20素子スタックでの設置


◆部材について
 下図が今回20素子2本で実験するに当たって用意した全機材 で、以前の1.8mマストの他に更にミキサーやアンテナブース タは別マストに取り付けて、2本のアンテナからアンテナケーブ ルが等長になる様にする為に、別途1.2mマストと屋根馬もも う1セット用意した。
 更に追加した屋根馬はホームセンターより購入した為に、最初 の時と同様な塗装タイプを用意した為に、左下図の様に2色の屋 根馬がある。
 この屋根馬の袋を開けて良く見てみると、右下図の様に塩害対 策用の屋根馬の方が塗装と言うかメッキにムラがあり、古く錆び てしまった物に再処理したかの様に凹凸がある。
 この2つの屋根馬を比較してみると、アンテナマストの挿し込 む部分の長さが異なっており、更に見てみるとマストを挿し込み 下部にあるストッパーピンの位置も下に下げてあり、塩害対策の 方がマストの位置が低くなりかなりの長さで支えられる事から、 塩害対策の以外にも強度アップとなっているのかどうかは不明で ある。
 
 アンテナマストは以前別ページの 【自宅の最西端での受信確認】 で紹介した屋外での受信確認で使用し残った物を用意した。
 その余ったアンテナマストが左下図の右側2本であるが、全長 が1.8mだった為に、ミキサーやアンテナブースタは低い位置 に取り付けたい事からも、左下図の左側にある1.2mのアンテ ナマストであるMZ−120も用意してみた。
 
 また、アンテナとミキサーにアンテナブースタを接続する為の 同軸ケーブルも必要になるが、以前購入した1箱物が残っていた が屋外に設置する際に残しておく為に右上図の様に別途切り売り でホームセンターから調達した。
 当然であるが、この同軸ケーブルに使用する為のF型コネクタ ーも数個用意しておき、万が一付属のコネクターが破損した場合 に備えておく様にする。
 
 そして受信確認用としては上図の様な地デジチューナと14イ ンチのテレビを用意した。
 このアンテナを設置している部屋には各部屋に出ているアンテ ナコネクターと同じ系統の物が付いている為に、アンテナから直 接接続して確認するのではなく、他の部屋と同様に送り出し用の アンテナブースタを通した後で分岐と分配を行った信号が来てい る。
 その為に、他の部屋と全く同条件の下で受信確認ができる様に なっている事から、アンテナから直接接続した際には受信できて いても本来の接続にした際に受信できなくなってしまうと言う事 が無い様になっている。

◆アンテナマストの設置
 今回は2本の20素子アンテナを同軸上と別々のマストに設置 してと色々実験できる様に、左下図の様に手前にある2つのアン テナ用の屋根馬と、後ろ側に見える塩害対策用のシルバーカラー の屋根馬にはミキサーとアンテナブースタを取り付ける様にする 。
 
 アンテナマストは前にも説明した様に、アンテナ用には1.8 mのMZ−180を使用し、ミキサーとアンテナブースタ用には 1.2mのMZ−120を使用している。
 このアンテナマストの長さを比較してみると右上図の様に結構 差があり、実際に設置してみると右下図の様にアンテナの下側に 丁度良い高さとなる様である。
 

◆ミキサーの取り付け
 ミキサーはできるだけ2本のアンテナに近い所に設置してケー ブル長の影響を少なくする為に、専用に用意した1.2mマスト の先端に取り付ける事にする。
 
 アンテナマストへの取り付けは、通常ミキサー背面には左上図 の様に取付金具が折りたたまれて収納されている為に、使用する 際には2本の蝶ネジを緩めておき、右上図の様に蝶ネジの付いた ボルトを起こす様にする。
 このボルトはコの字型になっている為に、両側にある蝶ネジが 取り付けられたボルト部分が同時に動く様になっている事からも 、片側だけを無理に引っぱらず両側を同時に起こす様にする。
 特に、このボルトはプラプラしない様に収納側と起立側で固定 される構造となっている為に、この固定機構部分にカチッと引っ 掛かるまで起こす事になる為に、片側だけを無理に起こすとボル トが変形してしまう可能性がある。
 この取付金具を起こすと右上図の様に金具の片側がU字型の溝 になっている事から簡単に取り外せる様になっている。
 
 その為に取付金具の片側を取り外しておき、その開いた部分か ら右上図の様にアンテナマストにセットして、蝶ネジを左右均等 に締め付けるだけで取り付けが完成する。
 この場合に蝶ネジを片側だけ極端に締め付けてしまうと、ボル ト部分が変形してしまったりネジ溝に取付金具が食い込んでしま う等して、正常な取り付け位置に修正使用しても上手く行かなく なってしまう可能性がある。
 その為に、取り付け時には左右の蝶ネジが均等に締め付けられ る様に、アンテナマストを挟み込む金具がミキサー本体と平行を 保つ様に少しずつ左右を締め付ける様にする。

◆ブースタの取り付け
 アンテナブースタの取り付けも上記で説明したミキサーと全く 同様の構造になっている為に、上記のミキサーの取り付け説明を 参考にして取り付けて頂きたい。
 
 取り付け位置の注意点としては、ミキサーとは違いアンテナブ ースタは増幅回路等が搭載されている為に、アンテナに近いとい くら全体がシールドされているからと言えどもそのシールド自体 がアンテナとなってしまいアンテナへと影響を与えてしまう。
 最悪の場合には自分の入力を増幅した物がアンテナに戻ってし まい、そこで発振状態になり全く受信できなくなってしまう可能 性もある。
 
 アンテナブースタの取扱説明書では1m以上の間隔が必要とあ るが、できるだけ遠ざけた方が良い為に今回は上図の様にアンテ ナマストの一番下に取り付ける事にした。
 この位置であればアンテナを取り付けているアンテナマストが 1.8mの為に、0.3m下にアンテナを取り付けたとしても1 .5mとなる為に指定よりも0.5m離す事ができるだろう。

◆アンテナの相違点
 今回追加で用意した20素子アンテナについては、別ページの 【追加購入部品について】 の最後でも説明した様に、運送中のトラブルによる製品の破損と 言うハプニングにも見舞われたが、ようやく代替品が届いたもの の実験する時期が遅れてしまった。
 
 早速、アンテナを組み立てようかと箱を開けて見ると、まず違 いに気付いたのが右上図の様な電波を受信する部分であるビーム ダイポールのケースカラーが赤から黒になっていた。
 もしかすると5素子アンテナの物と同じ物なのかと左下図の様 に比較してみると、図からもわかる様にエレメントの長さが異な り元々の20素子と同じ長さな為に、ケースの色が違ったものの エレメント長は20素子用だと言う事がわかる。
 
 更に反射板も右上図の様に異なっており、上下1枚当たりの大 きさは変っていない様であるが、反射板のメッシュ部分の間隔が 広くなっているのがわかるだろう。
 ビームダイポールは樹脂ケースの色が変わっただけだが、この 反射板は明らかに形状が違う為にどれだけ性能に影響するのかは 不明である。

◆アンテナの組み立て
 今回の20素子アンテナは以前にも全く同じ物を組み立ててい る為に、組み立ての詳細に関しては別ページにある 【アンテナの組み立て】 を参照して頂きたい。
 
 基本的には左上図の様に20素子アンテナではエレメント部分 は2分割となっており、既にエレメントは組み付けられている為 に、この2分割になっているエレメント部分を右上図の様にして 結合金具でつなぎ合わせるだけである。
 
 そして左上図の様に補強兼アンテナマスト取り付け部分を右上 図の様にエレメント前後の取付金具に挿し込んで固定する。
 
 あとは上図の様にアンテナマストへの固定金具の蝶ネジを十分 緩めておき、アンテナマストを挿し込めるだけの広さまで広げて おく様にする。

◆アンテナの接続
 従来使用していた20素子アンテナのケーブルは一旦アンテナ ブースタから取り外しおき、左下図の様にミキサーの2つある入 力のうちの一方に接続する。
 そしてミキサーの中央にある出力端子からアンテナブースタの 入力を接続する事により、従来通りの20素子1台だけでの受信 が可能となる。
 
 しかし、今回新しく用意したアンテナブースタでは電源が外付 けとなっている為に、左下図の様にして一旦アンテナブースタ用 の電源にあるアンテナ端子を中継する様にして接続する。
 
 あとは、新しく用意した20素子アンテナのビームダイポール に右上図の様に従来のビームダイポールに取り付けた同軸ケーブ ルと同じ長さのケーブルを取り付けておく。
 そしてこのビームダイポールをアンテナに取り付けて、ミキサ ーの空いているもう一方の入力に接続するだけで完成である。
 また、下図でもわかる様に反射板はかなり大きなサイズの為に 、取り付けてからアンテナを組み込むと周囲に接触し易く変形等 の破損を招く危険性がある事から、アンテナマストに全てを取り 付けてから一番最後に反射板を取り付けた方が良いだろう。
 とりあえずは上図の様に1本のアンテナマストに取り付けて実 験してみて、あまり効果が得られない場合には2本のマストへ別 々にアンテナを取り付けて実験してみる事にする。


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