続しておく必要が有る。  そのUSB端子の下に有るのがRS−232Cコネクターで、25ピン同士のケーブルが 標準添付されAT互換機用には付属の9ピンから25ピンへの変換コネクターを利用する 必要が有り、PCリアパネルから大きく飛び出す事からDOS/V用のRS−232C ケーブルを別途購入しておいた方が良いだろう。
 3つのアナログポートがある左側にはS点ユニットが標準で実装されており、 別ページで紹介しているTAを拡張する 【ホームネットワーク】 や、直接PCでISDNを接続する 【AtermIB55Pro】 で紹介しているTAカード等を接続するポートである。
 そのISDNポートの真下でRS−232Cポートの左側に有るコネクターが 電話局から来る局線を接続するポートである。



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